韓流映画は今の日本では、完全な一ジャンルを形成する大きなものに成長しました。
コックリさんは私が中学生くらいの頃、大流行しましたんね。邦題も売りに貢献してます。
ストーリーは、ソウルから母親の故郷の村へ越してきた女子高校生、ユジンは、クラスメートの執拗なイジメにあっていた。たまりかねたユジンは、「コックリさん」で首謀者たちに呪いをかけようと、倉庫から古い机を運び込む。それは、29年前に不審な死を遂げた女子生徒、インスクの席だった。呪いの効果はすぐに現れた。翌朝、生徒の一人が頭を焼かれて死んでいたのだ。警察は自殺と判断するが、この日から、呪いをかけた者たちが次々と変死し、やがてユジンにも変化が起こりはじめ・・・。
韓流ホラー映画「友引忌」、「ボイス」のアン・ビョンギ監督の映画。友引忌、ボイス、コックリさんで彼のホラー三部作だそうです。
コックリさんというタイトルだがこれは邦題で、原題はブンシンサバ(分身娑婆)。分身娑婆とは日本でいうコックリさんのことらしいです。全編にわたって長い黒髪の女幽霊が見え隠れしては観客を驚かすというアジアホラーの定番手法。リングや呪怨みたいな感じ。この手の演出はいくらなんでも最近、食傷気味もいいところですね。日本映画、韓国そしてハリウッドでも使い古されてます。初めてみる人には相当に怖いかもしれませんが、これらの映画を何度も見たことがある人間を怖がらすにはちょっと厳しい。もう免疫は充分についていますもの。韓流だから全部いいとはいえませんよね。いいものはいい、悪いものは悪い。確かに歴史的関係は、中国と同じように難しいですが。
○製作年:2004年
○監督:アン・ビョンギ
○出演:イ・セウン/イ・ユリ/キム・ギュリ/チェ・ソンミン/チェ・ジョンユン/ウン・ソウ、他
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