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カテゴリ:お仕事のこと
寒の戻り、とでも言ったらいいのか、
急激に冷え込んできたヤップーン。 ここ暫くは春のような陽気に恵まれていたので、 尚更にこの寒さが身にしみるような気がする今日この頃である。 先週、ロックハンプトン市の姉妹都市である鹿児島県の指宿市より 15人の中高校生がロックハンプトン空港に到着した。 彼女らはわがリゾートに1泊して旅の疲れを癒し、 翌日からロックハンプトン市内で行われる ホームステイプログラムへ入るという日程であったが、 そんな配慮はいらないわよというくらいに元気いっぱい。 前日の朝4時に指宿市を出発し、バスや新幹線、 飛行機を乗り継いで24時間以上もの旅行をしてきたとは思えぬ程、 到着時からパワフルにキャピキャピ騒いでいたのだった。 彼女らは空港到着時にロックハンプトン市からの歓迎を受け、 同時に複数の地元テレビ局や新聞社からも、 まるでスターやセレブが初訪問したかのような囲み取材を受けた。 はからずも、おいらも受入先のホテルからのスタッフとして テレビ局のレポーターに突然マイクを向けられ、彼らからのインタビューに 「あ、あ、あいうぉんとぜむ とぅーえんじょいぜあおーすとらりあんらいふっ!」 とベタな英語で答える羽目になってしまった。 この模様はその日6時からのローカルニュースで しっかり放映されてしまい、 おいらは酒井法子ではないが、 「この辱めをどうしてくれるのっ!」と テレビ局を訴えたい気持ちになった。 彼女らはわがリゾートで巨大ハンバーガーや オージースタイルのBBQ、日本食のランチなどを楽しむ傍ら、 翌日からのホームステイに備えてのミーティングを行ったり、 ホストファミリーとの親睦会で披露する「ソーラン節」の練習を行ったりと、 アクティブに滞在日程を消化した。 きっと日本人の女の子なんてウブで内気で、 なぁんて思いきや、 彼女らはAKB48よろしくソーラン節のセンターポジション争いを行ったり、 地元スタッフをつかまえては一緒に記念撮影をせがんだり、 とにかく物怖じしない子達ばかりなのには驚きだった。 それでいて何事につけ 「宜しくお願いしまーす」「ありがとうございまーす」などと 礼儀正しく挨拶はするし、食事も気持ちいいくらいに完食するしで、 大和撫子のイメージも「なでしこジャパン」ではないが 「強く正しく逞しく」なったのかなぁ、と思わせるほどであった。 おいらも「エグザイルのメンバー全員知らないんですかぁ」などと言われ、 「でもAKB48だったら1位から10位までは言えるぞ」と答えると、 目の前で人差し指をチッチッとされ、 そんなものは自慢にならぬとダメ出しをされてしまった。 うーむ。さすがに二周り以上年齢が離れていると厳しいなぁ。 それでもどうにか彼女らと同じテンションで、 2日間のアテンドをこなす事が出来たのは 自分で自分を褒めてあげたいと思う。 彼女らは4日後に、1週間のホームステイを終えて 帰国の途に着く予定。 彼女らの出発時に、1週間でどんだけ成長したかを 空港で見るのが今からヒジョーに楽しみである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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