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カテゴリ:たまにはマジメなハナシ
横浜市西区長が世にもアホな制度を提案して、市役所内でも話題になっているらしい そのアホな内容というのは 「職員によるご用聞き制度」 というやつだ。 それによると、職員が2人1チームになって、西区内の家を戸別訪問するらしい。 すでにマニュアルもできていて、次のように話を切り出すらしい 「こんにちは。私たちは西区役所○○課の××と申します。今日は区民の皆様にご要望などを聞きに伺いました。何かご用はありますでしょうか?」 横浜市は平成22年までに、職員数を今より1700人(だったよな?)減らすという政策を掲げている。当然役所の職員数も減るわけ。 すでに政令指定都市の中で、人口に対する職員比率が最も低い横浜市。デスクワークだけでもてんやわんやだというのに、この上ふらふらと戸別訪問なんかする余裕がどこにあるというのだろう? しかも、現在では保育園や道路の土木事務所も区役所の管轄。保育士の場合は保育園の子どもをほったらかしてご用聞きにでかけなければならない。 「今度うちの子を保育園に入れたいのですが、どうしたらいいですか?担当の○○さんを出して欲しいのですが」と市民が道路を保護するための土木担当職員に相談に来たり、 「うちの前のサクラの木を切ってください」と保育士のところに依頼が来たりするんだろうなぁ・・・ すでに職員の間には、こんなブラックユーモアも飛び交っている。 このご用聞き制度、肝心の区長は提案するだけでなーんにもしない。まさに「手柄は自分へ、責任は職員へ」という中田市長の方針そのものだ。 市民の要望を聞くことは大事な仕事だとは思う。 しかし、職員数も削減になり、窓口に人が並んでいる状況で、職員数が足りずに窓口の日はトイレにも行かれない状況で、わざわざ個別訪問までする必要はあるのだろうか? 「公務員は余程ヒマらしい。市民の税金でこんな無駄なことをして・・・」と市民から非難囂々になるのは目に見えている。 家にいきなり役所の人間が「ご用はありませんか~?」と来たら、誰だってそう思うのが普通だろう。 あたしは公務員ではないけれど、やっぱり職員よりも区長や中田市長に頭にくる。 もっと効率よく税金を使ってほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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