我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…


出社するなり、昨日の昼食を共にした同僚たちと「あのトンカツには参ったね。でも、そう言いつつ、結局みんな完食したんだよなぁ」と盛り上がる。
私を含め今日顔を合わせた３人は皆まともに夕食を食べられなかったと言う。
恐るべし、青森トンカツ（たまたま昨日食べた店だけかもしれないけど）。

昨日の昼食と相殺して帳尻を合わせるが如く、今日のランチはうどんにした。
銀座コアの裏にある「手打ちうどんと海鮮の店 海ごはん」という店だ。
もう何年も前に一度だけ入ったことがあるが、印象は薄い。

そこそこ流行っているみたいだったので入ってみた。
うどん定食（たぶん）は、うどん各種とミニご飯各種を組み合わせられるらしい。
うどんの「各種」にはカレーうどんやチャンポンうどんなどもあった。
ご飯のほうは、ジャコ、穴子、明太子など。

私の選択は、秋刀魚押し寿司と温かいうどんのセット。
秋刀魚の押し寿司は焼いた秋刀魚が載っていて、特別美味しくもないが、そう悪くもない。
うどんはなんとも特徴がない。
手打ちというが冷凍うどんだと言われても分からないかも。
まあ、近頃の冷凍技術の高さは赤福で証明済みだから、決して悪口を書いているのではない。

赤福は、アウトレットショップを開いて、正直に「冷凍品ですが、品質はほとんど変わりありません」と説明して少し割安に売ったら、飛ぶように売れたと思うのだけどな。
お客に嘘をつくということがどれほど恐ろしい結果を招くか、想像したことがなかったのだろうか。
ブランドは一夜にしてならず、一夜にして崩れ去る。


満腹、満腹