我食べる、故に我あり ～ 中国の故事 （嘘）

あぁ、今日も…


娘が言うには梅雨入りしたらしい。
今日も雨の１日のようだ。
どこか遊びに連れて行って欲しいと娘が言うが、どこへ行きたいのか尋ねても答えがない。
車は嫌いだし、歩くのは面倒くさいというなら、家でゴロゴロするほかないのだ。


昼食は、穴子の炊き込み御飯、栃尾の油揚げ、味噌キュウリ。
油揚げは、中に青葱、削り節、納豆を混ぜ合わせたものを詰めて、フライパンで温めた。


出掛けるのは億劫だという結論に達した娘は、お菓子作りをして午後を過ごすことにしたという。
レシピをあれこれ眺めて、黒糖のサーターアンダギーに決めた。
私は助手としてレシピを読み上げるのと、揚げる係である。

案外と簡単だったが、もう少し黒糖の量を増やしても良かったかもしれない。
素朴な味に出来上がった。


夕方、読書をしているうちに、３０分ほど寝てしまった。
読んでいたのは、最近仕事で知り合った方から薦められた曽野綾子の「湖水誕生」だ。
巨大ダム建設を題材に、そこに関わる人々の人間模様が描かれている（と思う。まだ読み始めたばかり）。
今さら曽野綾子かとも思ったが、これがなかなか面白い。
最近の小説にはない骨太な文章であり題材だ。

と言いつつ居眠りしてしまったのでは説得力がないのだが。


夕食は、牛肉薄切りを塩胡椒をして焼いたもの、茄子炒め、トマト・キュウリ・セロリ・レタスのサラダ、納豆、ご飯。

さて、「湖水誕生」の続きを読もう。



満腹、満腹