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カテゴリ:単身赴任
気が付けば、とっくの昔に年が改まり、それどころか立春も過ぎていた。 コメントをいただいていた皆さま、申し訳ございません。 深くお詫びいたします。 さて、少し前の日曜日のことだ。 ふらりと香川に出掛けた。 香川といえばうどんである。 うどん屋のお婆さんと私の会話だ。 婆:なんにします?(讃岐弁だったが私にはよくわからないので方言抜きで書く。以下同じ) 私:そうだな。天ぷらうどんにしようかな。 婆:あー、ごめんなさい。今日はてんぷらうどんがないのよ。日曜は天ぷらを揚げないから。 私:仕方ないね。それじゃ、かけうどんにこれを載せてくれる(と、カウンターにあった円盤状のさつま揚げを指差した)。 婆:かけうどんに天ぷらを載せるのね。どの天ぷらにする? 私:天ぷら、あるの? 婆:だから、日曜は天ぷらやってないのよ。それでどの天ぷらにするの? 私:???(戸惑いながらも、目の前のさつま揚げをもう一度指差した) 婆:なにも入ってない天ぷらにするのね。 私とて、西日本(の一部地域?)では、魚介や野菜に衣を付けて揚げたもの(一般的な「天ぷら」)も魚のすり身を揚げたもの(さつま揚げ、じゃこ天など)も、どちらも「天ぷら」と呼ぶことは知っていた。 しかし、実際に上述のような会話がなされると、まったくもってわけがわからない。 どちらも正確に同じイントネーションで「天ぷら」なのだ。 婆さんはどうやって使い分けているのだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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