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カテゴリ:麺・そば・パスタ
広島城は別名を鯉城(りじょう)という。 姿かたちが鯉に似ているから、ということはないだろう。 お濠に見事な鯉が泳いでいたのだろうか? その鯉城を名乗る店がいつのまにか銀座に店を開いていた。 言うまでもなく、広島風お好み焼きの店だ。 で、行ってみた。 銀座と言っても、新橋の目と鼻の先。 並木通りの1本裏通りの飲み屋街にある。 夜なら華やかなのだろうけれど、昼は雑然と閑散が入り混じったやや疲れた空気が漂っているような場所だ。 ランチの看板が出ていてすぐに場所がわかったのだが、今日のサービスランチは天丼とかつ丼だと告げる貼り紙がしてあった。 おいおい、アイデンティティを忘れちゃいけないぜ。 お好み焼きで勝負しろよ。 店は2階にあり、ビルの入口に入ってみると、節電に加えて壁や床が黒御影石(風?)のせいでかなり暗い。 足元を確かめながら階段を上って見たのだが、そこは物置のようになっていてとても営業しているようには見えなかった。 おかしいな? 2階でもエレベーターを使うべきだったのかな。 再び薄暗い階段を恐々降りながら、ふと、「こんな暑い日にどうして鉄板の前に座らなくちゃならないんだ」と思ってしまったら、お好み焼きなんてどうでもよくなってしまった。 少し戻ったところに、そば屋があったのを思い出して、道を引き返した。 入ったのは銀座日航ホテルの裏手にある「かめや」という店だ。 またしても、立ち食いそば屋である。 そして、またまた、かき揚げそばを食べてしまった。 かき揚げに関してはボリュームもあるし、サクサク感もあってよろしい。 つゆはいささか醤油が効きすぎて辛い。 麺がおしいなぁ。 こしはまずまずあって、立ち食いとしては高レベルだが、ちょっと滑った感があるのだ。 茹でた後に十分に水でしごいていないからだろう。 滑り感がなければ小諸そばにもまけないのに。 それから、かき揚げそばが400円なのに、いなりが1個100円というのはバランスを欠いた値段設定のように思うのは、私だけだろうか。 とはいえ、悪くなかったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月24日 22時24分40秒
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