家族で楽しめるフルCGの作品です。登場するキャラクターが個性的で良く描かれていると思います。
「トイ・ストーリー」シリーズや、「モンスターズ・インク」を手がけてきたピクサー製作の親子の成長と冒険を描いたいい感じのアニメーションです。夢のように美しいさんご礁を舞台の中心に、個性あふれる色とりどりの魚たちが、にぎやかでハートウォーミングな物語を繰り広げます。
展開は、カクレクマノミのマーリンと妻のコーラルは、オーストラリアのグレート・バリアリーフにあるイソギンチャクの新居で、子供たちの孵化を待ちわびていました。ですが強暴なバラクーダに襲われ、マーリンとたったひとつの卵だけが残されます。いわゆる父子家庭になります。マーリンは生き残った卵にニモと名づけますが、孵ったニモは片方のヒレが極端に小さく、マーリンはいつしか過保護で心配性な父親になってしまっていました。やがてニモは学校に通うことになり、父親の過干渉に嫌気がさしてさんご礁から出奔、人間のダイバーにつかまってしまいます。息子をさらわれたマーリンは必死に息子を探します。途中、物忘れが激しいものの人間語の読解ができるドリーの協力を得て、ニモを探す大冒険が始まり・・・。
単純にエンターテインメントとして見てもいいと思います。ですが深読みすれば、父子家庭・障害児などの問題も問いかけてきます。
「ファインディング・ニモ」
「海外映画俳優博物館」
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