マルベリー家のミミズとエコガーデン

　６月２２日種をまいた「復興ひまわり」を今日伐採した。

　それはいつごろだっただろうか、車道の雨水流入口に滞留する土をかき集め、植栽に積み上げていったら、その線量が７～１０μSv/h！一桁以上違う！かなり高線量を計測した。

　この線量の高さには驚いたが、それをまさかもう一度もとに戻すわけにはいかない。

　だから、それに汚染なしの腐葉土、パーライト、軽石、バーミキュライトなどを混ぜ込んでとりあえず線量を低くして、さらに「ひまわり」を植えて除染しようと考えた。

　種をまいたのは、６月２２日。（この時点では自分の線量計は持っていないので線量の記録は無い。）

　●７月１４日　どんどん成長する。



　この頃線量計を入手。
　７月２６日　プランターの土表面から５cm高さでの計測　２．３７μＳｖ
　当初から見ると大分下がったが、これは最初の汚泥に、汚染していない軽石、パーライト、バーミキュライト、腐葉土等を多く混ぜ込んだためで、多分ひまわりの除染効果ではない。

　●８月２７日


８月２７日　プランターの土表面から５cm高さでの計測　２．１９μＳｖ

　●９月１４日伐採
道路のこちらがわにひまわりが植えてあった。



９月１４日　プランターの土表面から５cm高さでの計測　２．４９μＳｖ

7月に計測した値とほとんど変わらない。

　●９月１４日　伐採したひまわりの線量も測った。
回りの線量と比べると少し高い値を示した。

伐採ひまわりから５cm高さでの計測平均値　０．４２３μＳｖ

　この近辺の線量は、０．２１～０．３２μＳｖ（高さ１ｍで測定）だから、ほぼ同じか少し高い程度か。



やはり、ひまわりはセシウムを多少は吸収しているかもしれないが、その土壌の除洗能力はほとんど無いようだ。

しかし、長い間我々の目を楽しませてくれ、少しでも希望を持たせてくれたことはことは確かだ。

　こころから感謝したい。ありがとう。