かちょー。のエンジンスタート5分前です！

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  課長的日本縦断之旅其の壱拾弐　～最終章　そしてまた波乱～

  あっという間に時は過ぎ、いよいよ今日はオーストラリアへ帰る日です。空港まで送ってくれた父ちゃんに「また帰ってくるから体に気をつけてね」と別れを告げ、JALの朝一番の便で機上の人となりました。出発時の鹿児島はこの旅行で初めての雨模様。しかし上空と、到着した東京は快晴でした。今回は天気にも恵まれたし、日本とオーストラリアは、同じような気温のこの時期に移動するのが、気候的にも一番負担が軽くていいです。札幌の積雪は想定外でしたが。さて、今日の予定は、昼前にレーシックの1週間後検診を受け、その後は成田空港で嫁はんとA美に合流し、JALの夜行便でブリスベンへと発つ予定。大きなスーツケースは邪魔になるので、ひとまず東京駅まで持参し、駅の手荷物預かり所に放り込む算段で、羽田空港から都心へと向かいました。しかし東京駅の地下コンコースで見た信じ難い光景は、手荷物預かり所へのカウンターへ続くこの大行列いやー。すっかり日本はゴールデンウィークの最中だという事を忘れていました。この列の中には、おいらのような大きなスーツケースを預けようとする人のみならず、既に駅じゅうのコインロッカーが満杯で、やむなく手荷物預かり所しか選択肢がなくなってしまった人や、駅から直接自宅へ荷物を発送しようとする人など様々。想定外の時間を食ってしまいつつ、さすが「行列の出来る国」ニッポンだなぁ、とあらためてその人口密度の高さに驚いたのでありました。術後1週間検診も無事に終了し、とりあえずレーシックに関する通院も終了。今後は3ヶ月後検診があるものの、おいらはそれはロケーション的に厳しいので、また日本に帰った時に検診してもらう事にしました。(10年間は無料検診なのです)ランチは有楽町駅にある定食屋チェーン店「おはち」で、チキン南蛮定食をいただきました。ごはん、味噌汁、漬物と、何気ない定食ですが、おいらにとってはこのうえないスタイルのご馳走でした。定食って家のご飯のようで、何だか落ち着きますよね。秋葉原、上野アメ横などをブラブラしつつも、家電は買っても国外で使うのは大変だし、食べ物、特にアメ横なんかで売っている生鮮品などを持ち込むのも難しいし、これといって収穫はないままに成田路へつく時間に。こういった点では、おいらは所詮「外国からの旅行者なんだ」という事を思い知らされます。夕刻の成田エクスプレスに乗る頃には、もうオーストラリアへ帰るんだなぁという現実感に、ちょっとブルーになってしまいました。空港第2ビルのホームで列車を降りると、背後から「パパー」と呼ぶ聞き慣れた声。どうやら、嫁はんとA美も新宿から同じ列車に乗っていたようです。成田にて帰りの国際線のチェックイン。噂には聞いていましたが、今は国際線も自動チェックインになっていました。操作にまごついていると、優しいスタッフのお姉さんがすぐに近づいてきて、おいら達のチェックインをサポートしてくれました。しかし、何度かトライしても何故かおいらのパスポートだけが受け付けられず・・・・。「すみませんが、あちらの有人カウンターでお手続して下さい」とお姉さん。またまた不安がよぎるおいら・・・・。案の定、おいらのパスポート番号と、オーストラリアビザの番号が一致しないとの事で、またまた足止めを食らう事に。今度はしっかりと最初に2冊のパスポートを提示したのですが、結局はオーストラリア大使館に電話連絡を取ってもらわなくてはならず、15分ほどカウンターで待たされるハメになってしまいました。今後の外国旅行は、いつもこういう時間が必要になるのかも。時間には余裕を持ってスケジュールを組まなくては、と教訓になった今回の旅行でした。問題なくチェックインでき、先にショッピングゾーンへ行っていた嫁はんとA美をおいかけると、　「おーいここ、ここ」とおいらを呼ぶ声が。そして最後の日本食は、こんがり焼けたアツアツのたこ焼きでシメでした。出国ロビーで一舟のたこ焼きを肩寄せ合ってつつきながら、味のあるタコを噛みしめ、こんな何でもないジャンクフードが何気にとっても美味しい、グルメなニッポンとも再びしばしのお別れだなぁ、と余韻に浸るかちょー一家なのでした。今度こそ無事に出国手続を済ませ、搭乗口付近の待合スペースでボーディング開始を待っていると、搭乗予定時刻が近づいて来た午後8時30分頃にゲートアナウンスが・・・・。「JALWAYS761便は、あの・・・空港検疫からの指示により、えっと・・・機内の消毒が必要となりました。えー、新しい出発時刻は次の情報が入り次第お知らせいたします」とたんに、待合所周辺がざわつき始めましたが、この数日の豚インフルエンザに関する報道で、大方の乗客は多少の遅延は予想していた事なのでしょう。大きな混乱はありませんでした。搭乗口の電光掲示板には「INDIFINITE」(出発時刻未定)という表示が。こんな表示、生まれた初めて見たなぁ。そのうち、出発時刻が70分遅れの22:20とアナウンスされると、乗客には諦めの表情が。搭乗予定者はケータイのワンセグでニュースを見始めたり、DSに興じ始めたり。それぞれ時間つぶしモードに入りました。A美はコーパイのようなお兄さんが子供達に配っていた、コックピットの写真のステッカーを貰いましたが、興味がないのかすぐおいらにパス。おいらも近くのインターネットKIOSKでメールチェックなどをしていると、Yahooのニュースで「ジャルウェイズの乗客からインフルエンザの陽性反応が出た」というニュースを発見。案の定、その機材こそが、おいら達がこれから搭乗しようとしている便に使用される予定の機材なのでした。しかし、この時間からそれ以上遅れることはなく、この便は無事に成田を出発。PAで専任アテンダントから、出発遅延のお詫びと上記の概要の説明がなされました。夜遅い便とあってか、機内では機内食をパスする人もちらほら。おいらもそそくさと食事を済ませ、映画でも、と思ったのですが、旅程を全部消化したという安堵感からか、いつしか眠りに入ってしまいました。A美の足がお腹に乗っているのにも気がつかない程深く・・・。ペンネのグラタン、生野菜、シーフードマリネ、イチゴムースの夕食。そして朝食は、お約束の「コンビニ・コレクション」でした。ブリスベン到着時は、後機後一列に並ばされ、ボーディングブリッジを行進。サーモグラフィで体温を計られていたようでした。乗継便の関係でブリスベンで結構時間があった為、国内線のチェックインをした後に一旦Airtrainでチャイナタウンまで行き時間潰し。その日の昼過ぎの便で最後の1区間、ロックハンプトン行きに搭乗。1時間のフライトで、ようやくロックハンプトンに到着。あっという間でしたが、本当に中身の濃い12日間でした。久しぶりの日本と、田舎の空気をいっぱいに吸ってリフレッシュした分、明日からまた頑張らねば、と思ったおいらなのでした。(翌日がイベントの手伝いで早朝6時出勤だと聞かされたのは、この飛行機を降りて僅か数分後の事なのでした)

  2009.05.04

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  課長的日本縦断之旅其の壱拾壱　～父と息子の休日～

  この日、嫁はんとA美は、東京のお友達の家に1泊するために、一足先に出発です。今回の旅行では、家族3人で行動したのは一体何日あったのだろうでもまぁこういうライフスタイルで、なんだかんだで結婚10年。つかず離れずのこんな感じが、細く長く続く秘訣なのかも知れません。昼前の便で二人を送り出すと、残されたのはおいらと父ちゃんの二人。とはいえ、80の爺さんと40のおっさんの親子で、母娘のように会話が弾むはずもなく、とりあえず空港から鹿児島市内へ車を走らせました。息子にゴルフの技術が少しでもあれば、「じゃあ家族もいない事だし、最後の1日は一緒にラウンドしようか」なんて言えたのですが、ご承知の通りゴルフに関してはタカがトンビを産んだような我が家。父も知ってか知らずか、おいらには気を遣ってゴルフの誘いどころか、話題すら口にはしませんでした。しかしながらさすがは親子。味覚の嗜好は一致するもんで、この日のランチはアミュプラザの中のここで即決。こむらさきラーメンは、鹿児島を代表する老舗のラーメン屋ですが、独特の麺の食感とスープの味に、おおきく賛否が分かれるのが特徴。若かりし頃のおいらはこのこむらさきラーメンには否定的でしたが、アラフォーとなった今では、鹿児島で一杯だけ食べるのを許されたとしたらたぶんここを選んでしまう、そんな不思議な魅力を持つラーメンです。食後、「レッドクリフを観て帰りたい」という父ちゃんと別れ、おいらはショッピングに。日本の雑誌や本を買ったり、無印良品やGAPを眺めたり、まるで鹿児島に住んでいた頃にタイムスリップしたような時間を過ごしました。アミュ広場ではこんなイベントも。いかにも鹿児島らしいですね。せっかくなので、職場のお土産にここで焼酎もゲットしました。鹿児島最後の夜は、「ふく福」で黒豚カレーうどんを。柔らかい黒豚と和風カレーのお出汁が絶妙。こういったB級グルメって、日本は本当にバラエティに富んでいると思います。名残惜しい鹿児島を後にし、明日はもうオーストラリアへ向けて出発です。荷造りもそこそこに、最後の夜まで、温泉を満喫してきました。

  2009.05.03

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  課長的日本縦断之旅其の壱拾　～パパと娘の温泉デート～

  さすがに帰省中、毎日毎夜ほっつき歩いていたら、「何しに帰ってきた」と言われかねないので、1日くらいは健康的に・・・。というわけで、今回の大きな目的のうちの一つ。A美と一緒に温泉デートに出かけました。この日出かけたのは、地元加治木町の外れにある「龍門滝温泉」。網掛川の上流、すぐ裏に豪快な滝の流れが見える、マイナスイオンたっぷりの温泉です。もちろんA美は、迷わず男湯に・・・。男湯に入れるのは、おそらく今回が最後でしょう。大きな湯船、ジェットバスやサウナを満喫し、極楽気分でリラックスして来ました。今回は鹿児島での滞在中、3回温泉を楽しみましたが、自分でもわかるくらいに肌がつやつやするのが実感できました。鹿児島に住んでいると温泉が生活の一部になっていたので気がつかなかったのか、はたまたオーストラリアの生活が肌に悪いのか、どちらかはわからないですが、いまだにこの感覚には驚いています。恵まれてますね。鹿児島の人たちは。食後は勿論、コーヒー牛乳。腰に手をあて、ぐいっと一気飲み。A美は大好きな抹茶味のアイスクリームをゲットです。午後はグランパも一緒に、これまた念願の寿司を食べに行きました。回る寿司しか食べたことのないわが家にとって、この「寿司まどか」は常にファーストチョイスのお店です。ここへ来るといつもベルトコンベアに「かぶりつき状態」のA美。最近では流れものだけでなく、「サビ抜きの甘エビをくださ～い」なんて、いっちょ前に自ら食べたいものをオーダーします。こちらはおいらがオーダーした春の五貫盛り。まぐろ、水イカ、車えび、つぶ貝、それと棒鯛寿司の5点盛りです。こうして日記で振り返ってみると、久しぶりの日本食とはいえ、よくぞこんなに食べ尽くしました、って感じ。そろそろ体重も気にしなきゃ、と思いながらも、まぁ固い事言わずに、帰ってからダイエットすればいいか、という自分の中の悪魔の囁きに負けてしまうおいらなのでした。

  2009.05.02

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  課長的日本縦断之旅其の九　～今も変わらぬ大切な仲間達～

  今日は続々と懐かしいメンバーとのご対面が目白押しです。まずはヤップーンのわがリゾートで働いていた、空港時代の部下Rieちゃんと1年ぶりの対面。Rieちゃんは現在、霧島にある1泊十万円は下らない、セレブや芸能人ご用達のリゾートヴィラで元気に働いています。お客様は担当制で、空港への出迎えからお部屋への案内、食事からエクスカーションまで、全てつきっきりでケアするそうな。この日はGWで忙しいにもかかわらず休日を捻出し、かちょー。一家と一緒にランチしてくれました。Rieちゃん一押しの、国分の中心部にある和風カフェです。居心地満点でした。嫁はんとのツーショット。Rieちゃんへのお土産はBIGGEST LOSERのシリアルバーです。深い意味はありません。目移りしてしょうがないメニューでしたが、おいらは「カキフライ定食」を。嫁はんはオムカレーを注文。当日はカレー弁当の注文が大量に入り、カレールーが足りない中、お店の人も工夫してデミグラスソースとのミックスで特別に作ってくれました。食後のコーヒーは、はにわのような陶器のドリッパーを使って自分でおとします。挽きたてのコーヒーのいい香りが漂います。おいらはお抹茶を注文。上手にたててくれよ～。黒みつときな粉で食べる当店自慢のわらび餅。和のスイーツってやっぱりいいですねぇ。積もる話に花が咲き、楽しいランチタイムを過ごす事が出来ました。一旦解散し、これまた夕方に会ったのは、リゾートに住んでいた和食料理人の奥サマ「みやっち」と娘ちゃんたち。娘ちゃんたちの成長ぶりにちょっと驚きでしたが、みやっちは相変わらず。まぁこの人はオーストラリアでも独特のペースを持っていましたので、日本でもオーストラリア流に子育てをしているみやっちにちょっと安心。しかしいつも素っ裸で遊ばせていた下の子が洋服を着ていたのには、子育ての成長の跡が窺えました。A美も、この子達にとっては昔も今もお姉さんです。みやっちファミリーと嫁はん、A美に別れを告げ、おいらとRieちゃんは別行動。迎えに来てくれたＭユコちゃん、sayakaと共に☆印航空メンバーとの同窓会会場に向かいました。鹿児島空港で苦楽を共にしてきたメンバー達。そのほとんどとは、ハンドリングが終了した2006年4月以来の再会でした。年齢構成はバラバラだけど、スタートラインは皆一緒。だからみんなが同期といった感じで、本当にいいチームでした。青天の霹靂で皆がそれぞれの道を歩み始める事になってしまったけれど、こうして数年ぶりに集まっても、笑っちゃうくらい全然変わらないみんな。すごーく居心地のいいこの連中との交流を、このままずっとこれからも、大事にして行きたいと思います。この日はおいらだけでなく、Ｍユコちゃんも神戸から、hossiyは那覇からかけつけてくれました。ほかの地元メンバーも大勢、忙しい中、時間を作って集まってくれて、ほんとにプレミアムな時間を過ごせました。2次会になだれ込んで夜中2時までカラオケ歌うってのも、昔のスタイルと全く一緒だったし。この日集まってくれた16人のメンバー(プラス、メンバー同士の赤ちゃん1人)、そして来れなかったメンバー達、それぞれキャビンアテンダントとして空を飛んでたり、引続き空港の仕事をしていたり、焼酎のブレンダーから一家の主婦や新米ママさん、はたまたエロ秘書まで、様々な分野で大活躍しています。フィールドは違えども、またこうした集まりを楽しみに、みんな頑張って欲しいな、って思います。

  2009.05.01

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  課長的日本縦断之旅其の八　～疑惑のゴールド免許～

  鹿児島では早速、保険などの郵便物のチェックや銀行の手続など、日本でしか出来ない諸手続を行いつつ、午後からは失効していた運転免許証の更新に出かけました。日本でこの段階では無免許のおいら。パーソナルドライバーの嫁はんに運転させて、鹿児島市内の交通安全センターへ向かいました。ひとまずランチに立ち寄ったのは、新しく出来たイオンのショッピングセンター。ミスド前ではこんなキャラクターにつかまっちゃいましたが・・・もっとゆっくり店内を見て回りたかったのですが、免許更新の受付開始まで時間がなかった為、あわただしく鹿児島ラーメンを。東京にも進出している有名店「我流風（ガルフ）」の炙りチャーシューメンです。がっつり醤油とんこつ風味を味わいたい人にはおすすめ。交通安全センターでは失効手続を行いました。失効してギリギリ半年以内だった為、オーストラリアでの在留届は不要でした。但しおいらは日本の住民票がない為、戸籍抄本と、実家の住所に滞在している証明書を父親が作成して、それが住民票の代わりとなりました。窓口での諸手続を済ませ、視力検査。勿論、これまでついていた「眼鏡等」の条件がめでたく解除となりました。30分程度の講習とビデオを視聴し、めでたく再発行完了。ジャーン！なんと、人生初の「ゴールド免許」です。確かに「日本では」無事故無違反でしたから。夕方、ヘッドオフィスを表敬訪問。いつも電話やSkypeで話しているメンバーと、久しぶり＆初めての顔合わせ。さらに、はからずもその日は大会議室でエラーイ皆様方が会議をやっていて、ブレイクの時に社長や専務、常務、かつての上司など、ラッキーにも懐かしい皆々様方にご挨拶をする事が出来ました。「やせたねー」という声と、「太ったねー」という声が混在している所に、人生のどの部分でこの皆様方と一緒に仕事をしたのかが垣間見れたような気がしました。夜はセッティングしていただき、久しぶりに鹿児島の「飲んかた」(鹿児島では「飲み会」をこう称します。)を楽しんできました。術後だったのでアルコールはNGでしたが、大変盛り上がりました～。この日の最強メンバー。長年我がグループの旅行部門を支えてきた当社の「叶姉妹」です。このふたりの男性的なパワーと、おいらの女性的な繊細さをもってすれば、世界最強の旅行代理店を運営できると言われながら、未だかつてこの3人が同じ職場に配属された事はありません。「濃すぎる」というのが理由だとか・・・。左のM子姐さん(既にご退職済み)がかつて人事労務の仕事をされていた時に、おいらは嫁はんと結婚したのですが、家族手当等の手続をする際うっかり「すいません、先に結婚する事になりました」と言ってしまい、「この無礼者が～～～」と暫く口を聞いてもらえなかった事があります。　この日は嫁はんは嫁はんで、この会場から少し離れた所で友達と飲んでいたのですが、「A美がパパ～って言ってきかないのよ」とSOS。この為おいらはこの会場を中座し、A美をピックアップして再び合流。後半はA美も一緒にこちらの「飲んかた」もエンジョイしたのでありました。(のちにA美のSOSは、オトナだけで飲みたかった嫁はんの狂言だった事が判明)最後は全員で記念撮影。幹事役のA子姐サマ、またお忙しい中お集まりいただいた皆々様方。翌日が出勤日だったにもかかわらず、ほんとにほんとにありがとうございました。

  2009.04.30

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  課長的日本縦断之旅其の七　～銀ブラからいよいよ鹿児島へ～

  朝目が覚めた瞬間にくっきりと見える天井に、「あぁ、もうコンタクトしなくていいんだ」とあらためて幸せを実感。午前中に翌日検診の予約を入れていたので、ちょっと早めに外出。かつて仕事していた銀座のオフィスビルを見に行きました。外観をいじったのか、昔の職場はだいぶ近代的なルックスに変わっていました。そうそう、昔はこの周辺をよく歩いていたんだよなぁ、と懐かしい風景をしばし楽しみながら、これまた行きつけだったスタバでモーニングブレイク。せっかくだから、日本でしか飲めない「抹茶ラテ」をいただきましょう。翌日検診も無事終了し、真っ先に向かったのは、今回絶対外さないぞ！と心に誓って来た「餃子の天龍」です。11時半の開店直後に行ったのですが、祝日という事もあり既に店内からあふれ出す行列が。30分程待った末、ようやく2階の席に着くことができました。でもこれくらいの待ち時間なんてなんのその。おいら的には、それくらい価値のある餃子だと自分の中で位置づけています。1人前8つの大ぶりな餃子と待ちに待った再会。思わず「お久しぶり！」と心の中で叫んだほどです。おいらのサングラスと比較すると、その大きさがお分かりいただけると思います。一口噛むたびにじゅわーっと広がる旨みたっぷりの肉汁と悪戦苦闘しながら、極上のランチタイムを堪能しました(マジに一口目は恋焦がれていたこの味に気絶しそうでした)。これで一皿1,020円。若かりし頃はこれにライスをつけて定食にしていましたが、今は餃子だけで十分満腹です。幸せなひとときを過ごした後は、腹ごなしに銀座の散策。祝日の為中央通りはホコ天となっており、道路の真ん中から銀座の街並みを楽しんできました。博品館で最新のオモチャを物色し、虎屋の羊羹を眺め、木村屋で父親に好物のあんぱんを買った後は、東急ハンズでいつもお世話をかけているCarmelの為にマッサージグッズをゲット。どこからともなく聞こえた買い物客の、「やっぱ銀座はいいわねぇ～」という会話に、思わず「ホントそうですよねぇ～」と相槌を打ちたくなるほど。ホテルに預かっていただいてたバゲージをピックアップし、地下鉄と京急を乗り継いで羽田空港へ。ここでようやく、ほぼ3週間ぶりに嫁はんとA美と合流。A美はついさっき東京のお友達とお別れしたばかりで、泣きはらした後に空港のロビーですっかり眠りこけていました。搭乗手続の際、おいらはクラスJで、嫁はんとA美は普通席で予約していた事が判明。あいにくこの便は満席で、座席の変更も不可。A美が久しぶりに再会したDaddyと離れるのがイヤだと駄々っ子になった為、泣く泣くおいらのクラスJの権利を嫁はんに譲渡する事となってしまいました。それでも、非常に快適な空の旅でした。鹿児島空港では、A美の大好きなグランパ(かちょー父です)がお出迎え。グランパは2年ぶりにあうA美に最初気がつかなかった程で、あまりの成長ぶりにびっくりしていたようです。父も相変わらず元気そう。もう80を迎えるので日本に残しているのが若干心配ですが、姉夫婦が近くに住んでいるし、何より実家のカレンダーに週2回の割合でゴルフコンペの予定が書き込まれているのを見つけ、まだまだ元気だわこの人、とちょっと安心したおいらなのでした。この日の夜は早速、近くの行きつけの料理屋さん「七八（なっぱ）」で、日本食を堪能しました。豪快なお造り盛り合わせ。奥は活いかの姿造り。まだ動いているゲソ部分にA美もおっかなびっくり。それくらい最高に新鮮な刺身でした。左の皿は海老とブロッコリーのマヨネーズ焼き。日本のマヨネーズって何て美味しいんでしょう。隣は太刀魚の焼き魚。キュッとレモンを絞っていただきます。超満足。ここのご飯を食べると、あぁー田舎に帰ってきたんだなぁ、と実感します。

  2009.04.29

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  課長的日本縦断之旅其の六　～おいらが生まれ変わった日～

  今回の帰国の大きな目的の一つが、レーシックによる視力矯正。はっきり言って、「人生が変わりました。」それくらい、視力回復できたこの手術に感謝しています。これが、今回お世話になった「品川近視クリニック」東京本院です。(有楽町イトシア内)料金は178,000円と決して安くはないですが、計算するとこの金額は、これまでおいらが使っていた1dayコンタクトレンズ約2年半分の金額と同じ。すぐにモトは取れそうです。また交通費のキャッシュバックがあったり、今後友人知人を紹介した場合にもキャッシュバックの制度があるなど、様々な特典があるのも魅力です。同院のウェブサイトでは、様々な業界の有名人の体験談がアップされていますが、おいらも有名人になったつもりで、今回の体験をレポートしたいと思います。20代前半くらいから徐々に近眼が進み、暫くはメガネを使っていたのですが、鼻の上にメガネがあるとどうしても頭痛が起こりやすくなる為、すぐにコンタクトレンズに変えました。10年くらい、1dayモノの使い捨てソフトを使っていましたが、定期的に眼科で検診を受けて購入するのが面倒で、ここ数年は通販を利用していました。オーストラリアで生活するようになってからも通販を利用していましたが、日本で購入するのに比べてものすごく高価だし、最近ではドライアイが気になったり、僅かなゴミが付着しただけで1枚無駄にしたりと、煩わしさを非常に感じるようになりました。そんな中、複数の友人知人からレーシックで視力が回復したという成功談を聞き、自分もやってみようと思いました。事前にウェブサイトや体験者からの情報を得ていたので、特に不安はありませんでした。前日の検診から当日の施術、翌日及び1週間後検診に至るまで全て予約制の為、大した待ち時間も無くスムーズに進み、最後まで不安感なく終わることが出来ました。いよいよ本番となり、麻酔を点眼してから様々な施術がまさに「目の前で」行われましたが、まぶたを固定したりする際の圧迫感などはあるものの、痛みは全くなく、オペが終わった瞬間にフォーカスがピッタリあった視界が開けたのにはマジに感動しました。手術終了後、ホテルに戻って暫くは眩しさと目に沁みるような痛みで目を開けているのが困難でしたが、複数の点眼液(鎮痛、消炎、乾き防止など)を1時間おきに注し、2～3時間後くらいには何ともなくなりました。鎮痛用の点眼液は痛い時だけ注してください、と言われたのであえて我慢していたのですが、痛みを感じはじめた時にすぐ点眼していれば、もっと早く平常の状態に戻ったのかも知れません。その日の夕方には、普通に友人と食事に出かける事が出来ました。数々の点眼液、内服薬と保護用サングラスとにかく外出や外泊の度に、コンタクトレンズを日数分用意したり、レンズの在庫を気にしながら生活する必要が一切なくなった事です。過去に、急遽出張が決まってしまい、カラダひとつで会社を飛び出さなくてはならない事態があったのですが、コンタクトレンズのスペアを持っていなかった為、会社近くのかかりつけの眼科に駆け込み、無理言って3日分くらいをわけてもらった事がありました。こういう緊急時とか、あるいは、すわ災害！という場合に、メガネがどうとか、コンタクトがどうとか言ってられませんからね。裸眼でホイホイと生活できるって本当に素晴らしい事だと思います。施術前は両目とも0.15だったのですが、翌日検診で左1.5/右2.0、1週間後検診では両目とも2.0までに完全回復していました。遠くの標識や人の顔までハッキリと裸眼で見ることが出来、生まれ変わった自分に非常にハッピーです。レーシックでの視力回復を実現した多くの皆さんがおっしゃる通り、「もっと早く受けていれば良かった」と言うのが一番の感想です。近眼である不便さも個性、って思っていましたが、やっぱり裸眼で生活できるという事は素晴らしく、今は生活の様々なシーンにおいて便利さを実感しています。「手術」とはいえ、自分にとっては「歯医者に行く」程度の感覚（歯医者の回数より少ないのであるいはそれ以下）で今回完全視力回復を実現できました。専門医が術前の検査やインタビューをしっかり行った上で、適正な手術プランを提案して下さるので、レーシックを考えている人がいれば、一度相談されてみる事をオススメします。※注)　施術結果には個人差があります。あくまで上記は個人的感想として捉えて下さい。

  2009.04.28

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  課長的日本縦断之旅其の伍　～心地よい眠りの追求とは～

  羽田空港では、到着ゲートにこれも鹿児島空港時代の仲間であった「カッキー」が待ってくれていました。彼は当日は夜勤の為に午後出勤であったにもかかわらず、午前中に千歳から到着するおいらの為にわざわざ羽田に来てくれました。彼も飛行機とグランドハンドリングをこよなく愛し、鹿児島空港の終了直後に福岡空港の☆印航空で再スタートを切ったメンバー。つい最近、社内異動で羽田勤務となり、羽田の広いランプエリアで多忙を極めています。昔はおいら達の格好のイジラレ役（過去の日記を参照下さい）だったのですが、さすがにグランドハンドリング歴も6年目を迎え、少々貫禄も随所に垣間見れるようになった気が（？）します。羽田にはカッキーはじめ、☆印航空だけでなく、別な航空会社のスタッフをやっている子も含め4人の仲間が働いています。ラッキーにも空の仕事を続けられるようになった子達、日本最大のステーションでそれぞれ誇りを持って元気に頑張ってもらいたいものです。羽田を後にし、モノレールとタクシーを乗り継いで向かった先は、この日から2日間お世話になるレム日比谷というビジネスホテルです。とにかく「心地よい眠りを」追求するというコンセプトのもと、阪急・阪神ホテルグループが立ち上げた新しいホテルブランド。帝国ホテルのはす向かい、宝塚劇場の正面にある入口から、モダンなデザインで期待が膨らみます。ホテル内には無印良品のオーガニックカフェも併設。ベッド会社とタイアップし、心地よい眠りを追求するために、スプリングコイルや素材などをこのホテルグループの為に独自に開発してあるそうです。また予約の段階でテンピュールやソバガラなど、枕の材質のチョイスも出来るようになっており、まさに「客室」ではなく「寝室」という設定。みゆき通り側の窓側に置いてあるのは、なんとマッサージチェアー。液晶の大型スクリーンテレビは完全に壁と一体化しており、これも部屋を狭く感じさせない必須アイテムです。左隅にあるのは空気清浄機。バスルームは寝室スペースとガラスで仕切られ、シースルーになっていますが、タペストリーでViewを遮断する事も可能。別のタイプの部屋には、バスタブ付のバスルームが窓側に配置されているものもあり、自然の陽光の中で優雅なバスタイムを楽しむ事もできるそうです。随所にガラスを使って解放感を演出しているバスルーム。この部屋はシャワーのみですが、ハンドシャワーのほか、天井からお湯が降ってくるレインシャワーの2種類が利用できます。癒される～って感じ。勿論トイレもシャワートイレです。滞在中はLaptop PCのレンタル(1泊1,500円。要予約)もお願いし、留守中のメールチェックや簡単な業務連絡も部屋で行う事が出来ました。ワーキングデスクの天板はガラス製で、左のドロワーにステーショナリーやランドリーバッグ、右のドロワーにティーセットと冷蔵庫などが収納されています。部屋にコーヒー紅茶の常備はありませんが、チェックイン時や滞在中に、フロントに置いてあるバラエティ豊かなティーバッグをもらって、部屋で自分だけのティータイムを楽しむ事が出来ます。カモミールティやフルーツティ、ミントティなど、こちらも眠りや癒しのアイテムのひとつとして、重要な役割を果たしているようです。今回はシングルルームを予約しましたが、さすがに都心部だけあって客室全体は狭め。でも狭いながらも様々な機能をコンパクトにまとめ、限られたスペースを有効に活用しようとする工夫をしています。こちらはその典型。クローゼットスペースの床下に収納されている電子ロックのセーフティボックス。この上の縦長のスペースに洋服をかけたり、手荷物を収納したりします。部屋をベッドやマッサージチェアーなどで極限に使っているため、唯一の難点はスーツケースを広げるスペースが全くなかった事。仕方がないのでその都度スーツケースを開閉し、上記のクローゼットスペースに収納しましが、短期の出張や東京観光には全く問題ないと思います。まぁおいらのようなパターンの場合には、ツインを取ってベッド1台をスーツケースを広げるスペースにした方が良かったかも知れません。アクセス(日比谷駅や有楽町駅からスグ）やホテルとしての機能は◎で、総合的に大変使い勝手のいい施設でした。また利用してみたいです。さて、レーシックの前日検診を終え（これは後日の日記にて）、この日の夜は友人のtkayさんと新大久保のコリアンタウンで食事をご一緒しました。今回はtkayさんのご友人、ドンドコ・タカハシさんとも初対面です。tkayさんはわがリゾートの貴重なリピーター。今年もしっかり宿泊の予約を頂戴しています。(っていうかおいらが勝手に予約を入れてるのですが・・・)　今年のtkayさんのオーストラリア訪問は実に19回目になるそうで、そのうち永住権を取るんじゃないかって言うくらいのヘビーリピーターです。今ゴルフにはまっておられるドンドコ・タカハシさんにも何とか一度ヤップーンへ遊びに来ていただけるように、二人で口説き落とそうとこの日は頑張りました。シドニーにはよくお見えになっている様子のタカハシさんですが、近いうちにヤップーンにも寄り道してもらえる事を期待しています。チーズチヂミ、千切りジャガイモの炒め物。とにかく旨い！韓国とアメリカの文化を融合した「軍人鍋」。野菜たっぷりのチゲの中にインスタントラーメン。これがまた絶妙！お二人とはSee you in Yeppoon!と誓い合って、新宿でお別れしました。さぁ、明日はいよいよ、ドキドキもんのレーシックの手術です。コリアンタウンのド派手電飾の前で、ドンドコ・タカハシさんと。

  2009.04.27

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  課長的日本縦断之旅其の四　～隊長の親ごころ～

  前日深夜まで懐かしいメンバーと過ごした為、早起きは辛かったですが、そこは空港直結のホテル。出発1時間前にチェックアウトしても余裕で搭乗手続に間に合いました。千歳から羽田への移動は、かつてグランドハンドリングをしていた☆印航空にお世話になりました。早くに旅程を決めていた為、事前購入割引で片道運賃8,800円の激安プライスです。☆印航空がこの輸送量世界一の路線に参入してから、高値安定だったこの区間の航空運賃が事実上破壊されました。利用者にとっては喜ばしい事ですね。☆印航空への搭乗は実に4年ぶりくらい。昨今の自動チェックイン機と違い、対面カウンターで搭乗手続が行われるので、航空会社と乗客との間でコミュニケーションが持てます。効率化された自動手続より、「空の旅」の始まりを実感できるような気がします。聞けば空港職員も客室乗務員も従来の制服が廃止され、夏はポロシャツ、冬はジャンパー。それ以外は「私服」との事。空港職員もチノパンやスカートなど様々で、客室乗務員に至ってはEVISのジーンズを穿いている女の子も。おいらが働いていた頃から、この航空会社は客室乗務員、ランプ、旅客などの異なる部門がお互いの業務を補完しあう、いわゆる複合業務が進んでいました。ここ千歳空港は特にそれが顕著であり、ランプスタッフの男の子が、到着便のキャビンクルーと引継ぎを行ったり、到着バゲージの照合作業やカウンターでの手荷物預かり業務をやっていました。でもこの日は、この男の子がおいらの前にいた香港人とおぼしき客から手荷物受託に関するクレームを受けており、聞き耳をたてるとどうやら「別の空港で預かってくれた手荷物をどうしてこの空港では預かってくれないんだ」ってな事を英語でまくしたてられていた様子。彼はそのお客さんから「英語のわかるマネージャーを出せ」と食ってかかられて困っていました。女性スタッフがなんとか対応していましたが、こういう場合はランプスタッフだけだと大変だろうなー、トミーとか隊長がこんな場面に出くわしたらどうするんだろ、とちょっと心配になりました。無事に手続も終了し、ゲートで搭乗開始を待っていると、「○○便で羽田へご出発予定のかちょー。さま。ゲートの係員までお知らせ下さい」と呼び出しをくらってしまいました。「え？おいら何かしでかしましたか？」と恐る恐るゲート係員の所へ行くと、「うちの社員がセキュリティ前にいますので、そちらへ行って下さい。」との事。また出発前にトラブルかよ～、と渋々セキュリティゲートへ行くと、そこには隊長の姿が。「コユバ　ノンカテ　モッテイッキャイ」　翻訳：これを(みんなが集まる)飲み会に持っていきなさい。といって、隊長はほかの仲間へのお土産にと、これをおいらに持たせてくれました。かつての仲間達を思う親心と、前日遅くまで付き合ってくれたにもかかわらず、朝早くお見送りに来てくれた隊長の心遣いに涙、涙でした。☆印航空の現在の主力機　B737-800です。この機材には初の搭乗でしたが、シートピッチも広く、大変快適。離陸後の上昇スピードが他の機材よりも速いような気がしました。さすが最新鋭ジェット。そして短い北海道滞在も終了。名残惜しい千歳を後にし、これから再び東京へ向かいます。

  2009.04.27

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  課長的日本縦断之旅其の参　～2年ぶりの冬景色と3年ぶりの仲間たち～

  東京で予期せぬ足止めを食らい、羽田空港で荷物を一時預かり所にお願いし、新橋のカプセルホテル(その昔残業で帰れなくなった時にお世話になっていた)で夜明かししたおいら。日本第一食目は、品川駅構内で念願の「たらこスパ」を。(画像はイメージです)翌朝羽田空港へショウアップ。携帯＆ネット難民のおいら。とりあえずYahoo!カフェでメールチェック。メディア媒体と繋がっていないって、不安なもんですね。昔は当たり前だったのに。でも至る所にインターネット環境があり、さほど困る事がないのはありがたい事です。機材はB-777。旧JASの機体でした。GW最初の日曜日でしたが、機内は驚くほどガラガラ。まぁ日曜の午前中って結構空いていて、通常は午後以降が混むから、案外こんなもんなんでしょう。千歳空港には12時過ぎに到着。今回は千歳空港で働いている、鹿児島空港時代の仲間に会うのがメインの目的だったので、空港内にあるホテルコムズをチョイスしました。ターミナルロビー内にあるので、到着口から僅か数分でフロントに到着。チェックイン時間前でしたが、快く部屋へ通してもらいました。シングルルームながらちょっとしたラウンジセットもあり、十分な広さです。シングルタイプは全室がスポットに面しています。部屋からはスポットインしているJAL機が見えました。飛行機好きにはたまらないロケーションですね。さて、彼らと約束しているのは仕事が終わる22時過ぎ。それまでの時間をホテルで過ごしていては勿体無いので、JRで札幌市内に出ることにしました。快速で僅か30分で札幌に到着です。手っ取り早く札幌らーめんを堪能する為に、駅直結のデパート内にある札幌らーめん共和国に行く事にしました。有名ラーメン店がひとつの共和国内に出店していて、気軽にラーメンの食べ歩きが出来ます。それぞれの店での人気定番メニューにはハーフサイズ(500円)が設定されていて、おいらも3つの店の味を食べ比べる事が出来ました。おいらがトライしたのはこの3店舗。函館の塩、札幌の味噌、旭川の醤油と、3種類をハーフで食べ歩きしました。個人的にはあっさりとした函館次郎長の塩ラーメンが一番美味しかったです。ラーメンですっかり満足したお腹をさすりながら、駅直結のビルや商店街をうろうろ。日本って本当に商品のバラエティが豊富で、どの店も見ていて飽きないですねぇ。せっかく札幌まで来たのに、時計台や大通公園などの外には一歩も出ず、UNIQLOやLOFT、それに東急ハンズにはまってしまったおいらなのでした。夕方になり、ホテルへ戻るべくJRに乗った頃からなんと雪がちらつき始めました。4月の終わりに雪なんて、春の雪にしては遅いなぁ。さすが北海道、なんて思いながら車窓をボーっと眺めていたら、見る見るうちに外は銀世界。この時期に一瞬にして積雪だなんて、北海道の雪、恐るべしです。22時過ぎ、いよいよ昔の仲間と3年ぶりのご対面。今日会ったのは鹿児島空港時代に苦楽を共した「トミー」と「隊長」です。トミーは飛行機が大好きで、鹿児島空港が終わってからも空港で働く道を選択し、はるばる千歳までやってきました。今はこちらでなんと可愛い奥様も見つけてハッピーに暮らしています。待望のBabyにも恵まれ、今日はファミリーで会いに来てくれました。あの若かったトミーがパパの顔になっているなんて・・・あの時代には想像もつかなかった事です。「隊長」は若かりし頃自衛隊のレンジャーで鍛えていた「スーパーじいちゃん」で、おいら達の仲間の最長老でした。ふがいない「かちょー。」だったおいらの代わりに、鹿児島時代は若い衆をガンガン教育してくれていました。その昔千歳の駐屯地に駐在していた経験を生かし、千歳空港の厳しい寒さもなんのその、20代や30代の連中に負けないくらい頑張っています。左が「隊長」。右がすっかりパパ顔の「トミー」です。おいらが抱っこしているのはトミーの可愛いBabyちゃん。隊長も「孫」の前では、ただの「デレデレじいじ」になります。この後、隊長とトミーとともに、近所の焼き鳥屋さんで、懐かしい昔話や今の現状の話で盛り上がりました。2時すぎの閉店まで。本来この場にいるはずで、数週間前に千歳から転勤して那覇空港に行ってしまったhossiyとも電話が繋がり、プチ同窓会in千歳の夜は楽しく更けていったのであります。

  2009.04.26

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  課長的日本縦断之旅其の弐　～ピーナツバターと２つのパスポート～

  今回のタイトルが何故「課長的日本縦断之旅」なのかと言うと、JALマイレージのルールを活用して、下記のルートで発券したからなのです。ブリスベン東京(成田)札幌(千歳)・・(別手配)・・鹿児島東京(羽田/成田)ブリスベンこれで、ブリスベン⇔東京の単純往復と同じ、30,000マイルの消化で。成田で3時間弱の待ち時間で、丁度いい具合に国内線の接続もあり、その日のうちに千歳まで飛ぶ算段でした。しかし、いつもハプニングに見舞われるのがおいらの旅行の定番。それがこんなに早くやってくるとは・・・。前日のカンタス航空国内線利用の際、チェックインバゲージの重量が23キロあった為、こりゃあちょっと減らしておかないとまずいな、と思ったのが運のつき。ホテルの部屋で、重量のある荷物を手荷物のビジネスバッグに移し、軽めの荷物と交換したのです。そう、な～んにも考えずに。ブリスベン空港で早目の搭乗手続を済ませ、余裕のよっちゃんでモーニングカプチーノとデニッシュなんぞを。優雅な朝食を済ませ、出国手続に行き、セキュリティチェックを受けたところ、係官に「ちょっとコッチへ」と呼び止められました。「このビジネスバッグに爆発物や刃物などの危険品や、液体物は入ってない？」と聞かれたので、「誰に聞いてんだよ、元空港勤務のおいらに向かって」と心の中でつぶやきながら「いいえ」と勝ち誇ったように答えると、優しそうな係官が「実はこれ、機内持ち込み制限品なんだよね」と言って、お土産のピーナツバターの瓶(750mg×2個)を取り出しました。前日に「これって重いからな」とMちゃんへのお土産をビジネスバッグに移し変えた事を思い出したおいら。しかしこれが「100ml以上の容量を持つ液体物」に該当するなんて、夢にも思いませんでした。「このバッグごと預け手荷物にしておいでよ。捨てるのは勿体無いし」と、税関の係官にしては優しいご提案。もうそれ以外に選択肢がなかったので、おいらは慌てて来た道を引き返し、JALのカウンターへ向かいました。カウンターはクローズ直前。チェックインバゲージの追加を申し出ると、チェックインエージェントは大急ぎで受託手続をしてくれました。ん？待てよ。このビジネスバッグはゆうに10kgはあったはず・・・。という事は、別々に預けると、重量オーバーでもノーチャージなのもしかして。なんて事を冷静に考えながらも、とりあえずパスポートとボーディングパスを握り締め、スタコラサッサと出国審査場へ向かいました。出国手続。国を出る時は、入る時よりもユルイのはどこの国でも一緒。とここでもタカをくくっていたおいら。しかしここでもまたおいらを阻む手が・・・。出国審査官「キミ、オーストラリアのVisaは？」おいら「こちらでパスポートを更新したんで、古い方のパスポートに貼ってあります」出国審査官「じゃあそれ見せて」おいら「え？入国の時にだけ必要と思って、預けたバゲージの中に入れちゃいましたけど」その瞬間、審査官は手元のボタンをPUSH。すぐさまおいらのブースにはトランシーバーを持ったゴツイ係員がやってきました。暫く彼らは協議したり、オフィスに連絡を取ったりしていましたが、「ちょっとここに座って待っていて下さい」との言葉に、かなり慌てました。もしかしてあの「Border Security」(オーストラリアのイミグレーション不法侵入者のドキュメンタリー番組)のような事がおいらの身にも起こるのだろうか・・・と不安になりながら待つこと数十分・・・。出ていた担当官の「今度からはパスポートを２つとも持っておくように」との言葉に、ホッと胸を撫で下ろしたおいらなのでした。パスポートを更新したあなた。気をつけましょうね。（って、皆さんにとっては常識？？？）という訳で無事に出発。機材はB767-300。昨今の経済不況の影響を受け、従来のジャンボ機から小型化されてしまいました。デイラン(昼行便)なので機内サービスはランチと軽食。ランチのメインは魚のクリームソース。小鉢ながら冷しうどんもついていて、さすがJALウェイズ。軽食はサンドウィッチとヨーグルトでした。前日のホテルで十分な睡眠を摂っていたので、９時間の機内で映画を３本も観てしまいました。そのうちの１本とまさか同じような現象が世界で起こっているなんて夢にも思わずに。成田への到着は15分遅れでしたが、千歳行きのフライトまではあまり時間がありません。しかも最後に慌てて預けたビジネスバッグがベルコンから流れ出てきたのが最後の最後。成田では静岡の嫁はんの実家に頼まれた荷物の発送業務もあった為、当日の千歳行きのフライトを急遽断念し、その日は東京に1泊する事にしたのでした。羽田行きのリムジンバスに乗り、携帯電話をスイッチオン。しかし「ローミング圏外」の表示が消えず、携帯も使えない事が判明。この後おいらは12日間「電波の届かない人間」になったのであります。波乱万丈のスタート。この後の旅日記をどうぞお楽しみに

  2009.04.25

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  課長的日本縦断之旅其の壱　～まずはブリスベンへ～

  待ちに待った日本への旅の始まり。奇しくもこの日は我が家の結婚記念日。しかし嫁はんはご承知の通り既に日本。考えてみたら、3年連続で我が家は結婚記念日を別々に過ごすハメになっています。偶然なのかはたまた神様のいたずらなのか。長い長い旅程の第一区間。ブリスベンまではカンタス航空を利用しました。最近ではこうして複数の出発便が重なる事も多くなっています。手前がおいらが利用したブリスベン行き。隣は同じくジェットスターのブリスベン行き。奥はマッカイ行きのカンタスです。ドリンクサービス時には、しっとりしたベリー系のマフィンが出されました。ロックハンプトン空港からは、その日のうちに日本へ行く事は出来ません。昔は早朝の国内線に乗ってブリスベンからケアンズ経由の成田行きに乗れば、かろうじてその日じゅうに東京に着くことはできたのですが、今は必ずブリスベンで前泊が必要になってきます。おいらが今回宿泊したのは、Centralの駅に程近い Citigate という4つ星クラスのホテル。シンプルで機能的なお部屋。特に目新しいものはありませんが、大変すっきりして無駄の無いレイアウトと統一感のある家具類です。作りつけのラゲッジスペースがあるクロゼットとミニバー、冷蔵庫。おいらのスーツケースがこのスペースにキレイに収まりました。床面からの高さといい、これは便利。バスルーム。バスタブはないものの、ガラスで仕切られているシャワーブースとシンプルなバニティカウンター。ビジネス滞在には十分です。こういうシンプルなデザイン、好きなんですよね。ブリスベンは「おひとりさま」だったので、フードコートで食事を済ませました。しかし、この Hanaichi さんのChicken Hanaichi丼は絶品！テイクアウェイショップながら、さすがにしっかりとした和食屋さんが出されているだけの事はあります。鶏のから揚げに水菜とトマトがたっぷり。まろやかなタルタルソースと甘辛いタレがご飯に程良くしみ込み、とても美味しくいただけました。ボリュームも満点で、男のおいらでもRegularサイズで丁度良かったです。うん、なんだか今回の旅行は幸先いいぞと、うれしい予感の第一日目なのでした。

  2009.04.24

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  7日間限定メガネ生活

  東京でのレーシックの施術日まで1週間を切ったので、眼科から言われた通り、今週からコンタクトレンズの使用をストップしています。長い間、毎日よく装着してきたよ、と感慨にふけるおいら。使い捨てレンズですが、なんだかんだでコンタクト歴は15年にもなりました。上は今回の施術の割引チケット。下は長年お世話になったワンデーのコンタクトレンズです。 自宅ではメガネが多いおいらですが、人前にメガネ姿で出るのは本当に久しぶりでした。新しい自分をさらけ出すようで、周囲の反応もちょっぴり気になるところでしたが・・・以下は、おいらが感じた、職場におけるこの2日間の反応の割合を示したものです。青：無反応 　45%赤：「アラ？目悪かったのね・知らなかった」　25%黄：「おっ！メガネだね」　 15%緑：「あれ？何かいつもと違わない？何で？」　 10%エンジ：「アラ？ちょっとインテリジェンスに見えるじゃない」　3%水色：「あれ？のび太くんになってる」　2%つまりまぁ、人って自分が思うほど、人の事なんか気にしてないんだな、って思ったわけですよ。 しかし、インテリっぽく見える、って言われた直後にのび太くんと言われ、奈落の底に突き落とされたおいら。おいら的には、エンジ色がこのグラフのメジャーな部分を占めるものと期待していたのですが・・・・・・ 

  2009.04.21

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  The Sound of Weekend

  日本に帰る前の最後の週末。今日は朝から透き通るような快晴です。なんとなく空が高く見えるのは、秋の訪れなんでしょうか。まずはこのむさくるしい頭のヘアカット、と決め込み、8時の開店時刻早々にいつものBarbarへ行くと、先週末のイースターホリディの影響か、8席ほどある待合いチェアーはほぼ状態。朝っぱらから散髪なんかするやつはいないだろうというおいらの推測は脆くも崩れ去り、クーラーの効き過ぎた寒～いショップ内で、1時間以上も待つハメになりました。その後、お土産の買出しにショッピングセンターへ。こちらは予想が大当たり。イースター明けの週末という事もあり、あっちもこっちもチョコレートが50%OFF。これは自分にしてはでかしたと、心でVサインをして買い物しました。イースター中、雨が続いたので、我が家の芝も伸び放題。こりゃあ、出発前に芝を刈っておかんと、帰宅後大変な事になるな、と思い、落ち着きかけた腰を上げ、午後はMowingと決め込みました。うちは家が斜面に建っています。日本は丘陵地に家を建てる時も、土台をフラットにして平地と同じような立地にする方が多いと思うのですが、こちらは眺望を優先するのか、結構勾配のある斜面にまんま家を建てる場合が多いような気がします。我が家もそうなので、平屋だけれども家の中に階段がある状態。A美の友達がうちに来た時とかも「Upstairで遊ぼう」なんて言ってるから、ちょっと違和感があります。うちの家には、庭に芝生がびっしりきれいに張られています。つまり、芝刈りをする場合、勾配のある斜面を何度も何度も往復しなければならないわけで、これが想像以上にハードな仕事なのです。斜面に対して垂直に芝刈りをすればいいのですが、その幅が極めて小さく、どうしても勾配を行ったり来たりしなければなりません。2往復もすると息が上がり、腕や足の筋肉がピクピクしてきます。自分とこの庭の中だけやればいい、とお思いでしょうが、うちの家は、フェンスの外側にもびっしりと芝が植えてあるのです。しかもこちらも勿論急勾配。よそ様がきちんと芝刈りをしているのに、我が家の前だけ草ぼうぼう、という訳にはいきません。坂の上のお隣さんは、いつもキッチリ我が家のエリアとの境界線まで、見事に芝刈りをしています。(こっちもやってくれればいいのに・・・）このエリアをいつも最後にやるのですが、まさにマラソンで言うところの「心臓破りの坂」状態。ものすごく辛い往復ですが、終わった後はこれまたマラソンのように、常に奇妙な達成感に浸ります。シャツもズボンも汗びっしょり。朝のさわやかな気分もどこへやら。ヤップーンはまだまだ真夏じゃねえの、って思う午後でした。おいらのMowingの音がきっかけになり、夕方になる頃には、あちこちの家から芝刈り機の「ブーン」という音が聞こえてきました。いつもの週末を象徴する音です。

  2009.04.18

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  プレッシャーで痩せる方法とは？

  とある「メタボ」対策のクスリをもってしてもビクともしなかったおいらの体重。最後の1粒を飲み干し、もうすがれるものはないんだという危機感から、背水の陣よろしく決死のダイエット作戦に出たおいら。2ヶ月たった今、なんと驚くなかれ　6kg　のダイエットに成功しました。特にストイックにダイエットしたわけではなく、炭水化物の節制、野菜類の摂取、糖類控えめの生活を心がけただけなのですが、まさに継続は力なり。ある時期からするするっと、しかし緩やかに体重が落ちていきました。人間、やるときゃやれるもんですね。最近、不特定多数の皆様からの「痩せましたね～」という言葉が、おいらをどんどんどんどん木に登らせています。いやー、でも6kgも変わると、人間こんなに変われるもんなんですね。例えば・・・あぐらをかいた時にクッションを抱えているかのような感覚がなくなる。体育すわりをしても膝をくっつけられる。バスタブに横たわった後、腹だけがひょっこりひょうたん島にならない。靴ひもがほどけた時、しゃがんで直すのに躊躇せず実行に移せる。などなど。しかし、これからおいらを待ち受けるのは、美味しいもの天国のニッポンどこまで自制が効くのか、はたまたこれは日本で美味しいものをたらふく食べるためのダイエットだったと割り切るか。自分自身との闘いの始まりです。

  2009.04.17

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  かちょーの国盗りゲームとは？

  昨日は嫁はんとA美が日本に先乗りしてから、初めて迎える日曜日。先週いっぱいは日本から出張されていた上司達と忙しく行動していたので、おいらにとってはやっと落ち着いた休日。しかし外はしとしとと朝から雨模様。そこで今日は「ひきこもり」、と決め込み、料理、洗濯、穴の開いた靴下の繕いと、極めて地味なひとりの休日を過ごしました。あまりに暇だったので、こんな資料を作ってみました。これはおいらの「足あと」です。凡例は・・・赤：住んだことのある都道府県青：泊まったことのある都道府県黄：日帰りで行ったことのある都道府県緑：通過したことのある都道府県これは、どこかのブログパーツとして見た事があるのですが、楽天はよそのブログパーツの設置を認めていないので、自分で白地図探して作ってみたものです。(楽天さんもっと融通きかせてくれたらなぁ)ま、それはさておき、とりあえずおいら、上記のルールで47都道府県全部を塗りつぶすことができました。ごのように「通ったことすらない」、という都道府県はないのですが、やはりせめて緑の都道府県は黄色くらいにはしておきたいなぁ、と思います。緑のうち、青森からの日本海ルートは、若い頃に札幌から大阪まで「トワイライトエクスプレス」に乗車したもの。通過時間は真夜中なので通った記憶すらありませんが・・・。また、なぜかぽつんと残っている徳島は、「あれ？おいら通過すらしてない」と一度は不安になったのですが、神戸から淡路島を通って鳴門大橋を車で渡った時に、かろうじて「通過」している事を思い出しました。黄色は、東京と大阪の時代に、ほとんど仕事関係で、日帰りで回った所。山口は子供の頃秋吉台に、佐賀はただただ「呼子のイカ」を食べるためだけに行きました。この地図をアップデートするのが、おいらの老後の楽しみのひとつであります。みなさんの地図は、どこまで塗りつぶせますか

  2009.04.13

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  我が社の公用語とは？

  我が故郷鹿児島では、先日桜島の大規模な噴火があり、街はドカ灰（大量の火山灰をこう表現します)が降ったとの事。鹿児島にいる仕事仲間の話によると、爆発音もなく突然周囲が日没後のように暗くなり、あっという間に火山灰によって視界が奪われたそうです。おいら達の子供の頃こそ、結構頻繁にそういう噴火が起こっていて、その後の学校や自宅の清掃が大変面倒だったものでしたが、最近はそういった活発な火山活動がなかったので驚きました。それでも市民は慣れた様子で、降灰袋（火山灰専用のゴミ袋）に灰を集めて集積所に持っていったり、灰を被った自家用車を洗車したりと、忙しい週末を過ごしているようです。さすがCity of Volcanoの鹿児島市民ですな。桜島から街に迫り来る噴煙の様子です。画像は南日本新聞HPよりさて、ここはオーストラリアなので、勿論公用語は英語なのですが、我が社の日本人スタッフの公用語は言わずと知れた「鹿児島弁」。和食レストランのシェフも、4人中3人が鹿児島県出身なので、ここで使われる日本語も勿論鹿児島弁。かつては、鹿児島弁を「正しい日本語」として覚えてしまったオージースタッフもいたとかいないとか。おいらの嫁はん（静岡出身）も、13年前にうちの和食レストランで働いていた時は、鹿児島弁が全く理解できず、長年フロアマネージャーとして働いていたオージーから鹿児島弁→英語に通訳してもらっていたくらいです。それくらいネイティブな鹿児島弁って、よその人からは難しい言葉だそうですね。で、おいら達オフィススタッフも、おいらを含め4人中3人が鹿児島県出身。残る1名は、大阪出身のSさんです。おいら達3人の使っている鹿児島弁は、いわゆる「からいも普通語」と言って、イントネーションや語尾が若干異なるものの、ほぼ東京標準語をベースにしている言葉なので、通常のコミュニケーションには支障はありません。ただ困るのは、鹿児島の本社と電話会議をする時。この鹿児島の本社におられるK室長が、ネイティブな鹿児島弁スピーカー。おいらも一応ネイティブ鹿児島県民だし小さい頃は婆ちゃんが家にいたので、K室長が話す内容は勿論理解できるのですが、その言い回しで話せ、と言われたらなかなか難しい、それくらいのハイレベルなトラディショナル鹿児島弁を使った会議がなされます。勿論、K室長がSさんに対して話をする時には「からいも普通語」を使うのですが、他の3人、または全体に対して話をする時には容赦なくネイティブ鹿児島弁でまくしたてられます。おいらが会議中、Sさんに対してたまに通訳を実施している事は、きっと電話の向こうのK室長はご存知ないでしょう。K室長は、今週一杯こちらに出張で来られていたのですが、みんなとの雑談の中で、『「こんな寒いのにそんな(薄着の）ものを着て～」と奥さんにたしなめられた』という話を、「ケナサンケ　セナトキッセエチ　ウッカテガラレタ」と表現。おいら達にはごく普通に内容を理解できたのですが、Sさんには全く通じませんでした。まず耳で慣れなければ理解できないのは、英語と全く一緒ですね。鹿児島弁のTOEICやIELTSなどの言語テストがあれば高得点を取れる自信があるんだけどな。

  2009.04.11

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  実証！町で評判のレストランとは？

  日本から出張で来られている上司を囲んで、今夜は外食です。こちらはHPより借用この Beaches というレストラン。わがリゾートから車で20分程走ったマリーナにあるのですが、おいらが12年前にこの町で働いている時に数回食事した事のあるこのレストランは、正直「ボリューム満点だけど粗雑」という、典型的なオーストラリアのレストランの印象しかありませんでした。しかし最近、スタッフやリゾートのお客様からの、あそこは結構「イケテル」(←まだ死語じゃないですか）という評判が気になっており、ようやくその評判をこの目と舌で確かめるチャンスに恵まれた、というわけです。その評判通り、サービス良し、味ボリュームともに文句なし。値段もリーズナブルで、ここは是非また友達や家族を連れてきたい、と思いました。古くからこの町を知る人なら大きく頷いていただけると思いますが、Beachesのみならず、昔に比べて、ほんとにこの町は全体のレベルが上がってきたなぁ、と感じます。では今日オーダーしたもののいくつかをご紹介いたしましょう。ボリュームたっぷりの骨付き肉のグリル。マッシュポテトとグレービーソースが食欲をそそります。サーモンの香草風味グリル。上のトッピングはポテトをうすーくスライスしてカリッと揚げたものです。手前はなんとプラムをグリルしたもの。こんな繊細かつ大胆な仕事、昔はしてなかったなぁ。こちらはおいらがオーダーした、シーフードのフェトチーネ。大きな海老と殻つきのホタテ、ムール貝などがごろごろと入った、トマト風味のクリームソース。アルデンテで茹で上がったパスタとの相性が抜群でした。ここの自慢はなんといってもPizza。このようにフロアの中央付近にPizza専用の窯があり、客席からガラス越しに見える厨房で職人さんが1枚1枚をこんがりと焼き上げています。熱々のPizzaが運ばれる各テーブル席からは歓声が沸き起こるほどで、最高に美味しそうだったのですが、フェトチーネで満腹になってしまったおいら。次回は絶対Pizzaをオーダーしようと心に誓ったのであります。

  2009.04.08

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• 馬にニンジン、A美にニッポンとは？

  先週嫁はんが職場でもらってきた風邪が、今週はどうやらA美にうつったらしく、この1週間は鼻水ぐじゅぐじゅ、たまに咳も出たりして、いまひとつ本調子ではない様子でした。でも楽しみにしていたGuides(日本でいうところのガールスカウトみたいな課外活動)のSleep Overに参加する為に、我慢してまずいクスリを飲み、なんとか行くことができました。おいらもA美からもらった風邪で、やはり今週は本調子で仕事をこなす事が出来ませんでしたが、週末にかけてようやく体調も回復。A美のいない金曜日の静かな夜を、夫婦でのんびりと過ごす事が出来ました。土曜の朝、GuidesにA美を迎えに行くと、クラスメイトのKateも一緒にいたので、「昨日は何時まで起きてたの？」と彼女に聞くと、「昨日は消灯が10時だったけど、Girlsはみんな夜中までコチョコチョ喋ってたのよ。12時半くらいまで起きてたわ」との事。そういや子供の頃の合宿なんて、おいら達が子供の頃も相当興奮する行事だったから、きっと彼女達にとっても相当楽しかった事でしょう。そしてKateのママも、「ほーんと静かな金曜の夜を過ごせたわよ」と、満ち足りた表情で語っていました。最後はGirls達がみんなで「じゃあまた次回に会いましょうね」と輪になり、お世話係の方からイースターのチョコレートをもらってお開きになりました。参加してた女の子達は、まだまだ遊び足りない様子でしたが。いたらいたでうるさいけど、いなきゃいないでちょっと淋しい、そんなA美は今、我が家に帰ってからママと一緒に日本語のテキストのラストスパート中。3年生のドリルが全部終わったら、ごほうびに日本に行けるんだよ、というニンジンをぶらさげられて、漢字とかけ算の猛特訓をしています。ご承知の通り既に飛行機のチケットなどは手配も済ませており、A美本人を除く全世界の人が、今月我が家が日本へ帰省をするのを知っているのですが、ご本人だけが知らないのは、「事前に言うと、調子に乗って、浮き足立って勉強もお手伝いも身につかなくなるから」という嫁はんの「戦略」。たぶん今夜「はっぴょー」と言う事になると思いますが、その時A美がどんな表情になるかが楽しみです。しかし、この1ヶ月くらい、A美の前でうっかり帰省時の話をしたり、買い物の時に日本へのお土産をチョコチョコと買ったりしていたのですが、いまだ気づいている様子がないのは、よーーーーーーーーーーっぽど鈍感なのか、はたまた、「気づかないフリをしている」くらいよーーーーーーっぽどオトナなのか。そのいずれかなのでしょうか。まぁ、後者は天文学的数値の確率ですけどね。

  2009.04.03

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  頑張れちびっ子使節団

  久しぶりの更新です。ここ最近、日本人のお客様の出入りが多く、日頃バックヤードの仕事をやっているおいらですが、この10日間はフロントサイドのお客様のケアに大忙しでした。今日チェックインしたのは、ロックハンプトン市と姉妹都市の関係にある鹿児島県指宿市から来た子供達約20人です。彼らは明日からロックハンプトン市の協力を得て1週間の語学研修＆ホームステイのプログラムに参加します。んで、今日1日は旅の疲れを落とし、明日からのハードスケジュールに備える為、うちのリゾートでゆっくりのんびりと過ごすという計画。彼らははるばる鹿児島の端から飛行機を乗り継いで、丸1日半をかけてようやくこの地にたどり着きました。さぞかし眠たいんだろうなぁと思って出迎えに行くと、その予想を裏切るかのごとくすこぶる元気。さすがに中高生の体力はオトナとは違います。おいら、久しぶりにバスの中でマイク片手にガイド業務をしながら、空港からリゾートまでの40分の道のりを案内しました。市の概要から周辺観光案内、オーストラリアの生活紹介やマメ知識など、添乗員時代の勘を呼び戻しながら、何とか退屈させずに無事リゾートに到着。お昼時の到着だったので直ちに昼食会場に案内。そして食事前にわがBOSSからと、リゾートの支配人代行のStevenくんから、恒例のWelcomeスピーチをしてもらいました。最近恒例になっているのが、リゾートの支配人に「日本語で」挨拶をしてもらう事。これは、今から英語の語学研修に入る子供達に「ガイジンもこんだけ頑張って日本語でスピーチできるんだから、キミたちも頑張ってね」というメッセージを伝える大きな目的があります。ただ今回は、支配人が急用で出席できなくなった為、副支配人のStevenくんに白羽の矢が立ったのがなんとこの日の2日前。しかし頑張りやさんの彼は、おいらの後輩Sちゃんの厳しい指導の下、前日に原稿を何度もリピートし、大変立派なスピーチを披露してくれました。しかし、元フットボール選手の筋骨隆々のStevenくんですが、原稿を持つ手が小刻みに震えていたのを見逃さなかったおいらでした。昼食後、みんなそれぞれフリータイム。前日からの夜行便の移動もなんのその、ほとんどの子供達は昼寝もせず、午後はプールで水遊びを楽しんだり、テニスなどのアクティビティに興じていました。子供の体力恐るべしです。夕食はオージースタイルのBBQ。これからホストファミリー宅などでBBQをする機会もあるだろうから、みんなチャレンジしてみよう！という企画。なぜかおいらがBBQ奉行し、「ハイッ、そこで裏返して」などと細かくSuperviseする事になりました。交代で楽しそうに焼いていましたが、こちらの同年代の子供達に比べるとやはり日本の子達は食が細いのか、ソーセージやサラダなど、割と残ってましたね。まぁ少し旅の疲れもあったのでしょうが。夕食後、彼らは夜遅くまで、交流先の学校で披露するという踊りの練習をしました。練習会場に案内だけして失礼しようかな、って思っていたのですが、彼らの一生懸命踊る「ソーラン節」においらもついつい見とれてしまい、最後まで付き合うハメに。最近はこういうアップテンポなソーラン節が小中高校などの文化祭や体育祭に採用されているとの事。「オクラホマミキサー」や「鹿児島おはら節」なんかを「ちんたらと」踊っていたおいらの世代とは全然違うんだと認識しました。1曲踊るごとに息が上がるほどの運動量。まさに「最近の踊りはスポーツなんだ」と感じましたね。そこで、学生時代にチョコッと、マーチングバンドとチアリーディングの指導をしていたおいら、彼らに「舞台で見栄えのする」ちょっとしたコツを伝授してあげました。本番で生かされるといいのですがね。夜も遅くなり、一同解散。おいらはその後、先生方にバーでいろんなお話を伺いました。明日からは先生方も受入先の学校の職員宅にホームステイしながら、子供達のケアをするんだそうです。子供達には「ホストファミリーに日本食を1回はふるまう」という宿題も出されているそうで、短いながらも内容の濃い1週間になりそう。日数的に今回はほとんど「オーストラリアの文化と、英語での生活を体験する」というのが主目的になると思いますが、少しでも海外生活や語学に興味を持ってもらい、その後の彼らの人生に影響が与えられるような、そんなツアーになったらいいな、と思っています。

  2009.03.27

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• 仕出屋のような台所とは？

  うちでは、毎日嫁はんが4人分の弁当をこしらえています。おいらの分とA美の分、それに単身赴任で仕事をしているBossと後輩Sくんの分の4人分。もちろん、彼らからはシッカリ弁当代を徴収していますが。まぁ手間は一緒だし、単身赴任だと栄養もアンバランスになりがちだから、という事で、いつも夕飯のおかずを多めに作って、それがおいらを含めたBOYS達の翌日の弁当になるわけです。つまり我が家の前日の夕飯のメニューがあからさまになる訳で、ちょっとこっ恥ずかしいですけどね。たまにランチ時にこちらのスタッフとキッチンで出くわす事がありますが、いわゆる日本式の「BENTO」はとても珍しいらしく、よく興味津々で「かちょー。今日は何が入ってるの」と聞かれます。「これはEGG ROLLで、これはPOTATO SALAD、これがCARROTをSOY SAUCEでソテーしたもので・・・」なんて説明すると、「Oh it's a kind of Smorgasbord(バイキング料理みたい)」なんて言われます。なるほど、彼らの感覚からすれば、小さい弁当箱にちまちまといくつかの料理が詰め込まれるのは珍しいんでしょうね。先日、オフィス仲間のいつも明るいKatrina(れっきとした一家の主婦)。おいらに「いくら払ったらBENTO食べられるの」と聞いてきました。おいらがBOSS達から徴収している金額を教えると、「じゃあアタシにも作って」と大喜び。たまたまその日は嫁はんが出勤していたので、直ちにKatrinaから内線電話で直接交渉し、成立。(←繰り返しますが、この人、子持ちのれっきとした主婦。)日本食大好きな彼女、翌日おいらがデリバリーした「BENTO」は、味噌や海苔などがふんだんに入った「純和食系」だったのですが、大喜びで米粒ひとつ残さずたいらげてくれました。今日は彼女からの2回目のオーダーが入り、まるで仕出屋のように、5個の弁当の準備に大忙しの我が家の台所。その横で、「これが数十個規模のオーダーになったら、人を雇って、人件費がなんぼで、売上がなんぼで、安定顧客があれば町に店舗を構えて・・・・」とビジネス算段に夢を膨らますおいらなのであります。

  2009.03.17

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• 日本に帰りたくない季節とは？

  日本で辛い毎日を過ごされている方々には大変申し訳ないのだが、おいらはこの季節、オーストラリアで暮らしている事を心から神に感謝したい。今の季節、おいらは日本にタダで帰してやると言われても、いや、例え金をあげるから帰って来いと言われたとしても、丁重にお断りするであろう。そう、言わずと知れた、花粉症。症状に悩まされている皆様には、心よりお見舞い申し上げたい。人からはヨーグルトが効くだの、甜茶がいいだの、いろんな噂を信じて試してはみたものの、何一つとして効果がなく、ましてやそれは半年前くらいから継続して体質を変えなきゃいけなかったんだよと、まさに花粉の季節に突入してからアドバイスを受け、だったら今更そんな事言わないでくれと、日本では毎年不愉快な日々を過ごしていた。過去の日記を振り返ってみても、毎年のようにこの花粉に悩まされている自分がいる。2007年3月の日記2006年2月の日記この当時は空港で働いていたのだが、よその航空会社から見られてないのをいいことに、鼻にティッシュを詰めた状態でフォークリフトで作業をし、女子社員から「かちょー。としての威厳かたなし」とバッサリだめ出しをくらった事があった。また、機側(飛行機の傍)に向かう作業車の運転中、垂れて来る鼻水に神経が行き過ぎたばっかりに、手に持っていたLDシート(搭載計画書)を花さか爺さんのようにランプエリアに撒き散らし、部下達全員が大騒ぎで回収してくれた事もあった。そんな失態ばかり演じていたこの季節だが、こちらオーストラリア大陸ではおかげさまで花粉症とは無縁な生活を送れている。まさに幸運としか言いようがない。この季節だけは、日本から離れていて本当に良かった、と思うおいらなのである。

  2009.03.13

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  南半球のホットスポットとは？

  皆さん、ご心配いただき誠にありがとうございました。懸念されたサイクロンですが、まるでヤップーンの町に恐れをなしたかのごとく、進路を急に東よりに変えて南下して行きました。これから南部の海上は引き続き警戒域に入るものの、本土や島にはほとんど影響がないものと思われます。まずはひと安心。ブリスベンやゴールドコーストの皆様、安心してお茶にお稽古にお出かけ下さいませ。しかしこちらとしては十数年ぶりのサイクロン。昨日の日曜日は、普通の週末感覚で買い物に出かけたのですが、用心の為に買いだめをしようとしていた市民でスーパーは大混雑レジには長蛇の列が出来ていました。まぁ取り越し苦労でよかったですが、昨日のスーパーは予想外の売上になったかも知れません。かたや、遠く離れたメルボルンでは、先日の大火事からまだ日も浅いのに、弱い地震もあったようです。大した揺れではなかったようなので、大事に至らずによかったですが、それよりもまず驚いたのは、この国にも地震があったという事実。てっきり火山帯はお隣のニュージーランドにしかないと思っていたので、これにはちょっとびっくりしました。ふと、「という事は、この国にも温泉が湧くところがあるのかも・・・」と思い立ち、あれこれと調べてみたところ、あるんですねオーストラリアにも日本式の温泉が上の画像はシドニー近郊のブルーマウンテンズにある Sparadiseさん という温泉施設。色々な湯船があり、露天風呂まである、なかなか本格的な温泉施設のようです。宿泊設備やレストランもあり、結構充実した感じです。そして下の画像は、以前ニュージーランドに住んでいた職場仲間のSさんからの情報。クライストチャーチ近くのマルイアスプリングスという所に、なんと日本人の女将さんが経営している純日本風の温泉旅館があるんです。こちらも露天風呂、内風呂のほか、うたせ湯や足湯もあるらしく、またレストランでは本格的な和食も楽しめ、宿泊客は浴衣を羽織って寛ぐのだとか。女将さんのご実家は新潟県で旅館を営んでおられるらしく、そのノウハウを持ってニュージーランドの地に本格的な温泉旅館を立ち上げたとの事。今は大変人気のある施設ですが、ここまで至るのにひとかたならぬ苦労をされたようです。ホームページを見て、同じ宿泊業に携わるものとして、是非こちらの施設を一度体験してみたい、と思うようになりました。しかし我が家で、「次回じいじが来た時に一緒に行こうか～」なんて話が盛り上がり、じいじにその話を持ちかけたところ、じいじより「なんでニュージーランドまで行って、温泉旅館に泊まらないかんのだに」とあっさり却下されてしまいました。おっしゃる通り、日本からわざわざ来て、日本旅館に泊まる事もございませんな。マルイア温泉には、いつの日か我が家の家族旅行で行く事にいたします。

  2009.03.09

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  招かざる来客とは？

  夏の終わりのハーモニー　by玉置浩二&井上陽水なんて悠長に季節の変わり目を楽しんでいる場合ではなくなりました。この州の沿岸部に、明日明後日にかけてサイクロン襲来の予報が出ています。土曜日の8:00現在、サイクロンはヤップーンからはまだ離れた州北東部沿岸付近にいるものの、中心付近の最大風速は約60m/s、中心気圧は960HP(ヘクトパスカル)まで大きくなっており、南下するに従ってさらに発達する事が予想されています。現在は毎時17kmのスピードで大陸に沿うようにゆっくり南南東に進んでいるとか。日本では台風の大きさ、強さを「大型で非常に強い」とか、「中型で並の強さの」とか、吉野家で言うところの「つゆだくネギなし」的な表現をしますが(←ちょっと違いますか？）、こちらではスパッと簡単明瞭に、カテゴリー1、2、3という階層で表現をします。サイクロン情報で見る限り、ヤップーンに再接近する時間帯に予想されている今回のサイクロンのカテゴリーは「４」との事。このカテゴリー４に関する定義文を日本語訳してみると・・・・・「相当数の屋根が損害を被る。多くのキャラバン(移動式住宅)は破壊され、吹き飛ばされ、がれきや破片が空中を飛び交う。広範囲にわたる停電が予想される。カテゴリー４における非常に破壊的な暴風は、最大瞬間風速でおよそ62.5～77.5m/sになる。カテゴリー４における風の強さは、ビューフォート風力階級区分では最大級カテゴリー(12、いわゆるハリケーン)に分類される。」  なんだか訳した後であらためて、「こりゃあただ事ではない・・・」と思いました。台風銀座の鹿児島に住んでいた台風エキスパートなおいらも、こちらのサイクロンの力は未知数。厳重な警戒と、非常時に備えて食料の買出しをしっかりしておかなくては。(←そしてまた余計モンのポテチやプリンなどを買ってしまうのです。)

  2009.03.07

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  HONEY & HONEY

  田舎暮らしのいいところは、自然の恩恵にあずかれること。うちのリゾートは、自宅で副業に畑や牧場をやっている人が多く（果たしてどっちが副業か？）、自宅から果物を持ってきてくれたり、魚や野菜を安くで売ってくれるので何かと重宝しています。先日は、自宅で養蜂業をしている社員の弟さん家族から、ハチミツを安く譲ってもらいました。「欲しい分だけの容器を持ってきてね」と言われたので、我が家は1リットルのミルクボトルを持参したのですが、防腐剤などの添加物が一切入っていないハチミツが、なんと5ドルで手に入りました。とかく都会に比べて質素で不便な点もありますが、こうして地元の新鮮な食材を手に入れられる田舎の生活も、ある意味豊かなのかも。↑こちらの「HONEY」は、シェフYくん夫婦からのメルボルン土産のDVDです。こーゆーのがたやすく手に入る都会の生活も、それはそれで、憧れ。

  2009.03.06

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• 便利なようで便利でない

  もう一つ、オフィスの話題などを。掃除のおばちゃんか誰かが持ってきてくれたのか、今オフィスの台所には、こんな食器用スポンジが置いてあります。「柄」の部分に液体洗剤を注入するようになっていて、いちいち洗剤をスポンジにつける手間が省ける、一見すると「スグレモノ」グッズなのですが、とにかく使い勝手が悪い。デッカイ平皿を洗う分にはそこまで感じないとは思いますが、毎日のランチタイム後に、弁当箱をちまちまと洗うおいらにとっては、箱の隅々まで汚れを取るのにとっても苦労します。これって日本では見かけた事がないように思うのですが、100均とかに置いてあるのかなぁ。合理性を求めるオージーの発明なのかどうか知りませんが、ちょっとおいらにはいただけないシロモノ。我が家からマイスポンジまたは毛糸スポンジ(←これなかなかイイですよ)を持ってこようかな、と真剣に思っている今日この頃であります。

  2009.03.04

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• 男なのに冷え症　夏なのに冷え症

  まだまだ残暑厳しい毎日ですが、オフィスではこの通りフリースが欠かせません。そうなんですよ。わがオフィスの旧式のエアコンは、とにかく極限まで容赦なく「とことん」冷やしてくれるんです。とにかく夏でも極度の冷え症のおいら。特に仕事をしているとすぐ膝上が冷たくなるので、このフリースは、着てない時でも膝掛け代わりに使っています。それでも「涼しい顔をして」半袖で仕事をする仲間たちに、「なぜ夏なのにいつもそんな厚着をしているの」と怪訝そうな顔で見られてしまうおいら。それこそあんた達に小一時間問いただしたいよ、といつも心の中で思う毎日。真冬のようなオフィスワークの日々は、まだ当分続きそうです。 みな様、効果的な冷え症対策があれば、是非教えて下さい。

  2009.02.28

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• めっけもん

  ２軒先のお宅がガレージセールをやっていたので、ちょいと「つっかけ」履いて覗きに行って来ました。こちらでは引越しになると、粗大ゴミのクリアランスを兼ねて、自宅の車庫などを使ってセールをやるのが普通。週末ともなると、街路灯や道路標識のポールなどに、結構頻繁にガレージセールの案内が貼られているのを見かけます。(許可なく勝手に貼りまくっているのもどうかと思いますが・・・)今日見に行ったお宅の展示品は、「これって新品」と思うくらい状態の良いものばかり。小さいお子さんがいるのか、ベビー、子供洋品が中心でしたが、大人用の洋服や靴、電化製品なども幅広く取り揃えられており、陳列棚はまるで一般の商店のように整然としておりました。しかもきちんとタイピングされたプライスタグがつけられており、下手なセカンドハンドショップよりもよっぽど小奇麗にしていました。そういえば町の案内版も、多くはダンボール紙にマジックで書かれたようなものが貼られているだけなのが、このお宅は、カラーペーパーにきちんとパソコンで印刷され、それをラミネートに加工して見栄え良くしており、そのあたりからもこのお宅の「きちんと度」が垣間見れました。おいらがゲットしたこのビジネスかばんは、なんと僅か15ドル。何でこれ出品するの？っていうくらい、大きな損傷もなく、まさに掘り出し物でした。きっとこのお宅、「キレイ好きの新しモン好き」だったんでしょう。もともとこんな感じで、航空機のキャビンにも持ち込めるサイズの、1、2泊の出張にも対応できるかばんが欲しかったんですよね。中は機能的に仕切りが施されており、もうこれで、ユニクロで買ったソフトバッグに、書類もパンツも機内で出たクッキーも、全部いっしょくたに詰め込んで行くようなビジネストリップからは卒業です。またこの家に引っ越して来る人が、「引っ越し好き」で、「キレイ好き」で、「新しモン好き」である事を願うばかりです。

  2009.02.22

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  ベルリンより高い「壁」とは？

  こちらへ赴任してきて、間もなく2年を迎えようとしているが、いまだに「言葉の壁」に悩まされ続けている。自分が主導権となって、自分の聞きたい事を確認するような場面であれば、その会話の内容や使われるであろう単語を概ね予想できるのだが、逆に他人から予期せぬ事を尋ねられたりした場合、まずその会話の中の単語から糸口をつかみ、内容を理解するのに、いまだに相当な苦労を要する。しかも、それが通常の「Do you　～　」や、「Are you　～　」などの直球であればまだイエスやノーで答えられるのであるが、こちらでよ～く会話に使われるのは「～～, arn't you」とか、「Didn't you ～～　」などの変化球、いわゆる「付加疑問文」や「否定疑問文」などである。つまり、「～～　じゃないの」「～～　しなかったの」という聞かれ方。この答えをうっかり日本語感覚で「はい、しませんでした」なんて答え方をしてしまうと、たちまちイエスorノーなどと聞き返され、相手を混乱させてしまうのである。中学高校の読み書き中心の英語学習では、そんなに難しい部類ではなかったこの手の文法だが、いざ生活の中で使ってみると、一番苦労する類のものになっている。熟練者になると、相手が言った事に対しての「マジ？」という相槌がごく自然に「Was it 」とか「Oh has she」などと、相手の言った言葉を踏まえた「相槌」で口から出す事が出来る。あれは聞いていて相当カッコいい。今のおいらなんて、せいぜい「Really」などというオールマイティな言葉で返すのがやっと。それならまだマシだが、ついうっかり日本語で「あー、そうー」などと口走ってしまい、慌てる事もしばしばである。(この日本語、英語ではあまりよろしくない意味になる事は皆さんご存知ですね)という訳で、仕事だけではなく、お茶のみ話やショッピング中の店員との会話まで、脳から出血するくらいに神経を尖らせて集中しなければならない、まだまだ未熟なおいらなのである。こんな番組も笑って見ちゃあいられない

  2009.02.21

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  あの手この手のキャンペーンとは？

  雨季真っ只中のこの地方。今週1週間はずっと雨続きでした。たまに晴れ間の見える時間帯もありましたが、ものすごい湿気。かえってザーッと雨が降ってくれた方が、涼しくて爽やかに過ごす事ができます。さて、今日ちまたはバレンタインデー。日本では当初の目的から大きく逸脱し、女性からお世話になった男性へチョコレートを渡す、極めてお歳暮お中元に近い慣習と化していますね。お菓子業界にしては「してやったり」という所なんでしょうが。こちらオーストラリアでも、日本ほどの商戦ではないものの、やはり本来の「愛する人へ贈り物をする日」から、この日にかこつけて様々なキャンペーンで商売をしよう、という日に変わりつつあるようです。これは、通常のサービス、小売業だけではなく、航空会社もモチロン一緒。不景気で、厳しい競争下にさらされている今の航空業界。あの手この手のキャンペーンで、顧客獲得に躍起になっています。まぁ利用する側にとっては、とても有難い事なんですけど。では、その数例をここにご紹介していきましょう。新興格安航空会社のバージン・ブルー。「バレンタインにハグしちゃおうセール」ってなとこでしょうか。まさか「この料金のお客様は、チェックイン時にカウンターでハグしていただきます」という事はないでしょうが・・・・。こちらは老舗、カンタス航空のキャンペーン。国際線のしかも路線限定ですが、大人1人につき、引率する子供料金1名分がなんと「0円」子連れ旅行には大変オトクなキャンペーンです。残念ながら日本路線は対象外。でも上海線や香港線はこの割引が適用になるので、そこから先の航空券を安く手に入れる事が出来れば、もしかしたら日本へもオトクな料金で行けるかも知れません。アジア最大のLCC(ローコストキャリア)のエア・アジア。こちらはなんと航空券代金自体が「0円」燃料サーチャージと諸税金分だけを支払えばいい、という破格のキャンペーンです。マレーシアが拠点のこの航空会社は、現在茨城空港をはじめとする日本の地方空港への乗り入れを模索している様子。日本の国際線にもいよいよLCC旋風が吹き荒れるのでしょうか。これは以前も紹介したタイガー・エアウェイズのキャンペーン。バレンタインの週の週末限定販売で、4月から10月の2名分の航空券が、1名分の料金で買えるというもの。こちらの国ではよく、「Buy one Get one Free(1個買うと2個目がタダ)」という販売の仕方をしていますが、そんな感じですね。ロックハンプトンからメルボルンまでのフライトが、2名分で200ドルで購入できてしまいます。で、おいら早速このキャンペーン期間中に、6月のメルボルン行きのチケットをGetいたしました。目的は・・・・・6月17日　サッカーW杯最終予選　日本vsオーストラリア先日、残念ながらホームで引き分けになってしまいましたが、アウェーの地であるメルボルンのスタジアムで、代表チームを日本の皆様の分までしっかり応援してまいります。今回はうちのBossと一緒に行くのですが、「バレンタインキャンペーンの航空券を俺達が使っていいの」と真剣に不安がっていました。大丈夫、チェックイン時にKiss&Hugしろとは言われませんから、きっと。

  2009.02.14

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  2つの山登りをした1日とは？

  ヤップーンとロックハンプトンを結ぶメインロードの横に、マウントジムクローという小高い山があります。この山は大昔の火山活動によって造形された岩山で、アボリジニの人々からは「rainbow serpent(虹色の蛇？）によって作られたもの、と言い伝えがあるようです。(州政府のホームページより)。雨期の晴れ間となったこの週末。Bossの誘いに我が家が乗る形になり、マウントジムクローの頂上を目指していざ出発する事になりました。まずは余裕の記念撮影。メインロードから見る限り、高さは200mもないくらいの岩山。遊歩道を散策しながらでも、片道1時間もあれば登頂できるであろう、と思われました。緑に囲まれた自然道。様々な種類の鳥の声や蝶々の飛ぶ姿を楽しみながらのトレッキングです。と、10分程歩いたところで遊歩道は終わりになり、目の前に鬱蒼とそびえたったのは険しい岩肌。今日の探検隊長のBossも、「昔登った時は頂上に着く手前ちょっとだけ、険しい部分があったんだけどなぁ」と言いつつも、そこから登山ルートらしき道を探しながら、その険しい山に挑んで行きました。山道はどんどん険しくなり、大人でもおっかなびっくりの様相を呈してきました。Grade 4(日本では3年)のA美ならなおさらの事。だんだんと行く手を阻んでいく山肌と、足元のおぼつかなさに、ついには「怖いよ～」メソメソ泣き出してしまいました。と同時に、日頃の運動不足と、前夜の寝不足(フィギュアスケートの四大陸選手権を観戦)がたたり、なんとこのおいらも予期せぬ貧血症状と酸素欠乏状態に見舞われる事に・・・・。ここで隊長が登頂断念の英断を下し、とりあえず見晴らしの良い地点で休憩する事になりました。山の半分程登ったところでしょうか。でも、下界の素晴らしい景色にしばしうっとり。きっともっと登りやすいルートがあるはずだから、今度絶対リベンジしようね、と固く誓い合った4人なのでした。下りは上りよりもおっかなびっくり。無事下山後、気を取り直し、「じゃあ車でも登れる登山をしよう」と、Bossが気を遣って連れて行ってくれたのは、ロックハンプトンの郊外にあるマウントア－チャー。ロックハンプトン市北西の、標高604mのこの山の頂からは、ロックハンプトン市の全貌と、はるか彼方にキャプリコーンコーストの海岸線を見渡す事ができます。モチロンここまでは車ですいすいと行くことが出来、山頂にはバーベキューエリアやカフェも。眼下に広がる素晴らしいロッキーの町の景色を満喫しながら、まだまだこの国でアウトドア活動をするには青いと悟ったわが家の娘(ヘタレ1号)と家長(ヘタレ2号)。不名誉な称号の返上の為、いつかのリベンジへ向けて、これから日々トレーニングに励んでいかなくては、と心に誓った1日でありました。

  2009.02.07

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• 決定的となったポイントとは？

  急遽決めてしまった日本行きの話のつづき・・・・。マイル有効期限に伴い、とりあえずおいらは4月の下旬から5月の上旬の往復でチケットを予約したので、嫁はんと娘は、4月中旬のイースターホリディに日本へ先乗りし、おいらが日本に到着するのを待って一緒に鹿児島へ行き、そんで、同じフライトでオーストラリアへ帰るように別にチケットを買えばいいよね、という話に落ち着きました。で、この時期の日本行きのフライトをおいらと同じJALで検索したのですが、親子2名の日本までの往復が、2人でなんと3,800ドルネットで調べながら、思わず目ん玉が飛び出てしまいました。生活のベースが豪ドルの我が家。嫁はんの「こりゃあムリだわ。残念だけどあなた独りで行って来て」という言葉に、一旦はそういう方向に話が行ったのですが・・・・。しかしまぁ、飛び出た目ん玉を拾いながら、落ち着いてよくよく考えてみると、これを日本円で支払すると、おおよそ22万円也。(今はものすごく円高豪ドル安なのです)そう考えたら、そこまで驚く程の金額でもないようです。それでも悩んでいた嫁はんでしたが、次の日、「やっぱり行く事にしたわ」とあっさり決心。倹約家の嫁はんが、よくぞ決心したものだ、と感心していたら、「きっと今年が、あなたとA美が○○○できる最後の年だもんね。」と、んんっ、と思わず唸ってしまう配慮ある発言をしたのでした。言われてみれば確かに、とおいらも納得。さぁ、○○○に入る文章、皆さん、お分かりになりますかわかった方は、どんどんコメントして下さいね。ちなみに、「今年離婚するから」は正解ではありませんのでご心配なく。正解者の方には抽選で、日本の方には豪州の、豪州の方には日本の素敵なお土産がプレゼントされる、かも知れません。

  2009.02.04

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  あなたのマイルは大丈夫？

  いつも間際になって慌ててしまう、期限切れ間近のマイレージの交換。最近ルール変更で、JALのマイレージは、これまで年末が期限切れだったのが、有効期限がきっちり3年間と決められ、年度途中でも期限切れのマイルが容赦なく落ちる事になっています。おいらの現在の保有マイルは36,000。1月いっぱいで落ちてしまうマイルが4,000。このキチョーな4,000マイルが落ちる前に、何かに交換しないと勿体無い。とりあえず近場のカンタス便を発券しようか、と思い立ち、これは他社便手配になるのでと、指定されたJALシドニー支店のコールセンターへ電話したところ、「営業時間内におかけ直し下さい」という非情なメッセージが・・・。月曜日を待っていたら4,000マイルが消えてしまう。ふと、今、JALのキャンペーンで、オーストラリアから日本への往復がディスカウントマイルになっている事を思いたち、すかさず内容をチェック。このキャンペーン、通常より10,000マイル割引の30,000マイルで日豪間が往復が出来るのですが、利用期間が4月1日～5月31日、または12月1日～2月28日と制限されています。本当ならば今度出来た日本の9月の新しい連休が、こちらのスクールホリディとも重なり、家族で帰省するにはベストシーズンなのですが、残念ながらこの期間のキャンペーン適用はなし。12月はまたじいじが来豪するんで、入れ替わりに日本に帰るわけにゃあ行かないし・・・。んな訳で、タイムリミットが迫った本日、家族会議の結果、急遽GW中の日本への帰国を決めちゃいました。本当にふって湧いたような帰省話で、計画性もなんにもナシなのは相変わらず。でもまぁ日本に帰るとなれば、思いつくだけでも後から後からやりたい事は思いつくわけで。とりあえず、　　運転免許証更新(もう切れてしまっている・・・)　　墓参り　　歯医者に行く　　銀行口座の手続　　温泉に入る　　鯛ぐるまの寿司を食べに行く　　ヤナギムラのシュークリームを買うなどなど、やらねばならない事は次々に出てきます。※後半はどーでもいいんですが・・・もし時間に余裕があるなら、おいらがどうしてもやりたいのは・・・・・　　　　　　　　　　　　　　　　↑これです。既においらの周囲からも、次々に成功談を聞かされ、ほとんどやる気マンマンになっているところです。うまくスケジュールがはまればいいけど・・・・。この0.1にもならない視力が、僅か20分で2.0になるってのは、これだけの出資をしてもなお価値がありそうです。まぁそんな訳ですが、特にGW中は逆に忙しい業界の皆様ばっかりとは思いますが、こんなおいらと是非是非遊んでやって下さいまし。2年ぶりの日本。少しでも多くのみんなと会えればいいな・・・・。という訳で、さぁて、これから会社と休みの調整だ。(←そっちが先では）

  2009.01.30

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  クスリに手を出してしまった男の結末とは？

  悪魔の囁きに負けて、ついに「クスリ」に手を出してしまいました・・・・自分の意志が弱かったのか、自らの力ではどうにもならなかった焦りなのか・・・・。毎食前または食間に服用するたび、「自分が変わったカモ」という気持ちになったのですが、それは全くの「幻覚」だったようです。実は服用を始めてから約1ヶ月が経っています。満を持して、皆様にその効果を報告したかったのではありますが、せっかく、じいじが大枚はたいてわざわざ遠く日本から買ってきて下さったこの「クスリ」。悲しい事に、ただの「整腸剤」で終わりそうです。イベントが続く年末年始にダイエットを始めた事が大きな「誤算」でした。残された道は「脂肪吸引」でしょうか・・・。

  2009.01.28

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  最近のハマリもの

  最近のおいらのハマリものと言えば、コレです。これは、一見すると崩れた豆腐の冷奴のように見えますが、実は、これに刻み葱と粉かつおを散らしたものなんです。最近でこそスーパーで"TOFU"を見かけるようになりましたが、日本で買うような「絹ごし」「木綿」なんかの新鮮かつ繊細なものじゃないし、しかも一丁$2.00(安売りでも$1.00)とかするんで、なかなか買い物カゴに入れる機会がないんです。で、先日たまたま嫁はんがカッテージチーズの安売りを見つけ、買ってきたのは良かったのですが、我が家では今までこのチーズを料理に使った事がありませんでした。「よそにお呼ばれした時に、イタリアンサラダなどに入っているのを食べた事があるので、そういうレシピしかできないのかしら」と嫁はん。「そういえば昔ハウステンボスに行った時、チーズ売場でチーズを豆腐みたいに醤油と葱で食べたという記憶があり、たぶんそれがカッテージチーズだった気がする」とおいらが言うと、早速嫁はんが半信半疑ながらそういう風に食卓に出してくれました。それが上の画像です。これがなかなかどーして。意外に旨いんですわ。豆腐とは見た目は似ていますが、チーズのコクを残しつつ、カッテージチーズのさっぱり感が醤油・ネギ・かつお節と見事に調和し、ワサビを添えて食べるとこれがまたオツなんです。おいらは酒は飲まないのですが、晩酌のお供に最高の小鉢になると思いますよ。しかもこのカッテージチーズ、豆腐とさほどカロリーも変わらないとあって、大変ヘルシー。ほかのチーズと異なり、フレッシュチーズなので賞味期限も短く、その為によくスーパーの見切り商品にもなっているので、値段も手頃(1パック50セントとか)。まさに一石三鳥です。ダイエットにも家計にも有効、かつ奥様のお料理も手抜きできる(？）大変重宝な一品でございます。おたくのスピードレシピに追加されてはいかがでしょう。

  2009.01.24

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• 夢のような帰省とは？

  朝晩は凌ぎやすくなってきたというものの、数日に1回は、まだまだ寝苦しい熱帯夜にもなるヤップーンです。うちにはクーラーなんていう文明の利器はないので、暑い夜は、天井に据付けのシーリングファンを回して涼をとります。でもこの地方は湿気が少ないので、これだけでも十分涼しく寝られるんです。その日も、おいらがLow, Mid, Hiとあるファンの3段階のうちLowにして寝ようとすると、一緒に寝ようとしてた暑がりのA美が「Hiにしてよ」と言い出しました。以下は、そこから始まった、親子の真剣な会話の再現です。おいら「Hiにしたら、夜中に寒くなって寝冷えするよ。」A美「いいの。Hiの方が涼しくて気持ちよく寝られるから。」おいら「でも、あんまり長くHiにするとすっごく危険なんだよ。」A美「えっ！なんで」おいら「知ってた家中のファンを全部Hiにしたら、おうちが飛んじゃうんだよ。」A美「うっそ～。まさかぁ」↑(バカ娘、疑いつつもここで30%ほど信じている。)おいら「ほんとだよ。だからおうちであんまりファンをHiにしたら危ないんだよ。」A美「そうか。でもおうちが飛んだら、このまま日本に帰れるからいいよね。」おいら「そうだね。でも鹿児島のグランパ(うちの父です)んちの近くに着陸する場所がないから困るね。」A美「じゃあ小学校のグラウンドに降りればいいよ。あそこ広いし学校にもすぐ行けるし。」おいら「それって友達に見られて恥ずかしくない？」A美「すぐ学校に行けるからいいじゃん。それに日本に帰るのにパッキングもしなくていいし、途中でお風呂にも入れるし、ベッドに寝たまま鹿児島に帰れるからいいよね。」おいら「オーストラリアに帰る時もキューピーマヨネーズ持って帰れるし、グランパも連れて来れるよね。」A美「・・・」ふと横を見ると、いつの間にか寝入っているA美なのでした。きっと今頃、おうちごと空を飛んでいる夢を見ていることでしょう。どこまで信じきっているのかわかりませんが、バカ娘が、明日家じゅうのファンをHiに回していない事を祈ります。

  2009.01.22

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  Bowling isn't boring

  ロッキーの街には、数少ないインドア娯楽施設のひとつとしてボウリング場があります。こちらではあえてTenpin Bowlingと言うのですが、豪州ではメジャーなスポーツの「ローンボウリング」（芝生のグラウンドでやるカーリングみたいなやつ)と区別しているんでしょう。日本のボーリング場は今や複合アミューズメントパークとして、ハイテクゲーセンやネットカフェなどを併設したものが多いですが、ロッキーのボウリング場は、まさに場末の雰囲気漂う娯楽ホール。今日は4年ぶりくらいにボウリング場を訪れたのですが、ジュークボックスやピンボールなどの時代を感じさせるレトロな設備に、とてもノスタルジックな雰囲気になりました。レーンは一応、今主流になっている照明を落とした小洒落た(死語?)スタイルになっていました。しかし今ドキには珍しい、マニュアルで入力するシステム。まだ紙とエンピツじゃない分よかったのか。(はっ、もしかしてそんな時代にボウリングをしていたのはおいらだけ？)Girls達用に、ガーターの溝はガードしてもらって遊びました。ボールに翻弄されながらも、一生懸命スローする姿がかわいらしいです。大人チームも負けずに応戦。見て下さい。この華麗なフォーム。しかし残念な事に、とてもスコアは見せられません。投球時のイメージは「中山律子さん」です。(はっ、また年齢がっ・・)こちらはかちょー。嫁の勇姿です。しかし、大人1ゲームが何と10ドル！今の為替だと、600円程度と言えばそれまでなのですが、おいら達居住者にとっては、10ドルは10ドル。1ドル100円時代に赴任してきたおいら達は、1ゲーム1,000円と換算してしまいます。ヤップーン住民は、やっぱり太陽の下で、自然を相手に遊べって事ですね。

  2009.01.18

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  太陽と大地の恵み

  我が家の散歩コースに大きなマンゴーの木がある公園があり、毎年マンゴーの季節になると、熟した実が自然落下し、甘い果実が辺り一面に転がるんです。今年ももうそろそろ時期かなぁ、とふと思い立ち、土曜の仕事帰りに回り道してその公園の前を車で通ろうとした時正面から見慣れた母娘の姿が・・・・。それは、なんのことはない同じくマンゴーの実り具合を探りにやってきた嫁はんとA美でした。偶然、というか考えることは同じですね。全く。という訳で、夕暮れの公園で家族総出でマンゴー「拾い」をしてきました。これがそのマンゴーの木。公園の半分くらいを枝葉で覆いつくさんばかりの大木です。下に落ち葉のように見えるやつが、実は大量に落下したマンゴーの実なのです。見上げるとたわわに実ったマンゴーが。ダメージの少ないものを選びながら、落ちているマンゴーの実を拾い集めました。拾っている頭上から、完熟した実が落下するので、頭の上に気をつけながらの収穫。ヘルメットをつけないと、直撃したら結構痛そうです。さすがに自然に育っているだけなので、丁寧に育てているCarmelのところのような市場に出せるほどの立派なマンゴーではありませんが、それでも果肉と果汁はたっぷり取れそうです。大量大量。収穫したマンゴーはすぐにビールカゴいっぱいになりました。どこからか別の父娘連れもやってきて、用意周到にもハシゴを使い、器用にマンゴーの実を収穫していました。もうこの木は、近所では周知の「大地からのプレゼント」なのでしょう。そしておうちに帰るまで我慢できず、完熟マンゴーにかぶりつくA美なのでした。さすがに野生のマンゴーだけあって、個々の果肉の量は先日のCarmelんちからいただいたものより多くありませんでしたが、それでも嫁はんがキッチンで気長にカットし、たくさんの果肉とあふれるほどの果汁をゲットする事ができました。ご覧あれこんなに立派なカットフルーツとマンゴー天然果汁100%のジュースの出来上がりです。公園で拾った実からこんなにたっぷり取れるんですよ。うちでは果肉をフリーザーで保存しました。そのままシャーベットとして食べてもよし。ミルクやヨーグルトとミキサーにかけて、スムージーにしてもよし。いろんなバリエーションで、今年もマンゴーを満喫する事が出来ました。

  2009.01.17

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  かちょー。のゴールドコースト再発見の旅その4　～いつも最後に落とし穴～

  3泊4日のショートトリップもあっという間におしまいの日になりました。今日はじいじとせっちゃんが日本へ向けて出発する日です。利用便の成田行きは朝8時50分発。2時間前にブリスベン空港に着く事を想定のうえ、逆算し、その日の起床は何と4:00amさんざん遊んだおいら達には厳しい試練でした。(butじい様にとっては普通の起床時刻)ちょいと余裕を見て4時45分にアパートを出発。しかしこの時間読みは大正解。(さすが元ツアコンのおいら)日本は祝日でもこちらはウィークデイ第1日目。ブリスベンに近づくにつれて渋滞も見られ、空港に到着したのは6時半を回る頃でした。おいら達がロッキーに帰る便は2時間後の8時半の便だった為、とりあえず国際線出発ロビー前でじいじとせっちゃんにお別れをし、嫁はんがチェックインブースまで彼らをアテンド。おいらはまだ夢うつつ状態のA美と、空港近くのサービスステーションで待機し、嫁はんのアテンド終了を待って国内線ターミナルへ移動しました。ドメのターミナルでレンタカーを返却し、我々自身の搭乗手続へ向かいます。今回、時間帯が良かったのと料金が破格に安かったので、初めて　ジェットスター　を利用しました。(日本にも就航しているからお馴染みですね）今回のチケットは、1週間ほど前に手配したにもかかわらず僅か59ドル。(手荷物預けがある場合は69ドル)予約変更や取消に制限やペナルティがあるものの、他社に比較すると、とっても財布に優しい運賃です。これがブリスベン空港のチェックインカウンターです。予約確認書も持っていったので、スムーズにチェックイン。確認書がなくても、本人IDがあれば搭乗可能です。(このへんは☆印航空とも一緒ですね)と、チェックインエージェントから次の一言。「すいませんがバゲージを流すベルトコンベアが故障しているので・・・」はいはい、そうですか、とカウンターを立ち去ろうとすると、彼のその次の一言が「あちらのカートまでご自分でお荷物をお持ちになって下さい」おいら達、声を揃えてつい　「はぁ？」と言ってしまいました。ゾロゾロと自分達のバゲージをひきずって、裏のカートへ持っていくおいら達。バゲージ担当の連中がおいら達に「ハロー、はわゆー？」と一言。はわゆー、じゃないよ、全く。そんなデカイ図体してるんだったら、カウンターに取りにこんかいと言うほどの英語力もなかったので、「ぐっどもーにんぐ」と言ってすごすごと立ち去ってしまうじゃぱにーずなおいらなのでした。ボーディングパスはレシート形式。LCC(ローコストキャリア）で良く使用されているスタイルです。搭乗券の裏には、ボーディングの順序に関する案内。ボーディングパスは予め3種類に色分けされており、セパレートボーディングに際しての優先順位が色で決められていました。最初（オレンジ）：アシストのいるお客様、Infant連れ、上級クラス、及び正規料金で購入されたお客様つぎ（ブルー）：シークエンスの若い、つまりチェックインの早かったお客様そのつぎ（シルバー）：その他大勢なるほどですね。納得。ゲートで細かくアナウンスするより明確です。時間に余裕があったので、朝食などを済ませ、指定時間にゲートへ行くと、なんとチェックイン時には何も知らされていなかった2時間ディレイの表示が・・・。なんでもケアンズ地方が台風の為、ダイヤが乱れているのだとか。初めっからわかってたなら、じいじの見送りもゆっくり出来たのにね。さすがに2時間は退屈でしたが、朝早かった為か、A美も嫁はんもロビーで爆睡。おいらはそれでも、立ち読みしたり、UFOキャッチャー(収穫なし)したりとそれなりに時間を潰して過ごしました。  機体はA320。同社がスポンサーしているラグビーチームがボディにペイントされている機材でした。使用機材が到着後、僅か10分たらずでボーディング開始。(きっと燃料補給しながらボーディングさせてるな)それ以上の遅れもなく、ロッキーまでのフライトも快適でした。楽しかった旅行も無事に終了。じいじ達からも、その夜に無事帰国の連絡が入りました。いつも来豪は正月ばっかりなので、今度は違う季節に来たいと早くも次の予定(10月)の話をしていたようです。まぁ、元気なうちにたくさん旅行するのはいいことですわ。

  2009.01.12

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  かちょー。のゴールドコースト再発見の旅その3　～世界遺産を訪ねて～

  ちょっと曇り空の日曜日。昨日1日、子ども達を中心にSeaworldでのホリディを楽しんだおいら達。今日は、大人のあくなき探究心を満たすべく、世界自然遺産を訪れるツアーへ出発です。案内役は悪友Tくん。かつては我が社で共に働いた仲間ですが、今は独立して、ゴールドコーストを中心に様々な事業展開をしています。ものすごーく良く言えば「青年実業家」ってとこですか。とにかく人なつっこく、憎めないキャラクターで、周りから愛されると同時に、本人の持つ不思議な「強運」でここまでやってきた「ラッキーボーイ」です。おいらもそんなキャラにあやかりたいもんだ。目的地のラミントン国立公園までは2時間程のドライブ。途中のアルパカ村で、雄大な景色を楽しみながら休憩です。とてもゴールドコーストとは思えない緑の大自然です。国立公園の中にある「オレイリー」というリゾートに到着。ここを中心に、自然との触れ合いを楽しみます。鳥の餌を手にした途端、こーんなにたくさんの鳥達が寄ってきました。これにはA美も大悲鳴。横では不幸にも頭に「置き土産」をされてしまったおじさんも・・・。リゾート内にある遊歩道を散策。まさに気分は「屋久島」。マイナスイオンたっぷりの森林浴を楽しみます。渓谷を渡る吊橋。「1回に渡るのは6人までです」との注意書きが。6人って、1人あたり何キロで計算してるんだろう・・・・。これは途中にある展望デッキへの階段。A美は喜んで昇って行きましたが、大人たちは「パス」。散策を楽しんだ後は、オープンデッキでお昼です。おいらがオーダーしたのは、こちらでは定番のビーフバーガー。毎度の事ながら、このボリュームには驚かされます。嫁はんの横が今回のガイド役Tくん。ご家族は日本に帰省中なので、夜までずっと付き合ってくれました。A美の相手も毎度の事ながらお手のものです。この後、珍しい土ボタルを鑑賞し、1日たっぷりと大自然を堪能してきました。これでエアーズロック、フレーザー島に続き、3つ目の世界遺産制覇です。この赴任中に、いくつまで訪問できるかな？

  2009.01.11

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  かちょー。のゴールドコースト再発見の旅その2　～今日はKid's Day～

  朝から晴天に恵まれた土曜日。今日は子どもチームの為の1日と銘打ち、アパートから車で5分のSea Worldへ行ってきました。ここは、広大な敷地の中に、動物ショーや遊園地、プールなどいろいろなアトラクションがひとつにまとまった海洋がテーマのアミューズメントパークです。たっぷり遊んで、子ども達は大満足。大人はぐったり。でもあっという間の1日でした。まずはエントランスで記念撮影。朝の子ども番組「Toasted TV」の屋外スタジオセットです。迫力のイルカショー。ベタな展開も楽しい、アシカのコメディーショー。おいらはこの4人を「エリカ様軍団」と呼びました。エリカ様たちの後方では、こんなアクロバティックな水上スキーショーが。御年40歳にして初めてジェットコースターを体験したアリス。ほーっほっほっほっほっほっほっ最後方の彼女の悲鳴とも笑いともわからない声がはるか前方に座ったおいらとA美にも聞こえる程でした。

  2009.01.10

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  かちょー。のゴールドコースト再発見の旅その1　～便利になったもんだ～

  ロックハンプトン発の飛行機は、ピンクリボンのついた「ヤップーン号」でした。今年もじいじと一緒にオーストラリアの国内小旅行。去年はフレーザー島で、大自然を楽しみましたが、今年はご近所のアリス一家がゴールドコーストでの夏休みを過ごすとの事で、日程を合わせて、同じ場所に泊まる事になりました。という訳で、彼らとはメインビーチのアパートメントで合流です。今回は事前にこのレンタカーの会員手続きをしたのですが、会員メニューから事前にインターネット予約を済ませていたので、行列のできたカウンターに寄ることなく駐車場に直行。駐車場では電光掲示板で自分の駐車スペース番号が表示されており、指定された番号の所へ行くと全ての手配が完了した車が、キーがついた状態で用意されていました。手配内容を確認し、書類にサインをしたら、窓越しに出口の係員にその書類を渡すだけ。まるでマクドのドライブスルーのような感覚で出発する事が出来ました。飛行機といい、レンタカーといい、ホテルといい、旅行業界って、本当に便利になったものです。ブリスベン空港からゴールドコーストへは約90分のドライブ。田舎暮らしが長いおいら。久しぶりに片側4車線もある都会のハイウェイを走り、緊張にハンドルを持つ手が汗で滑りました。まぁでもとりあえず無事に目的地へ到着。今回のお宿はメインビーチの中心部に程近いChidori Court。カジュアルなアパートメントです。アリス一家とも無事に合流。キッチンでは、早速ガールズによる「喫茶店ごっこ」につき合わされました。注文をとった本人が、お客様用のチッピー(ポテチ)をつまみ食い。このアパートメントの部屋には、至る所にオーナーの所有物もあり、さながら「知人のアパートを数日だけ借りました」っていう感覚。「開けないで下さい」と書かれた戸棚、でも鍵がかかっておらず、中には定期的に利用しているであろうオーナーのストックが・・・・ほかの棚にも、マガジンやCDなどが置いてありました。でもこれらはオープンに置かれていたので、自由に読んで聴いて下さい、って感じでしたね。まぁ、気になる人は気になるんでしょうけどね。ちなみに我が家は、ちょっとだけ調味料とサラダ油を拝借いたしました。(オーナーさんすいません)夕食は2家族合同でメインビーチのレストランで中華を楽しみました。アパートから僅か3分のメインストリートまで、どういう訳か1時間彷徨い歩きましたけど・・・・。(両家ともドがつく「方向音痴」）でも、お腹が空いた分、とっても美味しいディナーでした。目の錯覚ではありません。ビール見学工場から彼らが買ってきてくれた「巨大XXXX(フォーエックス)」です。

  2009.01.09

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  ラストナイトは日本食

  じいじとせっちゃんのヤップーン滞在もあっという間に予定の1週間が過ぎました。ヤップーン最後の夜は、わがリゾートの「鶴家」で和食のディナーです。A美はじいじからのお土産の浴衣を着て行きました。新鮮な魚介類を使ったお寿司や焼きもの、天ぷらなどに舌鼓。「日本で食べるより美味しい～」と二人とも大変感激していました。家ではなかなか上手に作れない茶碗蒸し。お出汁と優しい玉子の味わいが最高です。これは和風ステーキ。サーブされる時、肉の中身はレアの状態で出てきます。このステーキの切り身を、熱々の鉄板の、桜島を模った部分に乗っけて、自分の好みの焼き具合にしていただきます。ジュワーっという音と、肉の焼ける香り。目と耳でも料理を楽しみます。柔らかい赤身のオージービーフを、和風のたれにつけていただきます。これが最高オーストラリアにいる事をついつい忘れてしまうようなひとときでした。調理師の皆さん＆スタッフの皆さんお忙しい中、美味しい料理とステキな笑顔をありがとうございました。レジもささやかながら新春気分。

  2009.01.08

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  ヤップーン整骨院は大盛況

  昨年の評判を聞きつけ、今回も「じいじ」の整体を目当てに多くの日本人スタッフが我が家を訪れました。そして、「日頃のゴルフでこり固まった足腰をちょっと・・・」などと、通常のスポーツマッサージの心積もりで来店された皆様でしたが、その数分後に、それはとんでもない勘違いであった事を身をもって知らされるのでありました。並んで整体を受ける仕事仲間のMさんとSちゃん。苦悶の表情と声にならない叫び声を披露できないのが残念です。はじめはそれを笑って見ていた我がBossでしたが、その当人にはスペシャルサービスとしてじいじとお弟子さんのせっちゃんとの2人がかりでの施術となりました。人間って本当に痛い時には、声も出ないんだなぁ、とあらためて思い知らされました。本人は真剣に助けを求めていましたが、傍から見ているおいら達は、その表情をじっくり楽しませていただきました。これで3人のゴルフの飛距離も相当伸びる事でしょう。その日は、整体のお礼にとの事で、皆さんから立派なマッドクラブをいただきました。Boss自ら器用にさばいていただき、みんなで楽しく豪華な夕食となりました。立派なマッドクラブです。爪や甲羅の中に身がぎっしり。Boss自ら手がける見事な「カニの解体ショー」でした。

  2009.01.07

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  「穫」ったどー！！

  A美の大好きな「じいじ」が、今年もお正月休みを利用して遊びに来てくれました。今年はさらに、じいじのお弟子さん(じいじは整体の先生です)の「せっちゃん」も交えての、楽しいホリディです。今日は、この日記でも何度か紹介している、職場仲間のCarmelさんちに遊びに行かせてもらいました。Carmelのお宅は、リゾートから車で30分くらい走ったところにあるファームにあります。行く途中から道はでこぼこ道になり、おっかなびっくりの運転でしたが、着いたそこは長閑で広大な農場。スケールの大きさにビックリでした。季節はまさにマンゴーの収穫期。形のいいマンゴーをマーケットに出したり、二級品の一部はカットフルーツやジュースにするけれど、それ以外は鳥に食べられてしまうだけだからいくらでも持っていって、というありがたい言葉に、高価すぎて日本ではあり得ない「マンゴー狩り」を体験させてもらいました。ほのかに色づいたものが収穫のサインだそうです。フルーツピッキング専用ハサミで収穫します。ずっしり重いマンゴーの実に驚き！穫ったどー！！の瞬間その後は広い庭のあちこちに生育している、フルーツの木を見学させてもらいました。たわわに実ったバナナ。バナナは早く収穫しないとすぐポッサム(こちらにいる夜行性の小動物)に食べられてしまうそうです。コーヒー豆の木。自家焙煎しようと思ったけど、火事になりそうになったんでやめたとの事。(笑)ブッシュレモンの木。普通のレモンより表面が「かぼす」のようにごつごつした感じです。マンダリン(みかん)の木野菜売り場でしか見た事のないアボカドです。葉っぱの隙間に実っている小さな実がわかりますか？途中、仕事から戻って来られたご主人のWayneさんも加わって敷地内を案内してくれました。と、食べごろのマンゴーを見つけ、するするっと器用に自ら木に登っておいしそうな実をピックしてくれました。とっても甘く、リッチでジューシーな果肉です。持ちきれないほどお土産にいただいてしまいました。実際に木に実っているところを見るのは初めてのフルーツもあり、とてもいい経験になりました。これらのフルーツは、植樹したものは勿論の事、食べ終わった果物の種を直接植えたり、根や芽が出るまで水栽培して、それを土に植えたりして、ここまで育てたものもあるそうですよ。実際、自宅の庭で芋やキウイなどを育てているじいじも、これには相当触発されたようです。きっと日本に帰った後は、マンゴーやアボカドの種が庭に植わっている事でしょう。Carmel夫妻、じいじ、せっちゃん、飼い犬のMax君と記念撮影。かちょー嫁はすっぴんの為省略させていただきました。楽しい週末の午後を、ありがとうございました。

  2009.01.03

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• Happy New Year from Capricorn

  花火、スイカ、蚊取線香。およそ正月には似つかわしくないアイテムに囲まれながら、2009年のスタートとなりました。こちらの連中はクリスマスで金も気力も体力も使い果たすので、1週間ほど前までの盛り上がりはありませんが、それでも、ゆうべは友人宅で最後の1日を楽しく過ごしました。楽しい事も辛い事もあった2008年ですが、That's Life.今年は今年で、楽しい事は大いに楽しみ、辛い事も、自分を成長させる肥やしとして受け止めていきましょう。皆さんにとって、今年1年が本当に良い年でありますように。 しっかし、オーストラリアの初日の出は、早い(5時14分っすよ)暑い(朝から30度っすよ)眩しい(日焼け止め必携っすよ)こんなに早起きする必要があったなんて・・・・うかつでした。

  2009.01.01

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  なんちゃってケーキとなんちゃって海苔巻き

  こちらでは、日本の忘年会よろしく、あちこちでクリスマス会が開かれていますが、それもイブの今日まで。そんな中、今日はおいらのオフィスで、恒例のクリスマスランチが催されました。いつもの会議室が、今日はパーティ会場に早替わりです。お写真の中の創業者も心なしか楽しそうに見えます(笑)。いつも頭の痛い事ばかり書かれるホワイトボードも、今日はメリークリスマスモード。昨年は1品ずつの持ち寄りだったのが、今年は、・サラダ類・肉類・デザート類・Nibble（食事前のおつまみ類）上記異なる4つのカテゴリーから2品を持ち寄るルール(?)に改正されました。昨年は「特製名古屋風天むす」が予想以上に好評だったおいら。プレッシャーのかかる今年は、この2品を用意しました。手前・・・なんちゃってTOPS風チョコレートケーキ（手抜きバージョン）奥・・・カリフォルニアならぬ「なんちゃってクイーンズランド風」海苔巻き　です。手抜きケーキは、市販のビスケットをミルクに浸し、チョコレート入りの生クリームを交互に挟んで型に入れただだけのものだったのですが、かの「TOPSケーキ」を思い出して食べれば、そう思えなくもない・・・・そんな出来に仕上がりました。(おいらだけそう思ってたのかも知れませんが・・)海苔巻きは、本職の方が作られるお寿司の美味しさをみんな知っているので、どシロウトが巻いた寿司を出すのは本当に｢冒険野郎」でした。日本の寿司のイメージを低下させてしまったのでは、と不安でしたが、パーティの終わりにはほとんど残っていなかったので、とりあえずひと安心しました。明日のXmas Dayと、明後日のBoxing Dayはこちらでは祝日。管理・オフィス部門は土日を繋げて4連休です。12月の声を聞くや否や、友人達や会社関係で大いに盛り上がるクリスマスですが、本当のクリスマスは家族とゆっくり過ごすのがこちらの風習。今日から週末にかけては、皆それぞれ、家族水入らずで過ごす事でしょう。日本では考えられませんが、町のレストランや商店街もこぞって休みになるクリスマス。商売よりも家族が優先、という事なんでしょうね。そんな中、明日も明後日もフツーに出勤する、極めて「じゃぱにーず」なおいら達なのでした。(その分、謹賀新年！と大声上げて休暇を取るつもりです。)

  2008.12.24

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  Xmas Party in the Storm

  コンファレンス営業担当者のJ嬢の自宅を会場にしたホームクリスマスパーティにお呼ばれしてきました。広い庭でのパーティは、あいにく途中でものすごい雷雨に見舞われましたが、そこはイベント担当のJ嬢のこと、雨対策もバッチリ。全てが円滑に執り行われ、楽しいパーティの時間はあっという間に過ぎ去って行きました。ごらんの通り、テントの外は大雨でした。雷とともに大粒の雨が。宴もたけなわになった頃に始まったゲーム。自分の額に貼られた有名人の名前を、周りの人からヒントをもらいながら当てるというもの。シンプルなゲームながら、これがなかなかの盛り上がりを見せました。さすが、イベントチームのクリスマスパーティだけのことはあります。似ても似つかぬおばちゃんやおっちゃん連中に「セリーヌディオン」だの「トムクルーズ」だの、貼られているそのギャップもとても笑えたのですが、「私は男ですか？」とか、「私はテレビに出る人ですか？」とか、周りの人に聞きながら条件を絞り込んでいくプロセスがまた面白く、英語が不安だったおいらも、楽しく参加する事ができました。ちなみに、おいらに貼られていた「有名人は」・・・この人でした。「私は、私に容姿が似てますか？？」とは、とても聞けませんでしたが・・・。みんなも、返答に困るでしょうしね。

  2008.12.20

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• フィギュアスケート　GPファイナル感想記

  久々にフィギュアスケートの事など・・・。(いつもながら、興味ない方はスルーして下さいね)グランプリファイナル、浅田真央ちゃんがSP2位からの見事な逆転Vでした。韓国のキムヨナ選手とは接戦でしたが、二人とも本当にいい演技をしてくれたと思います。特に真央ちゃんは、国際大会では初となる2回のトリプルアクセルの認定。また、今回は2度の技術的なミスがありながらも、真央ちゃんと僅差での銀メダルとなったキムヨナ選手の完成度の高い技術と表現力。お互い攻め方は違いますが、いよいよ来シーズンに迫ったバンクーバー五輪に向けて、他選手から一歩抜きん出ている二人の戦いがこれから本当に楽しみです。ところで、今のフィギュアスケートの採点方式で行くと、少々難易度は低くても、完成度の高いジャンプを飛んだ方が、高難度のジャンプが僅かでも回転不足になるよりも、ぐっといい点数が出るんです。その回転不足というのも、肉眼では判別できないくらいの角度がカメラ判定で僅かに足りなかったくらいで、1回転足りないと判定されてダウングレード、そこからさらに、完成度が低いとの事で減点。成功したときは点数がぐっと高くなる高難度のジャンプが、ちょっとでも回転不足になると、素人目に一見成功したようなものでも点数がぐんと下がってしまっているのが現状。だから、最近のフィギュアスケートは観衆の印象とジャッジの得点の出し方に大きなギャップがあるのが現状なのです。そんな採点基準にも負けず、果敢にトリプルアクセルに挑戦する浅田真央選手や中野友加里選手は、とても素晴らしいと思います。彼女達は、自らの高難度のテクニックを認定される事を目指して、自分の限界との戦いをしているんでしょうね。そんな中、彼女達の演技よりも、今回のファイナルでおいらが一番の感動をもらったのは、順位的には最下位の6位でしたが、4回転サルコウを見事に着氷した安藤美姫選手でした。いつもマスコミから「4回転」「4回転」と煽られ、そのプレッシャーにいつも悩まされ続けていた彼女。でも今回は、順位的にも優勝戦線からは一歩ひいた位置にいたし、マスコミは真央VSキムヨナにその興味が集中していたので、本人としてはとてもリラックスした状態で、この大技に挑むチャンスができたのだと思います。見た目には本当にクリーンなランディングで、解説の伊藤みどりさんも3回転サルコウと間違えてしまう程の出来栄え。結果的には回転不足と判断されてしまいましたが、数年ぶりに国際大会でこの大技を決めた彼女は、たとえそれが点数に結びつかなくても、自分自身の課題を乗り越えた達成感に浸っていました。芸術性が評価される採点競技のスポーツは、その評価の基準となる取り決めが本当に難しいのですが、技術力、表現力、演技構成など、皆それぞれに得意な分野で、得点という一つの共通目標を目指し、頑張って欲しいと思います。しかし、この試合、ホント生で観戦したかったです。会場は韓国の高陽市。日本に住んでたら99%観戦に行ってたな。多分。今回、実はわずかな可能性をかけて、日本と韓国のオフィスにチケット手配打診をしていたのですが、残念ながら同じ時期に我がBOSSの日本出張が入ってしまった為、この計画は泡と消えてしまいました。でも、観戦チケットの入手や、移動手段、仕事との兼ね合いなど、大きな制約はありますが、1年後に迫ったバンクーバーのオリンピックだけは、チャンスがあれば行きたいなぁ、とわずかな希望を持っているおいらであります。なんか楽しみがないと、仕事も楽しく出来ませんもんね。

  2008.12.13

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  正しいスイカの食べ方とは？

  今週に入り、ヤップーンは急激に暑さが増してきました。朝からまぶしい陽射しが容赦なく照りつけ、日中、外に出ているとクラッとするくらいです。それでも、日陰に入ると嘘みたいに涼しいから、日本の暑さとはまた一味違うんですよね。さて、夏の風物詩と言えば、やはりスイカ。日本と同様、夏本番のこちらでは今が旬。日本のそれより、大ぶりでかつ、甘みが強いような気がします。まぁ総じて、こちらのフルーツはどれもこれも本当美味しいんですけどね。どこからいただいたのか、我がオフィスでも、今日は美味しいスイカのご相伴にあずかる事が出来ました。日本ではひと口サイズの三角形にカットされ、皿に乗せてみんなに配られるのが普通ですが、そこは大雑把なオージー連中。「勝手に好きなだけカットして食べてねー」と、キッチンにドーンと丸ごとスイカが置かれておりました。さすがに文化が変われば、スイカのシェアの仕方も変わってくるんですね。それとも我がオフィスだけが特殊なのか。もー、そんな事したら、みんな美味しい真ん中ばっかり食べるじゃん。と言いつつ、おいらもしっかりコアな部分だけをいただくのでした。ところでうちでは、今は亡き婆ちゃんが、食べ終わったスイカの皮の白い部分を一口大にカットして、漬物を作ってくれていました。これがなかなか美味しくて、おいら的にはスイカの実よりも好物だったのですが、そんな風にスイカをこれでもか、っていうくらい食い尽くしていたのはおいらん家だけだったんですかね？夏になると思い出す、あの漬物の味なのでした。

  2008.12.12

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