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カテゴリ:麺・そば・パスタ
昨日てんやで安い天ぷらに懲りたはずなのに、今日の昼にはかき揚げそばが無性に食べたくなった。 が、しかし、かき揚げの載ったそばを出すそば屋は案外と少ない。 どうもあれは、月見そばやコロッケそば(よし田のコロッケそばではなく、普通の芋コロッケが載ったもの)同様に立ち食いそば屋のメニューであるらしい。 「仕方ない、小諸そばに行くか」と思った時に、思い出した。 歌舞伎そばに行ってみたのだ。 前に一度この店でかき揚げもりそばを食べた時に、今一つだったのだけど、一応かき揚げが名物で、歌舞伎座にあった時にはいつも行列ができていた店である。 もう一度食べてみれば、美味しく感じるかもしれない。 そんな淡い期待を抱いて行ったのだけど、やっぱり美味しくはなかった。 相変わらずかき揚げは硬いし、麺には香りが感じられず、つゆはまるで切れがなくってぼやけた印象しか残らない。 これならやっぱり小諸そばの方が格段に良い。 満腹? 蛇足 今日の国会で、菅総理は与謝野馨氏の入閣について問われ、「三顧の礼をもって迎えた」と答弁したらしい。 「三顧の礼」とは言うまでもなく、劉備が諸葛亮を自ら足を運んで迎えた故事に由来する。 よって、位の高い人が位の低い人を自ら頭を下げて迎え入れることを言う。 総理大臣が、最大野党を除名され弱小政党に身を寄せていた一議員を自ら声を掛けて内閣に迎え入れたのであるから、まさに「三顧の礼をもって迎えた」わけである。 しかしなぁ、それを総理自らが言っちゃダメだろう。 与謝野氏は主要閣僚を歴任した大物政治家である。 今は確かに菅さんが総理であり格上だけれど、だからといって与謝野さんを格下呼ばわりするのはあまりに失礼である。 周りの人間が菅さんの威光を高めるために、「与謝野氏を三顧の礼で迎えた」と言うのは構わないけど、総理の口から出る言葉ではない。 「政治家の武器は言葉だ」なんて、今は昔のことらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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