天狗のいたずら
鞍馬寺に行ってみた。初めてである。仁王門の下の駐車場に車を停めたら、集金係の人が「ケーブルカーが修理で止まっているから、歩いて登らなきゃならないよ。3、40分かな?今日は暑いから気を付けてね」と。3、40分の登りなどなんてことない…と言えたのはずっと昔のことだ。今やちょっとした登りで心臓がバクバク、息切れがする。やれやれ。なんて言いながらも奥の院まで行ってみた。そりゃそうだ、ここまで来たら行くよ。奥の院にたどり着いたら10人余の人がいたのだけど、そのうち2人を除く全員が韓国語を話していた(ちなみに、残る2人は無言だった)。なんだか鞍馬の天狗にいたずらされているようで、落ち着かない。あまり長居せずに戻った。不快だったのではない。外国人だろうが日本人だろうがマナーやエチケットを守ってくれれば良い。奥の院にいた韓国人たちに問題はなかった(国会で野次を飛ばす総理大臣よりもずっと上品だ)。ま、今日は鞍馬寺はついでで、本来の目的地は鴨川の源流のひとつの、「京都最強の魔所」などと言われている場所。お寺の方ともいろいろと話をさせていただいた。是非とも再訪したい。