息をはくようにすごしたい

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• 室千草展/境界横断'06/野口琢郎展/岡普司展/あしおとあしあと/秋山淳展/AMP WEST/大高亨展/新田恭子展/染・清流館/小川興展/ミナコカワウチ展/花木ちひろ展/丸毛悠起子展他

  えっと、大阪芸大には、２両編成の近鉄南大阪線にえっちら乗って、駅からのバスでのどかな川や田園？を堪能して、ぶっかけうどんを食べに行ったんじゃないんですよ。徳島にうどん食べに行くこと考えたらまともかもしれないけど。室千草さんの展覧会をみに行ったのです。「室千草展 Behind the Eyes」と題した映像インスタレーションでした。スクリーンの前後からプロジェクターで同じ？（少し位相がズレた？）映像が投影されていました。公園の木々が風でそよぐなかで、こちらを向いて一人立つ女性。Ｔシャツも、ジーンズも手も明らかに正面を向いているのだけど、顔をすっぽり長い髪で隠してしまっているので、顔だけが後ろを向いているようであり。何かありそうで、なさそうなリアルがそこにはありました。他にもスイス風？のアルプスの風景にはめ込まれた模型のような？滝の映像。リアルに作り込まずに、あえてズラしている？昔の妙な観光絵葉書のようなニセモノ。作られたリアル。床置きされたプロジェクターの前に立つと、これらの映像をふみつぶそうとする自分の足の影が、映像のなかに取り込まれていた意識が、一転して空間に引き戻される。これらの画面のなかで何が起きているのだろうと、問い掛ける目とこれらをありのまま受け入れようと指令する脳。なかなかの体験でした。さてさて、小旅行ののち、ナジックスクエアへランドスケープを専攻する大学院生たちの展覧会「境界横断'06 Synchro-Landscape」をのぞいてきました。新・都ホテルのアクアクリスタルのデザイン解析など、デザインの展覧会にはなかなか遭遇しないのですが、面白かったです。小米庵の「野口琢郎箔画展」は、漆や陶器に箔で抽象的な画面を構成した作品が並んでいました。カウンターがあってお茶もできる民家の雰囲気も加わって、なかなかいい感じを醸し出していました。野口さんは学生時代は油画を専攻していて、いまは家業の箔屋を継いでいらっしゃるそうです。ARTISLONGの中央には、大きな石の波状のベースとその上にチップを敷いて、これを叩き、つぶしてパルプにする石の道具（絶対持てない大きさ）が置いてありました。「岡普司 TOOL - ROOT / PAPER WITH STONE展」です。周辺の壁には、中央の大きなパルプにする道具を中心として円周上に実際の石の道具が置かれていました。石のベースの波状の部分には、パルプがこびりついた痕跡が残り、壁面には平面となった粗野なパルプが展示してありました。紙を作るという行為と道具に着目した展覧会でした。額縁屋さんがやっているヤマモトギャラリーでは、版画とドローイングの展覧会「あしおと あしあと」をやっていました。大学院生（M1）の後藤優子さんと学部4年生の佐藤友紀さん、松本高志さんのグループ展です。版画っていいですよね。油のように重くなく、軽やかな感じが好きですねぇ。やってる本人たちは何にとりつかれて版画を始めたのでしょうね。射手座では、同じく大学院生（M1）の秋山淳さんの個展「まる、しかく 秋山淳個展」がひらかれていました。日本画なのですが、非常にカラフルな絵です。油をやっている方ではこういった絵を描かれる方いらっしゃいますけど、最近の傾向なのでしょうか、日本画やっている若い方にもちらほら見られますよね。人物より、植物、風景をもっともっと見せて欲しいなぁ、と個人的には思っています。よろしく。射手座の界隈は、なかむら、中井、ギャラリー三条とたくさんあるのですが、まだまだ先があるので、パスをして、ARTZONEに顔を出しました。1階では「ポートフォリオ展」（なんと若手作家のポートフォリオだけが大量に並んでいます。図書室のようです）。そして2階では選抜された7人の若手作家の作品展示「AMP展」が行われていました。AMPって何って思って、リーフレットを読んでみると、Art Management Programの略だそうです。なんでも略するのって、どうなんでしょう。身内意識というか形にこだわるというか、わかりやすくしてくださいよぉ。選抜された7人は、明石雄さん、泉卓志さん、岡林真由子さん、佐々田南緒さん、山本努さん、悠久斎さん、Suncityさん。アクリルにグラインダーで絵をかく山本努さんの仕事になぜかひかれますねぇ。人ごみかきわけて河原町通りをつきすすみギャラリーギャラリーにやっとの思いでたどりつき、「大高亨個展」をのぞきました。大高さんがトーンを上げ気味で、何やら技法を来ていた人たちに熱心に説明していました。テクニークのことは聞いてもわからないので(^^ゞ、話しはうわのそらですが、生地に浮かぶ雲のようなほわほわとした部分、気持ち良さそうですね。これをやるのに機の隣りに陣取って、横糸替えさせるんだよぉっていっていましたが、その切迫感、厳しさと表現されるもののギャップがおもしろいですねぇ。隣りの部屋では「pocket networks 新田恭子個展」をやっていました。レースのような糸で紡いだポケットたちです。一筆書きのようにポケットがたくさんある服？でした。ギャラリーギャラリーは染織の展覧会を数多くやってくれるギャラリーさんなのですが、日曜やっていないのと18時で閉まってしまうので、なかなか大変なんですよね。染織の展覧会で思い出しましたが、新聞に「染・清流館」が10月3日にオープンって書いてありましたね。ずっと染・清流展を目黒美術館と京都市美術館で続けてきた大松さんですね。まだまだがんばってますね、京都の染織屋さんも。今度行ってみようと思います。ギャラリーギャラリーの向かい側の高島屋京都店で、「小川興陶磁展」をやっていました。大学や大学院では彫刻をやっていた小川さんですが、いまではお父さんの小川文齋さんと同じ道を歩んでいます。彫刻のときより陶器の方がいいですよ。彫刻での造形の仕事がいまに活きているのでしょうね。大きな花瓶等より、小さな器がたのしいです。高島屋に行ったら大丸にも行かないといけません。八坂さん、東寺さんと並んで唯一「さん」づけの百貨店ですから。というわけで、大丸京都店（きょうと「みせ」なんですよ）では、「Fine Scenes in Japan ミナコ カワウチ 版画展」をみてきました。朝日新聞京都版の紙面を飾っている版画の数々が展示されていました。シンプルな図案がさわやかでした。神宮道のはねうさぎでは、「花木ちひろ展 守るために」「それはそんな日で 丸毛悠起子展」「浜田翠展」をやっていました。花木ちひろさんと丸毛悠起子さんは3年前に彫刻を卒業した若き作家さん。花木さんに「卒業したあと、いまは何されているんですか」って聞いたら、「普通の仕事をしてます」っと返答。そこへすかさず、オーナーの巽育子さんが「そうじゃないでしょ。作家ですって胸はりなさい。制作することに決めたんでしょ。食べるために仕事もするけど、作家でやっていくって話したばかりじゃない」とはっぱかけられてました。がんばれぇ。粟田口のギャラリーすずきでは、「北條ヒロト solo exhibition invisible time」をやっていました。大学院M2の北條裕人さんの作品は大きなタイヤのような陶器でした。自重からかその大きな塊はたわみ、ゴムのようにやわらかな印象をもたらします。って本人に話したら、実際に指で押して、本当にやわらかいんですよぉですって。どこでみたのか忘れていたのですが、9月2日に行ったアートコートにあったのですね。北條さんに言われて思い出しました。本日の仕上げは、プリンツの「大人⇔子供」です。写真部の発表でした。2期にわかれていて、今回の出品者は星川真子さん、古藤淳子さん、佐野将宏さん、河野早紀さん、山内郁子さんの5人です。星川さん、古藤さんが3年生で、他は1年生。最近は1年生の夏休みにグループ展や個展をする人が増えてきているようですね。度胸があるというか、頼もしい限りです。

  2006.09.30

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• 今日のお昼は大阪芸大の学食

  朝抜きなのでブランチ！のわりにはお洒落じゃなーい。はるばる南河内まで小旅行気分なのに。頼んだのは冷やしぶっかけうどん370円。学食にしてはたかぁい！でもうずらの生たまごが入ってた。学校では、生たまごは食中毒を恐れて使わないらしい。勇気ある！がんばれ。うどんもこしがあっておいしかったから、値段はまぁかんべんしてやろう。えらそう？キャンパス内には、軽食も含めて、たくさん食事するところがあった。全部まわってからにすればよかった。

  2006.09.30

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• 萱野一丁目でバイク事故

  交差点中央でバイクがぐちゃぐちゃになってた。かわいそう。原因はわからないけど気をつけてほしいなぁ。道路片側完全封鎖されてた。知り合いが一年前にバイクでなくなってるからリアル。そのときはクルマがセンターラインオーバーしてきて正面衝突。みんなほんと気をつけて。

  2006.09.28

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• アウトダフェ

  松田正隆さん作・演出のアウトダフェをみにＡＩ・ＨＡＬＬにきています。マレビトの会の舞台です。島式振動器官以来の作品です。もうすぐ始まるのでこれにて終了です。

  2006.09.28

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• 山崎まさよし

  山崎まさよしのコンサート行ってきましたぁ。オーガスタキャンプ以来です。よかったぁ。ライブ用にアレンジした曲がまたかっこいい～。しゃべりはべたなお兄ちゃんやけど、それも人間味があってい～。感動！

  2006.09.27

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• 巨大エレファントに立ち向かうカナブン戦隊隊長

  しばらくにらみ合いが続く。眼光鋭いカナブン戦隊隊長にたじろぐ巨大エレファント。しかし、心の広いカナブン戦隊隊長は、戦意を失った敵を攻撃することなく、戦場をあとにするのだった。

  2006.09.25

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• ARTCOM2006

  修学旅行生のメッカになりつつあるという噂？の「私のしごと館」に行ってきました。館の内外で芸大で彫刻、版画、テキスタイルを学ぶ学生たちの作品をみに行きました。写真は日花治子さんのSPACEです。まわりぶちの入ったL字型白壁です。２つの壁は空間を規定するわけですからSPACEはそんなところなのでしょうか。ただ、端部の処理が、まわりぶちも壁もきれいに垂直にカットされていますが、逆に削りとったような表現だったらどうなのでしょう。そこに存在しない削り取られた壁が現れてきて、もっと空間が意識できた気がするのですが。ギャラリーのような閉じた空間に置いた場合と、今回のような圧倒的なパワーを持っている屋外とでは、作品のありようって変わってきますよね。それから裏と表があっても面白いかなとも。日花さんは何を思ってこの作品を作ったのでしょうか。８月６日にマロニエで見させていただいた時の印象と少し違っているのは、やはり置かれている環境なのでしょうか。

  2006.09.24

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• 月明かりに照らされて

  ってことはなくて、本当は９月２４日１５時５６分です。阪神高速５号湾岸線の中島パーキングエリアからの眺めです。夕日ならきれいでしょうね。

  2006.09.24

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• こんばんは。京都の色白さん。夜もはえます。

  京都タワーってどうなのよって、昔は思ってましたが、見慣れてきたんでしょうね。妙に愛着を持ってしまってます。はい。

  2006.09.24

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• お墓参り/姜一鎬個人展/堀田円夏陶展/カフェアンデパンダン/1928ビル/The OMAMORI exhibition 2006/模様展/院展/パンリアル展/白井千尋展/荒井ゆきえ陶展/リラックマ

  今日はお墓参りです。お彼岸ですから。坂をえっちらのぼり、横目に「猿に注意」の看板を見ながらたどり着きました。見晴しはいいのですが、たまりません、この坂は。文句いってはいけませんね。お墓参りですから。それにしても草ってすごい生命力ですよね。1ヵ月ほどで結構はえてるんですよね。根っこから抜けぇっていわれそうですが、大変なんですもん。一部は見なかったことにして帰りました。ごめんなさい、ご先祖様。さて、お墓参りのあとは、いくつかギャラリーをまわりました。あとでちゃんと書くとして、忘れないようにメモだけしておこうかな。まずは同時代ギャラリーで展覧会を二つ。一つは平面の作品で姜一鎬さんの展覧会。もう一つは陶器。堀田円夏さんの白い陶器です。多孔質なんだけど、単純に空いているわけじゃなくて、穴の断面が層になって微妙にずれていました。多孔質の器の外側に、少しずらしてもう一つ薄い多孔質の器を貼付けた感じです。わからないかなぁ。お昼はカフェアンデパンダンです。席に座る前に、まず、注文して、会計を済ませます。2回目だけど、やっぱり忘れてた。前の人がやっているの見て、思い出した。うっ、いなかもんじゃぁ。タイ風（だったかな？）のご飯ランチです。レモングラスが入ってておいしかったです。700円ちょっとでした。でもランチプレートは580円ぐらいで、もっと盛り沢山な感じでした。食べてないけど、そっちのほうがお値打ちかも。ところで同時代ギャラリーとカフェアンデパンダンが入っている1928ビルは、京都市の登録有形文化財になっている由緒正しい？ビルなんだって。もともと毎日新聞社の社屋だったんだって。マロニエでは、The OMAMORI exhibition 2006というお守りをテーマに32人が小品を出していました。完成度の高い小品が、しかもいろんな作家の作品が並ぶのって楽しいですね。プリンツでは、芸大の1年生3人が展覧会してました。黒田実里さん、中井佑美さん、東香里さん。イラストなどの展示作品もいいけど（1年生とは思えない。高校の時からがんばってるんだね）、ギャラリーの壁に直接書き込んだイラストがとってもよかった。のびのびしてて。おっきいとこに書くのってきもちいいんだろうね。京都市美術館では、まだルーブル美術館展をやっていますが、2度行く程お金持ちではないので、今日は院展です。やっぱり院展はすごいですねぇ。何がって、絵ですよ。山田伸さんのオランウータンと草木の絵が賞をとってました。特待推挙？されてました。京都市美術館では、パンリアル展もやってました。明日までですが、この日だけ特別に無料です。って狙っていったんですけどね。やっぱりちゃんと調べてないと損しちゃいますよね。京都市美術館近くの恵風では白井千尋さんの木彫の展覧会でした。木を削り出すというより、いろんな木を組み合わせて造形していく作歌さんで、すごい現代的な香がします（どんな香りなんでしょうね）。一つひとつの素材は滑らかに磨かれ、それが自然の素材であることを忘れてしまうほどの仕上がりになっています。高島屋では荒井ゆきえさんの陶器の展覧会を見てきました。きれいなあわいブルーの作品がなかなか見ていて、にっこりしてしまいました。関係ありませんが、高島屋はいつのまにか売り場が変わっていて困りました。文具売り場で手帳用の小さなシャーペンとリラックマのシールを買いました（ぎゃひ）。帰って文具に名前代わりに黄色い鳥のシールを貼りました！これで行方不明になっても捜索できるぞ！

  2006.09.23

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• YUKA ETO RING 2

  怪奇ものの展覧会かぁ！ってちょっとだけ思ってR・P galleryのぞくと、そこは江藤由夏さんの鉛筆画の展覧会でした。日本画をかくための精細なデッサンというより、面を削っていくような大胆な、だからこそ素直な感じのする鉛筆画（そっかだから「鉛筆デッサン」っていってないのか。いまごろ気がついた）でした。そこに置いてあった本人のコメントに「昼寝をしている我猫たちをみて、心やすらいだり、（中略）きれいなもの、汚れているもの、いろいろあるけれど、生まれてくるのは、すべて、人の心からです」って、あった。あぁ、そんな絵だったなぁ。

  2006.09.18

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• 空港に沈む夕陽

  空がひらけているところにいくと気持ちがいいですよね。家のすきまから見える縦型の空ばかり見ているからほっとします。

  2006.09.18

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• 汎具象展/ルーブル美術館展

  京都市美術館へ第25回汎具象展を見に行きました。本日のお目当ては西山愛美さんです。「馳せる」で特待賞を受賞されていました。具象は具象なのでしょうが、写実的なそれとは違います。遠くの焦点にふるさとの山でしょうか。手前画面左の複雑な枝をはった木がバランスを保っています。中間は川原でしょうか、草原でしょうか、空間が奥行きを作っています。その間を白い雪のような風のような生命のマスが流れていっているようです。白と黒の画面をベースに敷いた青が引き締めていました。以前の青、紫の切迫した強い雰囲気が少しやわらいできていました（しかし依然として力強い）、この一年いい感じで過ごしているんでしょうね。ついでといってはなんですが、ルーブル美術館展ものぞいてきました。出品リストによると作品は134点。どちらかというとあっというまに終わった感じです。ついでにいったので、疲れず、ちょうどいいボリュームでした。さすがに彫刻はすごいですね。とかげを殺すアポロンのおしりからももなんかすっごいきれいでした。でもボルゲーゼのアレスのおしりは、ちょっとやりすぎって感じにもりあがっていて気持ち悪かったです。えぐい。

  2006.09.17

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• STAIRS/Art Camp/スヌーピーライフデザイン展/HARAHARA展/グループ礫展

  海岸通ギャラリーＣＡＳＯにやってきました。STAIRS at Contemporary Art Space Osakaの後期プログラムをみるためです（前期は8/22-9/2まででした）。お目当ては松本裕さんです。電話帳で無作為に抽出した人に、自分の写真を同封したお手紙を書き、相手の写真を送ってもらい、それらを構成して展示をするという企画のようでした。けど、そこに並んでいたのは、おじいちゃんやおばあちゃん（と勝手に決め付けてはいけませんねぇ。だって写真もないし、年齢も書いてなかったのですから）からの書がいくつか並んでいました。写真はありませんでした。書をやっている人口が多いってことなのでしょうか。「おぉ、若いもんが展覧会やるっていうなら、あたしの写真じゃなくて、ちょっと自慢の書を送るから、それを展示しておくれ！」って感じなのでしょうか。きっと、返送されてきた手紙たちをみて、「やられたぁ！」って叫んだんでしょうね、松本さん。CASOまで行ったら、Gallery Yamaguchi Kunst-Bauに行かなければなりません。ここではArt Camp in Kunst-Bauの第4期が開催されていました（第1期は7/29-8/10、第2期は8/12-8/24、第3期は8/26-9/7でした）。井上奈緒さんの作品を中心にみてきました。白い机や椅子、引出しに紙を重ねて立体オブジェ（昆虫風！）を作っていました。白と昆虫（？）が微妙なバランスをとった独特な世界がそこにはあるのですが、樹脂で造形した上に紙を重ねているものもあり、すべて紙で作り込んで欲しかったなぁ、なんて心のなかで、わがままいいながら後にしました。さて、このArt Camp in Kunst-Bauの第4期は、お隣りのサントリーミュージアム天保山も展示会場となっていました。作品はアプローチの外部階段の途中や外部のピロティ、チケットセンターの前室、ミュージアムショップの周辺やエレベーター前、そして４階、５階の階段踊り場、ルーフテラスなどに展示されていました。すべて無料でたどりつくことができるエリアです（サントリーミュージアムの構造を熟知していないとわかりにくい場所もあり、あえて「たどりつく」という単語を使いました）。こちらのお目当ては寺井瑠美さんです。和紙で雲や風景を作り、海をのぞむサントリーミュージアムのテラスの窓をキャンバスにして、外部の風景と一体となるインスタレーションを展開していました。さわやかな印象です。サントリーミュージアムではスヌーピーライフデザイン展をやっていたので、こちらものぞいてきました。スヌーピーグッズの展覧会だと思っていたら、違っておりました。いろんな現代アーティストがスヌーピーをモチーフとして作品を出品していました。草間彌生さんや生意気から、クラインダイサムやみかんぐみ、そしてメーカーと様々な作品が並んでいました。メーカーの方は……でしたが。でも楽しかったです。そこから少し大阪の中心にもどって、アートギャラリーそらへ行きました。こちらはHARAHARA展というイラストの展覧会でした。ラフラクガキと銘打ってありました。野原恵璃さんと上原未来さんのメモなどのラクガキが切り抜かれていたり、カードが展示されています。どれもゆるーい感じがとても癒されるいい空間でした。空掘商店街のはずれにあって、下町の雰囲気とピッタリでした。本日のラストは、ギャラリー中井でやっている展覧会です。山下雅己さんが参加しているグループ展です。いつもは神戸でやっている画塾の先生とその教え子たちの展覧会ですが、今回は京都でやっていました。山下さんの絵は、その葉の質感、存在感が特徴なのですが、今回は、平城京の風景をかいた絵が一点はいってました。いつもなら庭の木をモチーフに一枚一枚の葉をしっかり描き込むのですが、この平城京は、全体の風景をひいてかいているので、タッチもまったく違います。低いところにある草は刷毛目を生かした表現ですし、やはりモチーフが変わると表現も変わっておもしろかったです。本人も「わし、風景かいてるわぁ」って感心したっていってましたが、違うものをかくとやっぱり新鮮ですごく勉強になるっていってました。いまの自分に満足することなく、いろいろチャレンジするんですね。見習わないとって妙に納得してしまいました。

  2006.09.12

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• キティちゃんかわいそ～

  目あけてられないってつぶやいてました。ところで事故のとき最初に犠牲になるのは誰？これっていわゆる一つのはりつけ？

  2006.09.12

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• 越後妻有トリエンナーレ

  長かった越後妻有トリエンナーレも今週末で終わりです。7月23日からだから、ずっとやってるぐらいの感じだったので、気がつくともう終っちゃうんだって印象です。日比野さんみたいに、会期中以外も定期的に地元とかかわっている人も多いようなので、実は終りじゃないんだなって。やっぱり一流のアーティストは行動も一流ですねぇ。なんかそういうとこすごくいいですね。

  2006.09.08

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• 稲刈り

  今日は稲刈りの手伝いをさせてもらいました。といっても終わる頃行ったので見たという方が正確なんですけどね。天気も良くきれいに晴れて、山の緑と稲穂の黄と空の青さをバックに白い雲がもくもくとしてて最高でした。山が近いっていいですねぇ。

  2006.09.08

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• 5人展/Life is beautiful/Creation

  民博に行く途中、ギャラリーカフェふじひらでやっている５人展をのぞきました。ふじひらは「歴史街道～ロマンへの扉～」で８月２５日にも紹介されていましたが、戦時中の陶製手榴弾を一輪挿として復元して、戦争の苦しみを多くの人に知ってもらおうと展示会を開いたところです。ここの３階で芸大の学生（３年生）が展覧会をやっていました。油と版画の学生でした。いろんな技法をためして、自分の表現の幅を広げようと四苦八苦していると話してました。若い頃の苦労は背負ってでもするんだよぉ～。お茶ありがとう。夜は、プリンツでやっている写真展をのぞいてきました。こちらも芸大の学生（２年生）の個展です。写真の展覧会みてると、自分でも撮りたくなっちゃうんですよね。実はここには昨日も11時半と12時半に行ったのですが、閉まってたんですよね。晴れの個展なんだから、時間には開けないとだめですよぉ。そして、最後はギャラリーアンフェール（恵文社一乗寺店にあります）で５人展をみてきました。ガラス、イラスト、帽子、アクセサリーとさまざまな作品でした。５人は、高校卒業したあとの画塾（美術予備校みたいなもの）で一緒になった友達で、その後の進路もみんなバラバラだそうです。でもそれから１０年近くたって、いまだに交流しながらこうやってグループ展やっていて、いいですね、友達って。

  2006.09.06

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• 本日の最安値

  やす！ 本日の特価だそうです。セルフでした。

  2006.09.06

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• ●●の窓

  民博ですよぉ。正解は。変わってますねぇ。作：黒川紀章さんです。

  2006.09.06

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• 更紗今昔物語

  明日から更紗今昔物語展です。今日は先立って内覧会でした。更紗の森でした。迫力ありましたぁ。工事現場の単管と更紗だけの展示です。単管もまるでジャングルの木のように生命力をもっているようでした。その先には見事な更紗の実り（葉）が咲き乱れていました。中央にいる黒の上下の人が、展示をまとめたボスの大野木啓人さん。

  2006.09.06

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• 国立民族学博物館

  なんか仰々しいですね。神殿をモチーフにしているのでしょうか。

  2006.09.06

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• 市瀬博之のしごと

  夜、たまたまギャラリー恵風の近くを通ったので、時間も遅かったのですがのぞいてみました。去年９月に交通事故で亡くなった市瀬博之さん（当時大学院Ｍ２）の一周忌の作品展でした。初日だったので、大勢の人が彼を偲んで語り合っていました。絵もそうなのですが、亡くなる数日前に書かれたメッセージや詩が彼の誠実さを滲ませていて、とても残念です。彼の分まで、ここに集まった友達が輝いてほしいと思います。

  2006.09.05

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• 紋黄蝶？

  階段なのに水が流れていて、草花が咲いている！よく見るとちっちゃなタニシがたくさんいました。まんなか左にいる黄色いのは蝶です。紋白蝶の黄色の子。紋黄蝶？っていうのかなぁ？ウキーィ！

  2006.09.05

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• うつわ展

  高島屋京都店６階美術工芸サロンをのぞいてきました。京都芸術短期大学の陶芸コースを卒業した小寺さちよさんが展覧会をしていました。とてもかわいい（幼くも、キッチュでもない、ステキなかわいさです）器がたくさんでていました。さわやかないい感じの器です。この展覧会はイムラアートギャラリーが企画したもので、安富さんの個展を観にイムラに行った時、ＤＭをもらって発見しました。（友達の輪？）

  2006.09.03

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• イカタコキスキスタイカイ

  つただらけですねぇ。CAP HOUSEにはイカやら、タコやらたくさんおりましたわ。調子のってイカタコ体操してしまいました。菅佐智子さんの「イカタコリズム」です。手を振り、足踏み、手拍子とうっすら汗までかいてしまいました。すっかりのって（のせられて）しまいましたが、これを一人でやってる自分がこわい。もう少し引込み思案にならないと壊れていくかも。潤井一壮さんの「fish? fish」は写真にペインティングという彼の定番。いつもきれいな世界を見せてくれる。的場健太郎さんの「イカドン（squid改良型）」たちは、最上階３階つきあたり？の指令塔のような部屋にあり、窓から迎撃態勢に備えていました。「まじめな教授」の松井利夫さんの「海に還る」を最後まで見て、オチはとつぶやいてしまうのは、そもそもこちらの勘違いなのですよね。

  2006.09.03

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• 本日の比叡山

  あお しろ みどり気持ちいいですね。

  2006.09.03

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• 夜深景/レトルト、ケモノ/忠田愛/a little indication/Ｐ＆Ｅ

  イムラアートギャラリーの前（道路の反対側）に、安富洋貴さんがカメラを構えて立っていました。んで、通り過ぎるわけには行きません。写真撮影のお邪魔をして、一緒にイムラに。安富さんの個展の初日です。鉛筆で、夜やその中で灯る温かな光、水たまりに揺らぐ光、雨のなか戯れる傘をとても写実的にかきあげています。光や傘、椅子などそこに登場させるモチーフに人の気持ちを重ねあわせ、鉛筆というやわらなかで単色の素材を使って、温かさや光を表現していて、単に写実的ではないとこが好きです。そしてホワイトキューブＯＳＡＫＡに和出伸一さんを訪ねました。以前に制作した立体作品（どこか少しねじれた動物たち）を左側の壁面に展示し、その反対側に新たに制作した立体をわざとピントを甘くして撮影した写真が展示されています。その間にはそれらの立体の映像がモニター上でフラッシュのように次々と映し出され、正面の壁面には赤い紙から切り抜かれた動物たちがピンでとめられています。以前に制作した立体とコンセプトを素材に、新たな素材を混ぜて、熱を加えて調理して展示しましたって感じなんですか？レトルトって。そういえば今回の展覧会はリハビリですっていってましたよね。だからレトルトなんですよね。中之島をえっちら横断してギャラリー風までやってきました。こちらは忠田愛さんの個展です。日本画の大学院生ですが、土を使い、土壁の上に描くような画面です。フレスコ画の影響でしょうか、もうすでに日本画という枠にはおさまっていませんね。さて旅人は北堀江のマイナスケイプスまでやってきました。野瀬早苗さんと短大時代の友人との３人展です。初めて足を踏み入れたギャラリーでしたが、ガランとしたスチールの大きな箱の中にフロアがスキップ上に配置してあって、その風通しのよさと、リズムが妙に気持ちいい空間でした。誰の設計なのでしょう、とても興味があります。さてさて終着駅は、アートコートギャラリーです。第２回Ｐ＆Ｅをやっていました。Presentation & Exhibition @ ARTCOURT Gallery 2006です。全国から応募を募り、審査のうえ、若き作家がプレゼンテーションをするというものらしいです。お目当ては、下森明香さん、杉本萌さん、北條裕人さん、山本聖子さんの作品です。それぞれ立体、インスタレーションですが、下森さんはもともとは日本画を専攻していたので、どんどん自分のスタイルを作っていっているようで、２４～２５歳の若き作家たちのこれからが楽しみです。アートコートをのぞいた時は交流パーティの真っ最中で、みんなワインなんか飲んでましたが、そこはぐっとがまんして退散です。

  2006.09.02

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• 納涼

  夏の終わり

  2006.09.01

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• 朝顔さんも色がこくなってきました

  もうそろそろおしまいですかね

  2006.09.01

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• きゅうり！

  ポッチャリこどもやぁ

  2006.09.01

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• お地蔵さんの前に立ちはだかる君

  なにおしりあげているのさ

  2006.09.01

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• きょうの訪問者

  きみはだれ？

  2006.09.01

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• 遠ざかる記憶/ex-PRESS平林純展/Horizont: 下嶋知子展

  Prinzでは吉田俊雄さんと山本治之さんの写真展が行われていました。廃坑と漁師をずっと追いかけている方なのでしょうか。遠ざかる記憶と題して定着を図ろうとされているようです。廃坑にある建物の白黒写真（すべて白黒なのですが）が、なぜか静かで非常にきれいだったです。失われたものへの郷愁というより、田舎の牧歌的な愛情が湧き出てしまうのは、私だけぇ(^^ゞ　いいなぁと思っただけなので、デリカシーのない人なんて思わないでくださいね。ギャラリー恵風では平林純さんがオレンジ！の絵を展示していました。大画面にロールシャッハのような、ガラスに顔を押し付けてその後を紙に定着させたような、顔や手のサーモグラフィーのような、顔の皮を剥いでキャンバスに貼り付けたような画面です。だんだん表現がきもい方向になっていますが、第一印象がロールシャッハで、じっくりみてたら皮を剥いだようにみえたので、気を悪くしないで下さい(__)ずっと鏡に映った自画像を歪めたりして、自画像の表面ではないところ（まわりくどい言い方ですが、簡単にいうと内部ですら）を描いてきた平林さんだから、皮膚から発する温度を定着させ、その向こうにある自分をそこに表現しようとしているんだろうなぁ、などとこじつけながらギャラリーでてきました。アートスペース虹は下嶋知子さんに会いにいきました。久しぶりに会いましたが相変わらず元気そうでなによりです。この前あったのは、T'POINTというデザイナーズ・ホテルで行われた展覧会stay with artでしたね。また今年も11月にやるそうですよ。そうですか、今回はHorizont、水平線、地平線ですか。雪原のような、海原のような生命感あふれるきらきらした空間は、やっぱりスノッブでしたね。人物をかいていたときと、モチーフや描く環境が変わっても根っこは変わらないのでしょうね。

  2006.08.31

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• NODA・MAP

  「この公演は東京公演のみです。」なんと悲しい響きにゃのでしょう。やさしさがたりにゃい。なんでだぁ。第12回公演ロープお知らせが届いた。みたいじょぉ。宮沢りえ、藤原竜也、渡辺えり子、宇梶剛士って、どうだうらやましいだりょうって言ってるみたいだじょ～。何をいってもひがみになりゅ。

  2006.08.31

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• タルタルのランチはお得でしたぁ

  きょうのランチは、ハンバーグとエビフライとポテトのソテーとサラダにライス、アイスコーヒーつき。で６００円！神様～ありがとう。しかもおいしい！ハンバーグからは肉汁が溢れ出し、エビフライに付いているマヨネーズにはエビ味噌がまぜてあって、すごいでしょ。でもおじさん、ご飯が少し固かったのとサラダの野菜はもっと水切ったほうがいいよー。でもお値打ち。これからもよろしくねぇ。ちなみにカウンターの後ろのレンガ壁に〇〇ステーキ1,600円だったけかな？て書いてあったけど、超おいしいんだろうなぁ。

  2006.08.31

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• まちなかの小さなスペースにも穂が

  なんですよね。もうちっさい秋？おっきな実り！

  2006.08.31

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• 生誕120年　富本憲吉展

  常設展に移動中にあまりに目の前の鳥居が大きかった（近かった？）ので、平安神宮ネタで終ってしまっていましたが、この日は京都国立近代美術館に「生誕120年　富本憲吉展」をみに行ってたのです。「工芸」にもっていた固定観念がゆらぎますね（というか誤った思い込みなんでしょうが）。これこそデザインですよ。すばらしいです。勉強になります。といってもデザインやっている人には当たり前のことなのかもしれませんが。自然の素材を図案化して、それをパターンにして面を作っていったり、曲面をパターンで埋める場合、スペースで調整せずに、パターン自身の大きさを円周に比例させて大きくすることで、曲面とパターンの大きさの変化を呼応させたり。うぅ～んとうなりながら会場をまわりました。工芸史とか少し勉強しようかなぁなんて、思うだけは思ってみました(^^ゞ

  2006.08.27

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• 平安神宮

  このあとから大雨降ってきて、みんな息を吹き返しています。

  2006.08.27

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• 中村勇大建築展/STAIRS/ART CAMP in Kunst-Bau 2006

  Early Galleryにお邪魔して、「中村勇大建築展→2005→」をみてきました。ここは写真の展覧会で何度か来たことがありますが、今回は建築家の展覧会です。図面、パース、スケッチ、3DCGによるプレゼンテーションで構成されていました。住宅の階段やスロープをフロアをつなぐ役割というより、ダイナミックに視覚が変化することを楽しむ「空間」として表現することが多い作家さんのようですが、今回の展覧会で展示されているプロジェクト（180年前の民家を使った現在計画中のプロジェクトだそうです）も、屋上まで縦横につながる通路と、屋上から望めるひらけた風景が特徴的な計画のようです（って、CGだから本当に経験してみないとわかんないって）。で、この日もCASOへ行ってきました。STAIRSと題した若手作家たちの展覧会です。前後期にわかれて開催されていて、この日は前期のほぼ中日でした。下森明香さん、伊東宣明さん、島さゆりさん他、15人で前期は構成されていました。下森さんは麻紙に無数の穴をあけ（というより焼いている？）そこにプロジェクター？の光を投影し、その影と手前の実態のある穴が一体となったインスタレーションを展開していました。あるのにない影。あるのにない穴。静物なのに、なぜか皮膚のような樹皮のような細胞のような生物の匂いのする作品。でした。伊東さんの作品は「人間の髪を使った戦時中の代用醤油」のプロセスの進行写真と人の頭とかが映ったDVDの映像と、なんとテーブルには醤油？と小皿と箸が置いてあって、漬物かなにかだと思いましたが、その醤油？を試すことができるようにセットがされていました。ちょっと、げろって感じです。本物の醤油なのかもしれませんが、もうダメです。辻田麦さんの紙を重ねて丸めて緑に塗ったキャベツたちのまわりには、出品作家？たちが大勢集まって、畑で収穫を祝うかのようにミニギャラリートークを本人としていました。17時からはレセプションパーティがあるということでしたが、それほど長いはできないので失礼させていただきました。さて、CASOに行ってここに行かないわけにはいかない（誰も怒りはしないのだが）Gallery Yamaguchi Kunst-Bauをのぞきました。ART CAMP in Kunst-Bau 2006 第3期の初日です（全部で第4期まで）。中組温子さん、今中久美子さん、どちらも現在大学院M2。デザインの領域からスタートして、油などの平面を中心としたコンテンポラリーアートの領域でその活動の幅を広げている作家です。なぜかどちらもみていてすっきり、気持ちがいい絵？でした。

  2006.08.26

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• アサヒアートフェスティバル2006

  またまた淡路島にやってきました。前回はお目当ての展示が見られなかったのでリベンジです。洲本公設市場でやっているフィッシングダイアリーなのですが、市場は木曜お休みだったんですね。Webに載ってなかったんだなぁ。まぁ今回は作家にも会えたので許しちゃいましょ。作家が淡路のあちこちで出会う釣り人や地域の人とコミュニケートしながら市場の壁面を作っていくっていうもので、なかなか興味深かったです。作家に教えてもらった淡路の食材にこだわるイタ飯屋さんは休憩中で残念！　再度リベンジです。近くの洲本芸術工房では若き作家たちが淡路の小学生とコラボで名前のついていないパントーンカラーに命名するっていうプロジェクトの展示をやっていました。恐るべし小学生でしたよ。夜は日の出亭でやっていた舞台をみてきました。大学生たちが戦前この日の出亭が料理旅館として使われていたのをモチーフにして芝居がうたれていました。客席は庭？なので上を見上げればすごい星です。近所のおばあちゃんや小さな子供たちがたくさん詰めかけていました。もちろん地元にお住まいの蚊のみなさんもいらっしゃっていたようです。約１ヵ月寝泊まりしながら芝居を作った学生たちは、差し入れを持ってきてくれたり、温かくよそ者の自分たちを受け入れてくれた島の人たちに感動していたようです。もちろん島の人たちも芝居を見終わって大きな拍手でした。いいですねぇ。こういうアートと生活との関わりって。

  2006.08.25

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• 津南ひまわり広場

  津南町沖ノ原台地にあるひまわり広場です。３年ぶりの妻有は津南町以外は十日町市になってしまい、津南町は孤軍奮闘って感じです。十日町市の各マップと違って白黒印刷（軽オフ？輪転機？）に赤ペンとオレンジマーカーと緑マーカー！手作り感たっぷりですごくわかりやすい。津南トリエンナーレセンターにいたおばちゃんが一生懸命で、ひまわり広場も一押しだったから足を伸ばしてみました。すっごいですね。

  2006.08.25

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• John Kormeling （テキストデザイン浅葉克己） 294ステップ イン プラン 松之山

  昼間も何回もこの前は通るのですが、写真はこの夜の場面だけです。じつはこれは松之山の観光？案内になっているのです。地図にそれぞれの名所が書かれているわけです。よく見ると、松之山温泉、美人林、キョロロ、夢の家が見えます。だから文字の配置は、位置を示しているわけです。しかも浅葉克己さんの文字です。

  2006.08.24

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• 森繁哉 248越後妻有芸能プロジェクト 松代

  １時間、休みない舞踊にはびっくりです。すごい運動量！　若い踊り手は汗びっちょりでした。このおうちの区長さんは、こんな山の中（松代の駅からクルマで３０～４０分。途中、村が３つぐらいありましたが、そのつきあたりです。なんと道は、この村で行き止まりで、その先はないのです）に大勢の人が来られた（２０～３０人いたでしょうか）んで感動して、踊っているあいだ中、みんなに日本酒をふるまっていました。３年に一度の大地の芸術祭にはこの東山のことを思い出して、山菜の頃には遊びにきてもらえれば歓待しますよとおっしゃっていました。７世帯１３人の小さな村ですが、とてもあったかな村でした。

  2006.08.24

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• 森繁哉 248越後妻有芸能プロジェクト 松代

  森繁哉さん（右）の隣りの女性、表情も声も表現力豊かでしたよ。びっくりです。

  2006.08.24

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• 森繁哉 248越後妻有芸能プロジェクト 松代

  本当は、おうちの前の道路で行われる予定だったのですが、この東山区長さんのお宅を見た森繁哉さんが、ぜひここでさせてほしいと懇願して実現したそうです。昔おこぜも来たというおうちだそうです。縁ですねぇ。

  2006.08.24

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• 森繁哉 248越後妻有芸能プロジェクト 松代

  これはプログラム1の松代道路劇場　踊るごぜ唄のなかの東山集落での一場面です。東山集落の区長さんのおうちで行われました。

  2006.08.24

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• 保科豊巳 204ぶなが池植物公園「マザーツリー空中庭園」 松代

  これも保科さんの物語の一つです。

  2006.08.23

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• 保科豊巳 204ぶなが池植物公園「マザーツリー空中庭園」 松代

  つたにからめとられているのが、砲弾？　保科さんの物語の一つです。

  2006.08.23

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• 彦坂尚嘉+《気》派 37田麦《とまとアートの館》物語 十日町

  明後日新聞編集長だった彦坂敏昭さんが参加されていました。

  2006.08.23

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