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カテゴリ:考え事
今日は風が強くて寒い日だった。 朝起きてベランダへ出てみると、ベランダ用の履物が飛ばされてしまっていた。これは私の家独特の風の強さを示すバロメータのようなものだ。風が比較的強くても、履物が飛ばされなければ外へ出たとしてもそこまで風が強いと感じることもないのだが、履物が飛ばされている時に外へ出ると風の強さを体感出来ると言った具合のものだ。冬の寒さと履物が飛ばされているという状況を鑑み、今日は外出を控えることにした。そういえば部屋の電球が1つ消えてしまっているが、それは明日にしようということで落ち着いた。どうやら私には小さなことは先に回してしまう傾向があるようだ。悪い兆候だと言える(笑) さて、本題へ。 私の家の近くには商店街と呼ばれるものがある。私が勝手に商店街と呼んでいるわけではなく、商店街そのものが「ここは商店街ですよ」と言っている。つまりは町が認めた商店街だというわけだ。因みに商店街とは… 商店街は、一般には道路の両側に店舗が張り付く形態が多い。このため商店街は横の百貨店とたとえられた時期もある。中には、これらが複合化し実質的に面状の商店群を形成しているものや、わき道に飲食店やファッション関係の小店舗など、路面店とは別の業種・業態の店舗が張り付き、魅力ある市街地を形成している例も多い。また、イメージアップのためにアーケードや街灯、カラー舗道等で、商店街であることが視覚的に認識できるようにしているものも多い。アーケードや街灯、舗道の形や色が途中で変わるのは、商店街組合の境界を示す一例である。 (WIKIPEDIA引用) とある。定義的には上記の事項の条件を満たして初めて商店街となるわけだ。しかしながら私の家の近くにある商店街はそうではない。むしろかなり穿った形での商店街だと言える。 まず特筆すべきは、同じ店ばかりがあるという点だ。商店街だというくらいだから、店の数はそれなりにあるわけなのだが、どういうわけか同じ種類の店ばかりが並んでいる。例えば、美容院とパン屋とクリーニング屋、この3つは何故か商店街の中に3つずつある。商店街の中の何処かの店が潰れてしまって新規でテナントを募集している時には、何故か毎回もう既にある店が並ぶことが多い。後は、商店街と言っている割にアーケードがないことや、舗道の統一性がないことも挙げられる。商店街だと言いながら、そこが商店街だと認識している人はかなり少ないのではなかろうか。あと致命的なのは、スーパーの存在がないことだと言える。商店街と言えば大なり小なりスーパーの存在は欠かせない。そこを中心に始まっていると言ってもおかしくないあ。しかしその存在も見受けられない。なんだか変わった商店街だという印象を受けるには十分だろう。 この間も1つ店が潰れて新しくクリーニング屋が出来た。通り100メートルの範囲にクリーニング屋が3つもあるのはどう考えても不合理なように思えて仕方ない。それならば全く別種の店をおいた方が幾許か効率的なように感じて仕方ない。 でも考えてみれば今の世の中そのような形での商店街などは多いのではないか。結局まわりまわって同じ種類の店でしか形成されないのは、設備等を安くあげることを考えれば当然のことなのではないか。そうも感じてしまう。新しいことを始めるには何かとお金が掛かるのであり…そしてそのお金を簡単に捻出出来るほど地域は潤っていないのかもしれない。 そう考えると私の家の近くの商店街も頑張っている方なのかもしれない。確かに美容院とパン屋とクリーニング屋ばかりがある商店街だが、その気になれば汎用性を感じることも出来るかもしれないからだ。まぁ…今のところ私にはあまり利用価値のある場所ではないが…(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 1, 2012 09:18:22 PM
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