○製作年:1999年
○監督:ロマン・ポランスキー
○出演:ジョニー・デップ フランク・ランジェラ レナ・オリン エマニュエル・セニエ他。
・ストーリーは、珍しい古書を手に入れたディーン・コルソ(ジョニー・デップ)は、世界を飛び回り本の持ち主を探し出すが、その度に怪事件が発生。彼は危機に遭いながらも、邪悪なものに支配された悪魔の書に魅了されていき・・・。
・個人的感想は、世の中には奇書とか言われるものがある。こういうもの、普通捏造本が普通だが、この映画の世界では、「奇書」=魔女狩り裁判の最盛期だった頃に書かれて作者共々本は焼却されてしまい現在残っているのは3冊だけというもの。
この本の真贋の鑑定を依頼されたジョニー=デップ演じるブックハンターが調査をする中で何者かに命を狙われる。
出来は、オカルトとしては今ひとつ。
邪教の秘密結社に命を狙われるが、敵はは全然オカルトっぽくない。興信所のようにつけ回して「ナインズゲート」の所有者を殺していくけど邪教的な技がみられない。普通の殺し。意外性がないのであまり怖くない。
ナインズゲートの説明も不十分。悪魔と思われる女の正体も不明。彼女はなんのために主人公を助けたのだろう。
とはいえ、全体的には退屈しなかった。奇書が醸し出す中世時代的な雰囲気は良い。
人気ブログランキングへ
映画DVD・PC・家電・生活家電・ホビー 情報・感想集トップへ