ほんとおバカでちょっとエッチな、たぶんB級映画になると思います。ほんと馬鹿馬鹿しいのですが、時にはこういうおバカな作品もいいものです。とんでもなくくだらない設定と、ド級のおばか度を誇るギャグが飛び交います。
酔っ払って偶然手に入れた”宇宙を破壊する最終兵器”をめぐり、どんでもないトラブルに巻き込まれたおバカ青年コンビとやたら色っぽいおねーチャンたちが登場します。
ただSFXはしっかりしているので手抜きはありません。以前買った最低の映画、素人が作ったとしか思えない「ジュラシック・アマゾネス」よりずっと、きちんとすべきところは作りこんであります。
ストーリーは、とことんおバカなコンビ、ジェシーとチェスターは、あるパーティの次の朝、目覚めると前夜の記憶を無くしていました。そして記憶と共にジェシーのポンコツ愛車も消えていました。こうしておバカコンビの車と記憶を探る旅が始まりますが、彼らを待ち受けていたのは、「盗んだ金を返せ」と脅すオカマ、「昨日の夜は最高だったわ」と迫る憧れの美女、「もう別れましょ」とキレる双子の彼女、「多連続変形体はどこ?」と詰寄るセクシー・エイリアンたちという、ごった煮的展開です。少なくとも子供の見る映画ではありません。大人はそれなりに笑えると思います。
原題は「Where is my car?」で「俺の車どこ行った」、になります。酔っ払って前日の記憶をなくしているところからつけられたのだと思います。
「ゾルタン★星人」
「海外映画俳優博物館」
映画DVD・PC・家電・ホビー情報・感想集トップへ