我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…


朝、荷物が届いた。
私たち夫婦の仲人が自分で作ったジャガイモや玉葱がダンボール一杯に詰まっていた。
ありがたいことである。

すぐにお礼の電話。
一時期は身体を壊し、随分と爺さんになっていたが、今日、声を聞いた限りではすっかり元気を取り戻したようだ。

結婚するときに偶々所属していた部の部長だったという理由で仲人をお願いした。
仕事の上では正直言って？？？
日中はウツラウツラしているか、大声でバカ話をしているばかり。
夕方になると飲みたそうな顔をして部内を歩き回り、「部長、今晩いかがですか？」と声が掛かると、「アフター５に部下と付き合うのも部長の仕事だからな。他の連中にも声を掛けておいてくれ」とニコニコ。
部長に付き合うのはいつも決まった顔ぶれだったが。

そんな調子なので、役員にはなれず、小さな子会社の社長に転出して数年後に完全リタイアした。

仲人じゃなければ、部を離れた時点で縁が切れていたように思う。
それが結婚して十数年になるのに、こうして自家製の農作物は届くし、年に１、２回は酒も飲む。仕事の関係が切れてしまうと、それはそれで楽しい飲み仲間だ。
今となっては良い人に仲人を頼んだと思える。
縁である。


本日の昼食は、素麺。
トッピングは、錦糸玉子、ハム、トマト、きつね、ネギ。冷蔵庫の中にあったもので間に合わせた。

食後は暑くて動く気にならない。

夕方になって買い物。それから少しだけ散歩。

夕食は、ゴーヤチャンプル、蒸し茄子のホタテたれ掛け、納豆ご飯。
食べれば食べられるのだけど、暑くて食べたい欲求がやや低下気味。


満腹、満腹