我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も食った飲んだ。


目覚めると鼻の奥の調子はだいぶ良くなっていた。
とはいえ、念のため耳鼻科に行ってみた。

鼻からファイバースコープを入れて見てみましょうということになり、鼻の奥に麻酔やらなにやらいろんなものを吹き付けられ、器具を入れられているうちに、引っ掛かっていたものがすっと消えていく感じがあった。
のどの奥に落ちていった様子ではなく、その場で成仏したというのが一番しっくり来る表現だろう。

ファイバースコープの結果は、「何もありません。炎症も起きてませんよ」。
医者が笑った。
なんとも間抜けな私である。
それでも、これで安心したし、鼻もすっきりした。


昼食には、たらこスパゲッティを作った。

たらこをほぐして薄皮を取り、バターと混ぜ合わせ、そこに茹で上がったパスタを合わせる。後は青葱と削り節を散らしただけの簡単ランチ。
それに買ってきたチキンカツ少々とトマトサラダ。
トマトサラダも、適当な大きさに切って、ニンニク薄切り、オリーブオイルを和えて、塩で味を調えただけ。

食後、ベッドに横たわって新聞を読んでいたら眠くなって、そのまま目を閉じた。
気付いたらもう４時。

起き上がると、ちょっと早いが、夕飯の仕込みを始めた。
冷蔵庫の野菜室の中からキャベツ、白菜、人参、長葱、大根、ニンニクを取り出し、すべてをみじん切り。
ボールに入れて、紹興酒をカップ４分の１、塩大さじ半分を合わせ馴染ませる。
これをやると手が臭くなるんだよな。
ニンニクだけのにおいじゃない。
タクアンのようなにおいがするから、大根が臭いのだろうか。
炒めるときにギュッと水分を絞らなければならないので、２度手ににおいが付いてしまう。

というわけで、今夜はみじん切り野菜と挽肉の甜麺醤炒め。
唐辛子も加えるともっと美味しいと思うのだけど、娘が怒るので我慢。
他には、肉ワンタンスープ、揚げと青菜の炒め煮、煮豆、納豆、ご飯。


台風が近付いてきて、窓の外は荒れ模様だ。


満腹、満腹