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カテゴリ:思うこと
人は窮地に陥ると冷静さを欠く。 いつものことをいつものように出来るのは当たり前だ。大切なのは、イレギュラーな時に冷静でいられるかどうか。これがまた非常に難しい。 何かが起きた時、しかもそれがかなり大きな規模の時、冷静でいられるかどうかは、ある意味では性格が影響するようにも思えるが、実はそこは経験がものを言うことも多い。初めて経験したことでは誰しもがイレギュラーに対して慌てることだろう。そしてそれによって冷静な自分ではとらないような行動をとってしまうかもしれない。それはある程度仕方ないことだ。それによって人は学び冷静さを会得していくからだ。 こんなことは当たり前のようにも思えるが、実はかなり難しい。常に一定のリズムで行動することはかなりの経験を積まないと困難だ。 そして私は何故だかそんな人に見られがちだということに最近気づいた。 周りからの評価がそうだと、少しのことでは動揺出来ない。期待されていると言えば過言かもしれないが、それでも冷静だと思われていることはプラスであることは自明だ。私の好きな作家さんの言葉にこんなものがある。 「動揺することは得になりえるが、動揺していると思われることは明らかに損だ」 つまりは心の中では動揺していても、それを表面化させなければ問題ないと言うことだ。人は心の中まで見透かされることは殆どない。つまりは表面的にでも冷静さを保つことが出来れば、それは物事を優位に運ぶ可能性が残されているということだ。 だが、万事に於いて冷静でいることは非常に難しい。人の評価を保つことも同様に…だ。人の評価というのはなかなかに行動云々を縛り付けるものだと感じた今日この頃だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 10, 2012 07:12:08 PM
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