我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…はずれだ。

泡盛で沖縄焼きそばを食べようと思って出かけたのに、いつも以上に混んでいたのでパス。
そのまま汐留方面に向かい、銀座のはずれにある満留賀というそば屋に入った。

この店、何の変哲もない街のそば屋なのに次々と客がやってくる。
私の前に４人待ちだったが、ひとりならすぐ入れるというのでここにした。

天丼ともりのセットを注文すると、店のオヤジが「揚げ物は時間を頂くことになります。揚げ物の注文が溜まってるんでね。揚げ物じゃなけりゃ大丈夫なんですけどね。カレーセット、カルビ丼セットなんかどうです？」と、明らかに揚げ物は勘弁してくれという姿勢である。
気が進まなかったがカルビ丼に。カレーよりはまだ気分である。

が、…

私よりもずっと後に来た客に、天丼、カツ丼、カツカレーが運ばれていくではないか。
とにかく順番が滅茶苦茶。
店のオバサンたちもだいぶ混乱しているようだけど、昨日今日店を始めたわけじゃなし、このぐらいの混みようで慌てふためいてどうする。
厨房は気まぐれで注文を受けているのか。

とうとう、私が知る限り私より後に来た客６人が皆食べ始めるにいたって、店員に「まだか？」と不愉快に告げた。
店員は「聞いてくる」と言うだけで、「申し訳ありません」の一言もない。

ようやく出てきたカルビ丼は、どう見たって安い業務用のレトルトを温めただけ。

この店とは絶交だ。
これまでもほとんど縁はなかったが。


満腹？冗談じゃない（怒）