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9月13日夕方、しばらくぶりでニームオイルを撒いた。
しかし!ニームオイルの稀釈倍率を間違えてしまった。通常300倍~500倍くらいで散布していたが、何を思ったかその3~5倍の濃度、100倍で散布。 ま、ここまでは許せる。多分100倍散布でも、さほど深刻な影響は出ないと思われるからだ。 問題は、よく攪拌しなかったことにある。普通に散布してきて、ミニバラの鉢になったとたんに、原液に近いくらい高濃度のオイルが噴出した。下がその画像。葉がオイルで光っている。界面活性剤の石鹸は少々入れて混ぜたつもりだったが、不十分だったようだ。 この結果については、もう一日観察してから記録する。 ------------------------------------ 下の画像は、そのニームオイルを散布したバラ「アイスバーグ」だが、この辺は高濃度ではない。 ニームオイルの名誉のために、その効果を追ってみた。青虫の観察。 ■9月14日(翌朝7時 散布後11時間) すごいスピードで食害中。 ■9月14日(午後2時 散布後18時間) 強烈な日射は苦手なようで、葉裏に隠れようとしているが、まだ元気。 ■9月14日(午後5時 散布後21時間) 顎の動きがとまったように見えたが、間違いだったようだ。その後も旺盛な食欲を見せる。 ■9月15日(午前7時 散布後35時間) 上の葉を食いつくし、下の葉に取り掛かっていた。 しかし、今度は顎が全く動いていないように見える。 ■9月15日(午前12時 散布後40時間) そして誰もいなくなった...。 画像はないが、この枝にいるチュウレンジバチの幼虫は、全ていなくなっていた。 落下したのかと地面も見たが発見もできなかったが...。 今回のニームオイル散布の目的は、コナジラミの数の抑制だったが、それも全くいなくなった。 ニームオイルは、即効性はないがかなり効果的であるとはいえる。しかし、私としては害虫を駆除するというよりは、その生育密度を低くするというイメージでの使い方が最も良い使い方だと思っている。したがって、製品に記載されているとおり、500倍程度が最適かなと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーー さて、原液に近い濃度でオイルをあびせられたミニバラたちだが、かなりひどいことになっていきそうだ...。 また、ニームオイルに殺菌作用はおそらくないことも(異常事態下での話だが)、わかった。 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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