イソフラボンといえば大豆食品ですが、健康面ばかりが強調されているように思えます。
国立がんセンターの予防研究部が発表した疫学調査データによると、「前立腺がん」のリスクは下がるが、「進行がん」に対しては効果が見られなずリスクが上昇する傾向があった、とのことです。
日本人は欧米人より「前立腺がん」が少なく、その理由として、納豆、味噌、豆腐などに含まれるイソフラこの調査はボンが一員ではないか、との仮説があります。このイソフラボンの仕組みについてははっきりとはしていませんが、少なくとも進行度でがんのリスクが異なるという複雑な結果になりました。
現在は調査データのみでイソフラボンの役割がはっきりしたわけではありません。
国立がんセンターによると「進行度で違う仕組みが働くかも知れない。サプリメントなど食事以外でイソフラボンを取りすぎるのは気をつけた方がよい」との話です。
このデータの下は全国4万3千人を9年間追跡したデータだそうです。
何事も中庸が良いという例になるのではないでしょうか。健康ブームは次から次へと様々な健康食品に踊らされているように感じられます。普通の日本食で十分なのかもしれません。
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