マルベリー家のミミズとエコガーデン

　今日、ふと空を見上げると、隣の屋根に奇妙なものが生えているのが見えた。



　拡大してみよう。

間違いなく、夏草だ。



　ここでこんなことを言うのは失礼だが、なぜか懐かしい思いがして、笑みがこぼれてしまった。

　大分昔のことだが、屋根の上に苔がうずたかく生え、ところどころにイネ科の草が生えている景観を思いだしてしまったからだ。

　お隣さん、変なことを思い出してすみません。

　とはいえ、道路を隔てた向かい隣には、どうやら瓦が届いたようで、うずたかく積み上げられていた。間もなく修復されるのだろう。

　スピードは遅いが、間違いなく震災からの復興は、政治とは関係なく進んでいる。

　そして、その復興の際に一番最初に『仕分け』されるべきは、とりあえず『国会の政治屋』だという思いも日に日に強くなっている。

　ところで、話は全く違うが、ガイガーカウンターを、それほど欲しくはなかったのだが、オークションで手に入れてしまった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（つづく）