Moteko Room/The 7th LAMP EXHIBITION/一居孝明展/ART de collector/ARTJAM 2006/polyphony/底/How are you, PHOTOGRAPHY?/反響する時間×反響する空間/現時展/中島英樹展/
prinzで「Moteko Room ~いつだってかわいくいたいモテたい~」をみてきました。南絵梨香という架空の19歳を性格や趣味、好みまで細かく設定し、絵梨香の部屋をギャラリーの中に作り上げていました。入るとそこは玄関の叩き。靴を脱いであがり、ユニットバスのドア(ドアの前にはバス用品がかごに入っていました)とキッチンの前を通ると、そこが絵梨香の部屋。フローリングの部屋はピンク一色。ベッドや本棚など様々なものが持ち込まれ、ベッドにはぬいぐるみや日記。本棚にはまんが。床にはファッション誌。それらすべてを8人の芸大2年生が共同で作り上げていました。他人の家に勝手に入り込んだようです。JARFOでは「The 7th LAMP EXHIBITION 富者の万灯より貧者の一灯」。30人が灯りをデザインして出品していました。ここに10月3日のホワイトキューブOSAKAのグループ展と9月28日のはねうさぎにも出品していた丸毛悠起子さんも参加していました。写真あり、平面あり、イラストあり、服あり、インスタレーションありの展覧会でした。丸毛さんの作品はホワイトキューブOSAKAと同じようにアクリルキューブでした。近づくとセンサーが働いてキューブの下に仕込んだライトがついて、作品が浮き上がります。ずっと見逃していた一居孝明展をみにart space東山へ。なかでは一居さんがお出迎えしてくれました。一点だけめずらしく風景がありました。「朽木街道」とタイトルがつけられた琵琶湖東岸の町の風景です。新聞(たしか?)の挿絵で描いたものを元にして作品にしたそうです。レジェンドシリーズ(?)は相変わらず冴えています。タイプライターに二眼レフ、真鍮の蛇口に、ワーゲンバス、フロッピーディスク。そして古いアップルコンピュータのキーボード。アップルは少しかわいそう。そうそうpranetは直っていませんでした。次にまわったのははねうさぎ。通りすぎるところだったんだけど、なにやってるか確かめようともどったところで、バイクに乗った巽さんに声をかけられる。ヘルメットかぶってたらわかりませんよ。「ART de collector」。若い作家に巽さんが声をかけて、一人70cmの幅で天井から床までを埋めていました。出品者の森山さんを紹介されて作品について話をしました。先週に引き続き潤井さんの作品もありました。その中の一点をもらうことにしました。京都文化博物館で「ARTJAM 2006」を見ました。1027組の応募者から選ばれた69組の作家が展示していました。内田文武さん、寺田めぐみさん、中島康雄さん、松本侑也さんがよかったです。内田文武さんは月曜にprinzで展覧会みたばかりですね。同時代では「polyphony-生きとし生けるものたちの旋律-」をみました。石井鈴さんと福島怜美さんの二人展です。福島さんは5月21日にimplant4でのグループ展でお会いしましたね。今日はほかのお客さんのお相手をしていたので失礼してしまいましたが。石井鈴さんの作品よかったですね。好きな絵です。次も楽しみです。チェックしておきたいと思います。ホワイトキューブKYOTOでは「底」。小池茉祐さんと吉田裕望さんの二人展です。陶器とイラストの作品です。陶器は手と上半身。釉のかかり方を少しづつ変えた形の同じ上半身が並んでいました。ギャラリーマロニエの5階、4階では「How are you, PHOTOGRAPHY?」をやっていました。3階では、「反響する時間×反響する空間」。仙石彬人さんと芦田陽介さんのコラボレートです。仙石さんのPLANTED BULBSとそれによって映し出される影を、芦田さんが撮影し縦に連続して一つの帯のように展示していました。たしかetw(川端)とD'sギャラリーでみさせてもらいましたね。ぎおんギャラリー八坂では「現時展」。茶谷剛史さんと横山隆俊さんの二人の学生の展覧会でした。応対してくれたのは横山さん、礼儀正しい青年でした。art zoneで「中島英樹展RE-CLEAR in the FOG」をみました。江寿画廊では、How are you, PHOTOGRAPHY?の「極彩秘宝館貳號棟」。今回の坪口さんは少しおとなし目です。別に、Aimaikidoriについて書こうと思う。