ブライアン・デ・パルマ監督の2000年製作の火星を主な舞台にしたSF作品です。この監督は一流のエンターテインメントを作ると思います。この作品は一時期騒がれた”火星の人面岩”をネタにしたものです。「人面岩」は夢を与えてくれましたが、この作品に前面協力したというNASAそのものに否定されてしまいました。人間は心のどこかに人間とは別な生命体がいて欲しいという願望があるのでしょう。
なんにしても特殊効果をうまく使いリアルな火星と宇宙飛行を描いています。スリリングなワクワクさせてくれる仕上がりの作品です。
時は2020年、人類はついに火星への”マーズ1号”有人飛行を成功させます。そのクルーから驚くべき発見を地球に伝えてきますが、その後火星に”異変”が発生し謎のメッセージを残し交信は途絶えます。火星で何がおきたのか?真相解明とクルー救出を使命としてマーズ2号がミッションが始動します。マーズ2号のクルーが見た火星で起きた真相は・・・。こういう宇宙物は夢があっていいと思います。
「ミッション・トゥ・マーズ」