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テーマ:昨夜見た夢(26)
カテゴリ:夢
山の迫った海の近くの温泉の町に来ている。
数日間滞在しているので、もう見るものも無くなって観光するでもなくぶらぶらと狭い路地が入り組む町を歩いている。あちこちに何となく知り合いができていて、挨拶しながら路地を抜けて港に出た。港は潮が引いていて、海面がずいぶん低い。出稼ぎらしい中国人が何人か箱のような船に乗って黙々と作業をしている。 街角でお祭りをやっていた。顔見知りの子が神輿を担いでいたので、応援がてら参加する。 夕方、居酒屋で働いているお父さんが「昼間はどうもうちの子が世話になって」とわざわざやって来た。お礼に、と立派な雄の雉を抱いている 。自分は宿の逗留客なので潰すにも羽を毟る湯を入れるたらいも無ければ包丁も無い、と断ったのだが、なあに誰かに頼めばやってくれますよ、と雉を押し付けていった。 腕の中で雉は目をぱちくりさせながらじっとしている。雉の体の温かさが伝わってくる。 雉は食えば美味かろうが、これを自分が潰す気にはならんなあ、誰かに頼むのもなあ、と思いながらちょっと途方にくれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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