トム・クルーズが主演ですが、渡辺謙、真田広之、小雪の演技も良いですね。これは定番的批評ですが、渡辺謙が強い印象に残ります。トム・クルーズと合わせて渋い男の世界の描かれ方に、演出のうまさ、風景の良さなどいい感じの映画です。ストーリー的にはたぶん悲劇なんですが、男のロマンを感じてしまいます。「グラディエーター」の時に感じた気分に似てます。インパクトは「グラディエーター」には勝てないように思います。近代日本の情感溢れる風景もいい出来だと思います。
この映画、メイキングのDVDを観ると、日本人スタッフがかなり関わっていることが分かります。日本の描かれ方におおむね違和感がないのはそのおかげでしょう。比べて、「パール・ハーバー」の日本の描かれ方は最低だと感じます。感情移入は別にして。
トム・クルーズはアメリカ人としては小柄な170センチなので、小雪の方が大きいはずですが、撮影のアングルとかでうまくカバーしてますね。(PS:どうして女が男より大きいといけないのでしょう。まだ固定観念があるように思いますが)
それはともかく、観て損のない映画だとは思います。DVDは個人的にはメイキング入りが好きです。友人は嫌いですが。雰囲気が壊れるそうで。
製作年:2003年、監督:エドワード・ズウィック、出演:トム・クルーズ/渡辺謙/真田広之/小雪/ティモシー・スポール他。
「ラストサムライ」今は激安です。「独眼竜政宗」の渡辺謙も好きです。
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