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カテゴリ:中華
もう、情けないやら腹立たしいやら。 京都の五山送り火にはじまった高田松原の松の話だ。 おさらいすると、なぜか大分の人が発案して、京都の五山送り火なんとか会がそれに乗っかったものの「放射能汚染の恐れ」と批判を受けて中止を決定。 ところが、今度は中止を非難されてやめるのをやめたら、薪から微量の放射線が検出されて、「やめるのやめるのやめーた」ということになった。 そしたら、成田山新勝寺がこの松を護摩焚きすると名乗り出て、「成田山は京都のヤワな連中とは違うぜ」と意気込んだのに、地元や首都圏の住民などから「放射性物質の影響が心配される松を燃やすことは許されない」などとする抗議の電話が約100件も相次いで、検査の結果微量でも放射線が検出されれば燃やさない方針に転換したらしい。 ま、首相ですら思い付きを記者会見で発表した翌日には、批判を受けて簡単に前言撤回してしまう世の中だから、伝統文化の保存会だろうが宗教団体だろうが「右に倣え」も仕方ない。 次の首相には、先を見通す想像力があって言ったことはやり通す信念を持った人に是非ともなってもらいたい。 そんな人がいたら、今の日本のていたらくはなかったのだろうけれど。 抗議の電話をする人たち… いや、これ以上書くのはやめておこう。 今日のランチは紅虎餃子房で茄子と豚肉の辛味炒めを食べた。 箸で持ち上げた茄子の一片がするりと皿に滑り落ち、赤い油が跳ねてシャツにシミを作った。 我ながら情けない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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