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カテゴリ:音楽
たまには、ジャズ以外のことも(^^ゞ うちにはなぜか、NYの地下鉄路線図が飾ってあって(笑)、それを何気なく眺めていたら。。 NY郊外のロングアイランドということろに、LIRRといういわゆる特急電車の走る路線の中に、『COLD SPRING HARBOR』という駅をふと見つけました。 そういえば、ビリー・ジョエルのアルバムにあったタイトルだなあ~と、久しぶりにふと聴きたくなりました。 こう見えて、ビリーファンなんです(^^ゞ ビリーのデビュー作だけど、実はあまりヒットしてなくて、本当にヒットしたのは『PIANO MAN』やそれ以降のものでもあり、私も随分前に買ったものの、やっぱ往年のヒット曲のほうがええわ~と長い間お蔵入りしてたのですが。。(笑) 今さらこのアルバムにハマってしまい、名曲『SHE'S GOT A WAY』を始め、今まであまりその魅力に気づかなかった曲にもどんどん聴き入ってゆきました。 アルバムの中に『TOMORROW IS TODAY』という曲があります↓ http://www.billyjoel.com/music/cold-spring-harbor/tomorrow-is-today 読んでの通りあまり前向きとは言えない、むしろ希望のカケラさえなくしてしまったんじゃないかと思われるような歌詞なんだけど、ピアノの音色、歌声、曲全体が爽やかで、心地よい風のように心の中に入ってくる。 そして、おそらくヒットする以前のものだからであろう、このアルバム独特の、フレッシュな感じとせつない感じが伝わってくる。 NYは都会だけど海に近いせいか、覚えてる感覚の中で、「海の香り、海の景色」というのがあるのだけど、このアルバムを聴くことで、そういったものがふわ~っとよみがえって、目の前に景色が見えてくる気さえしました。 まだ若い頃のビリーの歌声だけど、今まで気づかなかった、そしてこの頃の感覚はもう二度と生では聴けないであろう貴重なビリーの歌声がこうして残ってるんだなあ。 天は二物を与えずなのに(笑)、ピアノのテクニックもあるし、作る曲もすべていいし、何しろ歌もうまいどころか、メッセージがクリアに伝わってくるし、しっかりこの頃から自分の歌い方を確立してたんだと改めて思いました。 やっぱりこの人すごいわ。そりゃあ売れるわ。 この辺の時代はそんな素晴らしいソングライターがたくさんいただろうけど、やはりその中でもやはりビリーは今でもとっても好きです そして、タイトルの通り、まだ肌寒い春の港や(タイトルは地名だけど)、丁度今のような、人気の少なくなった心地よい海風の吹く秋の海岸に、ピッタリな気がします 今度NYへ行ったら、ちょっと足を伸ばして、『COLD SPRING HARBOR』へ行ってみたいなあ。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月22日 23時07分45秒
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