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カテゴリ:★水辺のビオトープ
はじめて田植えをしてから、90日が過ぎた。
下の写真は一昨日の、その稲の朝露。 朝露がついたくらいで、これほど下に垂れるのは良くない、とプロは言うかもしれない。 最近の水稲は成長も緩やかになってきた。 初心者ながら、今まで水稲栽培について思いついたことを記し、来年の糧にしておこう。 ●田植えが、5月12日。初めてのことで、かなりあわてている。 はじめての田植え日記 ●6月8日。密生の批判を受け、鉢を増設、株分けしながら試行錯誤。 6月8日の日記 ●7月2日。田植えから50日。 7月2日の日記 ●7月14日。中干し。 この辺から、プランター栽培でしかできない力業を試した。「土増し」だ。 なぜそうしたのか?「根が土の上に出ていたから。」 単純にそういうことだが、どうして細根が土の上に張り出すのかはわからないまま。 また、「中干し」の意味も理解できないまま。 7月14日の日記 ●7月29日成長記録。 7月29日の日記 以降梅雨が明け、連日晴天の日が続く。 出穂のために水が必要な時期だが、水切れを起こしたときもあったかもしれない。 プランターのビニールが破けているのだろうか漏水している。 8月10日以降はできる限り朝晩の2回潅水を実施。 ●8月13日の成長記録(田植え後約90日) 長形プランター 98cm 丸型プランター(小) 86cm 洗面器 88cm 丸型プランター(大) 95cm バケツ 82cm 水槽 73cm 陸稲 48cm 陸稲を除くと、身長はほぼ同じくらいに平均化してきた。 水槽の稲は、背丈こそ追いついてきたが、か細い。流水系の稲にはほとんど肥料を与えていないのでその所為だろう。 全部用土は、赤玉土に腐葉土か牛糞堆肥を混ぜ込んだもので、元肥は入れなかった。 肥料は、油粕を1ヶ月に一度くらい少々と生の米ぬかだけ。気まぐれ施肥だ。 疑問は、「中干し」。長年の経験から導き出されたことなのだろうが、土を乾燥させることが稲にとって本当にいいことなのだろうか?疑問に思う。 しかも、それがなぜ梅雨の降雨量の最も多いときに行われるのか?自然の摂理に反していないのか? 的違いかもしれないが、畑ワサビと沢ワサビの関係と、稲は違うのか? 稲は中干しすると陸稲になってしまわないのか? 畑ワサビは沢ワサビになるが、一度沢ワサビにしてしまうと、もう畑では育たないという。 根に劇的な変化が出るものと思われる。 稲にこのメカニズムはないのだろうか?「中干し」は稲の根に大きなストレスを与えるのでは? それとも、水稲から陸稲にする過程が、栄養成長から生殖成長に移る引き金になるのだろうか? 素人ながら、どうもこの中干しが理解できない。少なくともプランター栽培では中干しは必要ないと思っている。 もっとも我が家の水稲は土増しをしたおかげでウォータースペースがなくなってしまい、水も張れなくなってしまったが...。 画像は、風にそよぐ丸プランター稲。 最後に、水辺ビオの現在の画像。 私は、雑草もあまり抜かない。おお!これぞワイルドガーデン。 稲もまもなく出穂する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/08/13 02:10:59 PM
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