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我食べる、故に我あり ~ 中国の故事 (嘘)

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2010年01月22日
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昨日から足利事件の再審公判の模様が盛んに報じられている。
有罪の決め手とされたDNA鑑定が誤っていたことが認められ、17年半の刑務所暮らしの末に犯人とされた方が釈放された事件だ。
冤罪で17年半もの日々を犯罪者として刑務所の中で暮らした無念は計り知れない。
安易に「気持ちは分かる」などと言うべきではないのだと思う。

しかしだ。
捜査当時の取調べのテープが法廷で再生され、特に産経新聞のWeb版に詳しく掲載されていたので読んでみたのだが、どうもピンと来ない。
確かに検事は時折厳しい口調で問い詰めることもあったようだが、検事が無実を知りながら罪をでっち上げた様子は少しも感じられない。
新聞には「執拗に尋ねた」などと書かれているが、質問にはっきりした答えが返ってこなければ、繰り返し容疑者に尋ねるのは検事として当然の行動に思える。

今日の法廷で証人に立った元検事に謝罪を求めたが謝罪しなかったと弁護側(被告側)は憤っていたが、再審法廷は(今回の事件では)無罪を確認する場であって、当時の捜査陣を追及する場ではない。
ところが、弁護側はひたすら元検事の吊るし上げに終始したように感じられる。
弁護士の方がよほど強引な尋問で謝罪を強要していたよう見えた。

17年半犯人として扱われてきた方が感情的になるのは理解できるが、弁護士までが一緒になって元検事を個人攻撃するような態度は、記事を読んでいて正直なところとても感じが悪い。
元検事も一言謝罪の言葉を述べても良かったのではないかとも思わないでもないが、おそらくは当時の立場、状況の中で自分の職務を果たしたという思いがあるのだろう。
そうであるならば、ここで謝罪してしまえば、今後の検察や警察の捜査に与える悪影響はとても大きいに違いない。
捜査時点での捜査技術や科学捜査が将来的に否定されるかも知れず、そうなったときに今回のように実名で吊るし上げられ、謝罪しなければならないとすれば、口を開かない容疑者の取調べなどよほどの志がなければできるものではない。
誰も罪人を作り出したいなんて思っていないはずだ。そう信じたい。(などと言うのは、鳩山首相チックな甘ちゃんだろうか?)


本題に入ろう。

今日のランチは中央区役所近くのフランス料理蜂の子。
フランス料理と言うが、少なくともランチタイムは「洋食屋」だ。
何年ぶりだろう。もう2年ぐらいは来ていなかったように思う。
1階の椅子席は満席で、初めて2階席に案内された。

1階の店の扉の横にある引き戸を開けると、小さな玄関で靴を脱ぎ、狭くて急な階段を上る。
すると、そこには大きなテーブル席があり、6,7人の女性の団体客が食事をしていて、そのうち何人かが私の方を見たので、一瞬ひるんで半歩後退りしてしまった。
後ろについてきた女性店員が「奥のお座敷にどうぞ」というので、女性客の視線を避けて奥に進む。

するとそこは、普通の民家の座敷そのものだった。
田舎の親戚の家の座敷に座っているような気分になる。

注文はCランチ。
ハンバーグ、コロッケ、オムライス、野菜のセットだ。
悪くないけど、かつての一丁目の煉瓦亭にははるかに及ばないなぁ。
ま、今はない店を懐かしんでみても詮無いことだ。

さて、それよりも、後から来たグループの会話が気になった。
時々この店に来ているらしい男がひとり。
連れは、初めてのようだ。
「僕がここでよく食べるのは、肉野菜と白スパなんだ。お薦めだよ」
白スパ?それっていったいどんなものなのだ?
と思ったら、男はきちんと解説してくれた(といっても、私に語ったのではなく、連れに説明したのだが)。
「白スパってのは、素のスパゲッティなんだけどバターで和えてあって結構美味しいんだ」

なるほど。
でも、肉野菜の方はどうなんだ?
これが普通の定食屋なら何も疑問はないが、ここは「フランス料理」と看板に掲げる店である。
定食屋の肉野菜炒めであるはずがない。

肉野菜と白スパを是非見てみたいと思ったのだが、結局私が食べ終わっても出てこなかったので、やむなく席を立った。

職場に戻ってネットで調べてみると、この店の肉野菜とは、肉と野菜をオリジナルのドミグラソースで煮込んだもののようだ。
ほかに、肉がレバーやソーセージに変わるバージョンもあるらしい。
さらには、白スパの上にレバー野菜を掛け、モッツァレラを載せてグラタン風に焼いた、レバグラというメニューもあることが判った。
うーん、食べてみたい。
食べてみたいと思う反面、この店は特別美味い店でもないんだよなぁとも思ってしまう。

ま、そのうち、ということで。



満腹、満腹









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最終更新日  2010年01月23日 11時40分13秒
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