我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…

今日は個人的に会議デー。
ほとんど自分の席に座っていなかった。

昼休みもあまり時間の余裕はなかったが、だからこそゆっくりと食べたい。
気分的にゆっくりしたいならやはり沖縄料理だ。
というわけで、泡盛を覗いたのだけど、店内は満席だし、入り口の前にも数人の男がたむろしている。
泡盛は最近人気が高くてちっとも入れない。
その上、この店は客の回転が悪い。
集団で来ている客は大抵が食べ終わっても、だらだらおしゃべりを続けて席を立とうとしないのだ。
せわしない都会とは違う沖縄方式なのだろうか。

そしてこの店をパスすると選択肢が少ないのも難点だ。
成冨か大山。
ほかにもないわけじゃないのだが。
余り時間に余裕がないことを考慮して大山にした。
年季の入った店員が注文を忘れなければ、そんなに待たされることはない。

一応メニューを眺めた。
牡蠣フライは１１月から。
そういえばまだこの店で牡蠣フライを食べたことがなかったはずだ。
ちょっと高いが来月になったら食べにこよう。

で、結局はいつもどおりにオムライス。
上にかかったケチャップの量が多過ぎる気もしないでもないが、それでもやっぱり数ある銀座の洋食屋の中でここのオムライスが一番おいしい。
サラダもシャキシャキ。

この店、店員もコックも年寄りばかり。
あと何年、このオムライスを食べることができるのだろう。


長くウンザリする会議が終わって職場に戻ると、既に職場は閑散としていた。
どこか遠くに行きたいと思う今日この頃である。


満腹、満腹