この話は実話でしょうか。結構信頼おける筋からの情報ですから事実なのだと思います。現在のDVDは六つの地域に分けられています。このリージョナルコードはDVD映画ファンにはちょっと無駄な気がします。アメリカのDVDを買っても日本では見られません。アメリカのプレーヤーを買ってこなくてはなりません。ボーダーレス時代の現代には不要なクサビだと思います。
このリージョナルコードの策定にはハリウッドの意向が反映されています。DVDはともかくハリウッドのお許しがないと先に進めないメディアでした。なのにあるハードメーカーがハリウッドの幹部相手に打ち合わせの席上、「うちの欧州向けテレビはモノスゴク高性能です。NTSCでもPALでも映ります。」ハリウッドの幹部は、この発言を見逃しませんでした。「なに?!欧州向けのテレビに、日米のNTSC仕様のDVDソフトが映ってしまう?こりゃ問題です!」で、その結果、この世紀の愚作と言われることのあるリージョナルコードが入ってしまいました。しかしよく考えれば英語の分かる人間には米国のDVDが出た時すぐ買えないということがあります。日本語のDVDが欲しい人は吹き替えを買うでしょう。ソフトメーカーの意向ばかりが盛り込まれています。誰なんでしょうね、このハリウッドの幹部って!!