構成と展開は、郵便配達人・ゴードンは大の犬嫌いで、同じアパートに住むシングル・マザーのステファニーに憧れています。彼女は一人息子・ジェイムズの幸せを願うがために、彼を厳しく育てていました。ある日のこと、ステファニーが出張のために頼んでいたベビーシッターが急病でダウン。途方に暮れた彼女は、仕方なくゴードンにジェイムズの世話を頼むことに。ジェイムズはいい加減でお気楽なゴードンのライフスタイルに驚きますが、次第に彼のペースに巻き込まれ、元来の子供らしさを取戻していきます。彼らのもとに偶然やって来たのは、FBIの優秀な操作犬"11号(イレブン)"。11号はマフィアの麻薬密売ルートを暴き、それが元でギャングたちに追われていたのでした。そうとは知らないジェイムズは、11号を"スポット"と名付け、ゴードンの反対を押し切って側に置きます。こうして、2人と一匹の奇妙な関係が始まり…。
禁止事項だらけの生活を送っていた少年と、訓練に明け暮れて成長してきた捜査犬、そしてルールなどおかまいなしの自由人・ゴードン。そんな彼らが繰り広げるアニマル&キッズ・ドタバタ・コメディです。
個人的に好きな俳優、巨漢の「グリーンマイル」のマイケル・クラーク・ダンカン。ダンカン演じる犬の訓練士・マードックのズッコケぶりは爆笑です。
「スポット」