|
カテゴリ:お仕事のこと
ようやく春めいてきたヤップーン。
日が高くのぼれば、もう真夏のような日差し。 オフィスでは早速クーラーががんがんに稼動し始め、 冷え性のおいらとしては、寒い冬が去ってまた一難。 これからは人工的な寒さとの闘いになる。 つい先日まで足元をヒーターで暖めていたのを考えると、 なんてこの国の気候は極端なんだろうと思う。 政治にしても経済にしても同じで、 グレーゾーンやバッファーゾーンがあるわけでなく、 いきなり「白か黒」「夏か冬」なのがこの国。 建前「最大限の努力を尽くし、善処いたします」=本音「無理ですね」 という日本とは大違いである。 てなわけで、春。 わがオフィスの春の到来は、大パニックによってもたらされた。 オフィス内にひょっこりと、猛毒を持つ蛇が現れたのである。 (イメージ) 最初は誰かが綴じ紐かなんかを床に落としたのだろうと 思っていたのだが、 レーシック両眼スーパーアイ2.0のおいらはそれを見逃さなかった。 紐にしては不自然に頭がある。目がある。 そして舌がチロチロと出ている、のサンサン七拍子。 案の定オフィスは上を下への大パニックになった。 ヘビに睨まれたカエルではないが、 微動だにしない毒蛇に、おいら達も 「だるまさんがころんだ」状態で、微塵も動く事が出来ず、 オフィス内では、 「誰か早く捕まえて!」 「だめ、ライセンスを持ってる人間じゃないと!」 「エンジニアスタッフにいるよ確か。早く電話して!」 「いやよ!アタシが目を離した隙に足元に来たらどうすんのよ!」 といった怒号が飛び交うのであった。 しかしこういう時は女性陣の方が肝っ玉が座っている。 こんな状況の中で、それでもてきぱきと物事を進めていく一方で、 なすすべのない男性陣はただただ蛇ににらまれるカエルに撤するしか なかった。 かくいうおいらも、事態が収拾するまで机の上に乗って サンサン七拍子でエールを送る事しかできない ヘタレ元応援団員でしかなかったのであるが。 程なくスネークキャッチャーのライセンスを持つ スタッフが現れ、専用の棒で蛇の首根っこをはさみこみ、 (どこからどこが「首」なのかは知らんが) 袋に仕留めて難なく御用。 そのスタッフは吹けば飛ぶような爺さんだったのだが、 その時の彼はシルベスタスタローンよりも逞しく見えた。 ヤップーンでは、剣道三段、書道七段、などよりも 蛇捕り資格の方がよっぽど社会の役に立つと痛感した。 ユーキャンに資格取得講座があったら申し込もうと思ったくらいである。 そんなこんなで、春。 先日はリゾート全体のサーバーが集結している コンピュータールームで、 ゴアナ(オオトカゲ)が電線に巻きついて死んでいるのが発見された。 (イメージ) 数日前からバックオフィスで異臭がするのを 複数のスタッフが認識しており、 下水の詰まりかエアコンのフィルターかなどど協議していたらしいのだが、 とどのつまり原因がこれだったようである。 結局それを迅速に処理するために、 サーバーの電源を切断して対処したのだが その際リゾート中のコンピューターを一時停止する必要に見舞われ、 折りしもスクールホリディ期間中のチェックアウト時間帯であった為、 こちらはこちらで一時混乱状態になった。 「手つかずの大自然をそのままにした 地球環境に優しいリゾート」 うちのリゾートはこれが「ウリ」であるが、 この「ウリ」を守るために体を張って格闘している おいら達の涙ぐましい努力をご理解いただければ幸いである。 カンガルーや孔雀たちはカワイイんだけどねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|