製作年:2006年
監督:ブレット・ラトナー
出演:ヒュー・ジャックマン/ハル・ベリー/イアン・マッケラン/ファムケ・ヤンセン/アンナ・パキン他。
ストーリーは、前作で命を懸けて仲間を守り、絶命したと思われていたジーン・グレイを初めてマグニートーとプロフェッサーXが訪ねた20年前がからみます。プロフェッサーXはジーンの存在に気づき、ウルヴァリンとストーム達に彼女の捜索に向かわせます。 ウルヴァリン達が湖に到着した時、サイクロップスの姿がなく、横たわるジーンを見つけ学園に連れ戻します。 治療室で目覚めるジーン。それを見ていたウルヴァリンと抱擁しあうが、「フェニックス」というもうひとつの人格が目覚め、ジーンは逃亡します。 ジーンは実家に戻り、プロフェッサーXたち、そしてジーンの能力を味方につけるべくマグニート一派も同時に居合わせることになります。彼らの超能力をもってしても、フェニックス=ジーンの強大な力を止めることはできず、プロフェッサーX・・・。
一方、翼の生えた息子を持つワージントンが立ち上げたプロジェクトが終了し、「キュア(cure=治療薬)」の開発が成功します。これをミュータントに対し投与する計画が進みます。人間を超越した様々な能力をもつミュータントを普通の人間に戻し、「治療」させれば、ミュータントが人間から恐れられ、偏見を持たれることもないし、人間が「超能力に怯えながら暮らす」こともなくなるからです。 が、「ミュータントであることは“病気”なのか?」という反対派との間に軋轢が生まれます。 人間とミュータントの共存を推進する組織「ミュータント省」のリーダーであり、学園の卒業生でもある科学者のミュータント、ビーストことマッコイ博士がウルヴァリンたちの元を訪れます。そして、ワージントンが息子を普通の人間に戻すために開発したものであることもわかります。
「キュア」はリーチという少年ミュータントの遺伝子から作られたとビーストは知ります。リーチの「ミュータントの能力を打ち消す」能力に着目して製造されたのです。彼はサンフランシスコのアルカトラズ刑務所跡地に隔離されているらしい。
マグニートーはこの計画を知り、「人間の思い通りにはさせない」とミュータントとともに闘うべく「軍隊」を結成し・・・。
これは名前にたがわない秀作映画に仕上がっています。
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