|
カテゴリ:お仕事のこと
おいら達の会社で 初めて育てる和牛が この日、無事にヤップーンに到着しました。 当初「朝8時くらいに着くからね~」との知らせを受け、 休みの朝、早起きしてスタンバイしていたにもかかわらず、 結局業者さんのトラックが到着したのは午前10時過ぎ。 相変わらずオージータイム炸裂のこの国。 それでも、9頭+子牛1頭の和牛ちゃんご一行様は 新しい生活の地となるヤップーンのヤードに元気に足を踏み入れ、 用意していたWelcomeドリンクならぬWelcome干草を貪り食い、 到着早々旺盛な食欲を見せつけてくれました。 カウガールI子ちゃん曰く、 トラック輸送中に10kgくらいは体重が減ってしまうとの事。 あれ?おいらは旅行する度に2kgは体重が増えてしまうんだけどなぁ。 彼らはこのヤード内で暫く旅の疲れを癒した後に、 広々とした牧場に放たれ、のんびりゆっくりと育てられます。 ブランガス牛は数百頭を抱えているおいら達の牧場ですが、 ワギューちゃん達は初めての飼育。 暫くは毎日彼らの健康に気をつけながら、 「お殿様」「お姫様」扱いで育てていくことになりそうです。 お嬢様も1頭誕生しました。 豪州牛と比べて、和牛はどちらかというと 胴長短足のいわゆる「日本人体型」。 なんとなくその姿に親しみが湧くのはそのせいでしょうかね? 牛にはその生体管理をする為に、耳にタグがつけられているのですが、 その4桁のdigitの中に、おいらの誕生日と全く同じものを発見。 この日からそのワギューちゃんには、おいらの名前が命名される事になりました。 そしてその牛を父親として生まれたのが、 2つ上の画像の中にいる子牛だそうな。 という訳で必然的にその子に「A美」、そして母親においらの嫁はんの 名前がネーミングされる事になるようです。 ちなみにI子ちゃんに、「手塩にかけた牛達が売られる時には やはり悲しいものなのか」を聞いたところ、 もちろん育成中はわが子のように育てていくけれど、 そこはビジネスライクに割り切っていかないと 仕事になんないですから、との頼もしい回答。 とはいえ、おいらが「かちょー。牛」と ドナドナド~ナの別れを告げる日は、 やっぱりセンチメンタルな気分になるんだろうなぁ。 そう感じたワギュー受入れ初日なのでした。 この牛が いいねと君が言ったから 11月13日は ワギュー記念日。 我が社ではこの日を旗日とする予定、にはならないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|