時代設定は題名のとおり23世紀。題名には何かタイムとラベルを思わせるようなところがあります。
人類は大気汚染により巨大なドーム都市に住んでいました。
高度にコンピュータ管理された社会で人間は人口抑制のために30歳までしか生きることが許されていません。恐るべき管理社会に危機感を抱く主人公ローガンは恋人と一緒に都市の外へ脱出します。果たして外の世界には人間が住みやすいユートピアは存在するのでしょうか。若者は聖地を求めて旅立ちます。
極度にコンピュータ管理された未来社会を描いていますが、300年後の未来は想像もつきません。この作品は、若者の探究心というか、無謀さというか、新しいものを探し求める姿、が主題のように思えます。私は300年後も人類は発展していると考える楽観主義です。多くの問題を抱えつつも、必ず乗り越えていくと思います。コンピューターの存在も人間の管理だけのために使われるものではないと考えています。
リメイクで、脚本も手を入れて、最新のSFXを使えばベストなものになると思います。30年前の映画ですが、リメイクが出ないのは設定に無理があるからかもしれません。私はこんな未来は考えられません。
「2300年未来への旅」
「海外映画俳優博物館」
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