もう何度も見ていますが、最近のマイブーム”メイキング鑑賞”もしました。もちろん映画はメイキングで自画自賛しても、作品が良いと個人的に思えなければ意味はありません。面白いと思った作品のメイキングだから見てみたくなるのです。
この作品、一見、明治の日本風に思えますが、実際は三箇所で撮影をしています。明治当時の体験を持っているわけではありませんが、どこか日本であって日本でない印象はやっぱりあたっていました。開国の頃の日本の内戦”西郷隆盛の西南戦争”がモデルになっているのかもしれませんが、渡辺演じる”勝元”は上杉謙信を思わせる戦国の武将の風格を思わせます。和風ながら創作されたものです。私の目にもちょっととエキゾチックな印象はそういうところから受けるのかもと思えます。こういう感想は私が少数派かもしれません。当時の横浜が持っていた異国のムードと和風が渾然となっていたのかもしれません。
「ラストサムライ:」