国文祭・岡山
川柳大会に参加するために、岡山へ行ってきました。鳥取大会と同じメンバーでの1泊2日の旅です。台風が接近しているため、天気が心配でしたが、新幹線が遅れるようなこともなく予定通りに岡山着。午後は雨も上がり、倉敷散策を楽しむことができました。倉敷駅前でゆっくりランチをしたあと、「創立80周年記念特別展」開催中の大原美術館へ。展示作品のひとつ、エル・グレコ「受胎告知」の前では、「今回の課題・誕生に使えるかも」と、ここでも川柳の話題です。魅力ある作品が多く、見応えのある美術館でした。絵画はもちろんですが、工芸・東洋館に展示された棟方志功の版画や芹沢けい介の染色も素晴らしかったです!倉敷川のほとりをのんびり歩き、午後の時間を過ごしました。夕方は岡山へ戻り、4人でささやかに前夜祭をしました。大会当日は岡山から津山線で川柳の町、久米南町へ向かいました。列車の中はほとんどが柳人という感じで、何人かと挨拶を交わしました。会場でも知り合いと久しぶりの再会、受付待ちの列でも、栃木から来た方と知り合い、しばらくおしゃべりをしました。3課題6句を句箋に書いて投句したあと、川柳句碑を見学に行きました。前日に除幕式のあった今川乱魚さんの有名な句碑からスタートして、たくさんの句碑を見ながら山道を歩きました。午後はいよいよ当日課題の披講です。今回の大会参加者はなんと!870人、一人2句投句で、一課題につき、1700句以上が投句されていることになります。入選は特選3・準特選7・佳作60で計70句、入選率4%ほどです。こんな大きな大会ですが、連れの一人は2句、あとの2人も1句入選、さすが実力者揃い!私の成績は・・・・全没(^_^;)大会終了後は、鳥取の大川柳家のKさんの車に乗せていただき、岡山駅まで戻り、居酒屋さんで乾杯!!以前から名前だけは知っていた、有名な川柳家さんも合流し、交流会までの時間をお付き合いいただきました。川柳の結果は残すことができませんでしたが、楽しい2日間でした。