実話に基づいた映画です。主演はメグ・ライアン、私的には彼女はロマンス系がはまり役だと思っていますが、このボクシングの女マネージャーを体当たりで演じ、いい作品に仕上がっている感じです。
男社会のボクシング界に挑んでいき、成功を収めるまでのアメリカン・ドリームのサクセスストーリーを感動的に描いています。
私は自分の血を見るのは嫌ですが、人間のファイティングスピリットむき出しのスポーツは好きです。人間て矛盾してますね。私だけ?
この映画にはモデルとなった実在の人物がいます。映画のメイキングでその人が出ていましたが、実際の彼女と映画の主人公ではいくつか異なる点があります。映画では主人公は独身を通しますが、実在の人物は結婚して二人の子供がいます。
この映画の邦題はいただけないですね。主人公はガールと言えるような年齢ではありません。ウーマンなら当てはまりますが。原題を日本受けするように変えたのは分かりますが、原題「Against The Ropes」ともかけ離れています。まあ細かいことですが。作品の内容そのものは共感できる佳品です。
「ファイティング・ガール」製作2004年