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カテゴリ:中華
昨日、西安料理を食べた話を書いた後に思い出した。 西安にはかつて一度行ったことがある。 新婚旅行だ。 当時は新婚旅行で中国に行くと言うと「変わってるね」と言われたが、今はどうだろう? 上海万博も始まり、訪れる人も多いのではないだろうか。 とはいえ、私の周りで、北京オリンピックを見に行った人もいなければ、上海万博を見に行くという人も聞いたことがない。 それはさておき、今から17年前の西安は、はっきり言って田舎だった。 秦の始皇帝稜は、入口の前まで行ったが中には入らなかった。 ガイドが言うには丘があるだけだという。 門前市が並んでいて、キツネやウサギの毛皮がぶら下がっていたり、民族衣装などが売られていた。 ドライ・イチジクを買って食べた覚えがある。 その後に見た兵馬俑はすごかった。 日本人には考えもつかないスケールに度肝が抜かれた覚えがある。 日本人に限らず、あんなものを考え付く人間でなければ、天下統一はできないのだろう。 兵馬俑も見ごたえがあったが、西安の城壁の上に立って、シルクロードにまっすぐに延びる道を見たときには、「あぁ、この先がローマに続くのか」と昔NHKで見たシルクロードのテーマ音楽が頭に浮かんできて感動したものだ。 敦煌まで足を伸ばしたかったが、それはかなわなかった(予算の都合による)。 で、現地で何を食べたかと言うと、よく思い出せない。 夜は胡弓の演奏などを聴きながらフレンチだったような気がする。 昼は、街道沿いのレストランで、埃っぽい田舎料理を食べたように思う。 西安は乾いた土地で、米もできない。 行程表では、名物の餃子三昧だったはずだが、そこは中国だ。 予定通りには進まない。 妻に聞いてみたら、「麻婆豆腐を食べた」と言うが、それはその後に行った桂林でのことだったのではなかろうか。 もう一度中国の内陸部に行ってみたいとも思うのだけど、ここ数年の報道を見ると複雑な思いだ。 満腹? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月02日 22時12分20秒
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