製作:1990年、監督:ジョナサン・デミ、出演:ジョディ・フォスター/アンソニー・ホプキンス/スコット・グレン/テッド・レビン他。
トマス・ハリスの名作小説を原作に、「フィラデルフィア」のジョナサン・デミ監督が映画化、アカデミー賞(1991年)主要5部門を独占したサイコ・スリラーです。ある意味で強烈な印象を残してくれたレクター博士。このシリーズのメインキャラです。
若い女性を殺害しその皮を剥ぐという、これは歴史的には”カニバリズム”の一つの形で、アステカ文明や、最近までは東南アジアの一部の部族に残っていた風習です。
それを現代映画(小説)に展開しています。スリリングな展開が見所です。好評で、「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッドドラゴン」そして公開映画の「ハンニバル・ライジング」、シリーズは人気で1作目の映画「羊たちの沈黙」から4作目の映画「ハンニバル・ライジング」まで16年の年月がたっています。
この映画の殺人鬼”レクター博士”は、現代人のどういう心理を反映して注目されたのでしょうか。この映画、単なるエンターテインメントではないですから。
ともかく「羊たちの沈黙」で注目された”レクター博士”のデビュー映画です。
ストーリーは、女性を誘拐し、皮を剥いで殺害する連続殺人事件の捜査を任命されたFBI訓練生のクラリス。彼女に与えられた任務は9人の患者を惨殺して食べた獄中の天才精神科医レクター博士に協力を求め、心理的な面から犯人に迫ることでした。レクター博士は捜査に協力する代償に、彼女自身の過去を語らせますが・・・。
主役のレクター教授役で、背筋の凍るような強烈な戦慄を覚える怪演技ぶりを見せたアンソニー・ホプキンスの存在感はすごいですね。
「ハンニバル・ライジング」のDVD化が楽しみです。
「DVD映画鑑賞」「海外映画俳優博物館」
「DVD映画レビュー」「海外女優プロフィール・出演DVD」
映画DVD・PC・家電・生活家電・ホビー 情報・感想集トップへ