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テーマ:フィギュアスケート(3634)
カテゴリ:フィギュアスケート
台北の週末はやっぱり熱かった エントリーメンバーからして、これは世界選手権以上の 盛り上がりは必至だな、と予想はしていましたが、 これほどまでにレベルの高い試合になるとは思いませんでした。 本当に、この試合会場にいる事が叶わなかった事が 悔やまれてなりません。 表彰台には日本人3人(長洲選手はアメリカ国籍)が。 女子の試合は、今シーズン安定した成績を続けている 安藤美姫選手が、神演技とも思える完璧なフリープログラムを演じ、 2007年の東京開催世界選手権優勝時の パーソナルベストを更新する200点超えを達成。 この大会でも圧倒的な強さを見せ、優勝を飾りました。 ポイントが1.1倍になる後半5連続のジャンプはとにかく圧巻。 そして2位には、シーズン序盤の苦しい試合など まるでなかったかのように、トリプルアクセルや その他の3回転ジャンプを鮮やかに決めた、 浅田真央選手が入りました。 今シーズン習得に苦しんでいたルッツやサルコウの苦手ジャンプも、 多少減点はあったもののきちんと着氷し、 アクセルを含めて6種類のトリプルジャンプを構成に入れるという、 あの伊藤みどり選手以来のド根性プログラムを見せてくれました。 3位には、これまた昨シーズンのバンクーバー五輪以来久しぶりに ノーミスの演技を見せてくれた、米国代表の長洲未来選手が入賞。 長い手足を生かした演技は、決まれば本当に見映えがします。 これまでSPで好演技をしてもフリーで崩れる事が多かったですが、 今日は彼女にもスケートの神様が降臨してきたのかも。 残念ながら鈴木明子選手は、本来の調子が戻らず、SP6位から 順位を1つ下げ、総合7位。 今シーズン最後の試合を、残念な結果で終える事になりました。 昨シーズンから国内国際の各試合に出ずっぱりで、少し疲労が 蓄積してしまったのかも知れません。 12月の全日本選手権後に、現役続行を早々と宣言していた鈴木選手。 これからジュニアの有力選手がどんどんシニアに上がってくるとは思いますが、 来シーズンこそ、集大成を見せて欲しいものです。 しかし、安藤選手、 本当に一回りも二回りも大きく成長しましたね。 見ていて「絶対大崩れしない」という安心感があります。 来月東京で開催される世界選手権では、2007年大会の再現で 安藤選手の女王返り咲きとなるか あるいはディフェンディングチャンピオンの浅田選手が意地を見せるか はたまた、今シーズンすべての試合をキャンセルし、世界選手権だけに 照準を絞ったあのキムヨナ選手が優勝をさらってしまうのか さすがに東京へ応援には行けませんが、今シーズン最後の大舞台、 みんな怪我なく、もてる実力を100%発揮して欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.21 17:59:54
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