製作:2003年、監督:スティーヴン・ノリントン、出演:出演者:ショーン・コネリー/スチュアート・タウンゼント/ナサーラディン・シャー/ペータ・ウィルソン/トニーカラン他。
冒険小説や怪奇小説でおなじみの伝説のキャラクター・モンスター・超人が活躍するごった煮SFアドベンチャーです。
ドラキュラ・ジキルとハイド氏・透明人間など、超兵器”スーパー潜水艦「ノーチラス号」”、それに悪役、モリアティ(名探偵ホームズに登場します)。時空を超えているのは、設定です。ストーリーの舞台は、一貫して第一次世界大戦前の世界です。
雲行きの怪しい世界に、戦争を扇動しようとする謎の組織がヨーロッパに現れ事件を起こします。その組織の陰謀を防ぐため「超人同盟」がイギリス政府によって依頼され結成されます。
ストーリーは、1989年、ロンドン。町の中心部にある英国銀行が、謎の鉄仮面男"ファントム"によって襲撃されます。その軍団は金目のものには手をつけず、古い海上都市の設計図だけを盗んでいきます。やがて"ファントム"たちの目的が、ヨーロッパ列強による極秘和平会議の妨害だと知ったイギリス政府は、アフリカで自由に暮らしている冒険家アラン・クォーターメイン(ショーン・コネリー)に、超人的な能力を持つチームを率いてくれるように依頼します。こうしてクォーターメイン以下のさまざまな能力を持った者たちが、"ファントム"と対決することになり・・・。
ハチャメチャが、面白いです。イギリス政府の設定が、いとも簡単に覆されるあたり、インパクトが弱くストーリーに無理があるように思います。エンターテインメント性は十分で楽しめます。エンディングもちょっと思わせぶり。ショーン・コネリーは渋い親父の役です。雰囲気いいです。イギリスの親父が新興国のアメリカの若者に銃の使い方はじめ、様々なところでリードしますが、これをイギリスからアメリカへの力の委譲みたいに観るのは深読みでしょうか。
「リーグ・オブ・レジェンド 時空を越えた戦い」
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