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テーマ:レンタル映画(818)
カテゴリ:★
レイ(トム・クルーズ)は妻と離婚し、長男ロビー(ジャスティン・チャットウィン)、次女レイチェル(ダゴタ・ファニング)とも離れ、一人気ままに暮らしている。
ロビーは気難しい年頃で、レイの事を’パパ’とも呼ばず冷めた目で見ていた。 一方レイチェルはレイを慕ってはいたが、やはり二人の間には距離があった。 妻は新しい夫と暮らしており、彼女のお腹には既に新しい命が宿っていた。 ある日、元妻と新しい夫は子供達をレイに預けて旅行に出掛けた。 レイはロビーを強引にキャッチボールに付き合わせコミュニケーションを図るが、相変わらずロビーは心を閉ざしたまま。 兄との接し方にアドバイスをするレイチェルにも八つ当たりする始末。 しかしレイ自身、幸せそうな元妻と上手く自分の気持ちを伝えられない子供達を前にして、どう振舞うべきか悩んでいたのだった。 そんな折、突如、異常気象が世界を覆い始めた。 日本やヨーロッパ各国など大規模な停電が起こりTVでも盛んに報道が行われていた。 やがてレイの家でも突然の落雷が発生する。それはかつて経験した事もないような激しい稲妻の連続だった。 慌てて家を飛び出したレイは不思議な光景を目の当たりにする。 行きかう車は全てストップしており、地面には落雷した箇所と想われる大きな穴が開いていた。 人々が好奇心で穴の周りを取り囲んだ瞬間、地面は音を立てて崩れ始めた。 そして人々が目の当たりにしたのは、想像もしえない光景だった。 道路の下から巨大なロボットが姿を現し人間を次々と抹殺し始めたのだった。 突然現れた宇宙からの侵略者。しかもその圧倒的な攻撃力を前に、人々はただ恐れ、逃げ惑うしか手段が無かった。 周囲の人々が次々と消されていく中、レイは全力でその場から逃げ出した。 そう、愛する家族を守るため・・・。 『マイノリティ・リポート』に続き、スピルバーグがトム・クルーズと超強力タッグを組んだこの作品は、当然のことながら大きな話題を呼びました♪ 原作はSFの巨匠ジョージ・ウェルズ。100年以上も前に活躍した天才作家が映画に与えた影響は絶大で、宇宙モノやタイムトラベルを始め今日のSF映画のベースになっている事は間違いないでしょう。^-^ 一方、監督のスピルバーグも間違いなく歴史に名を残すであろう現代洋画の超大御所。 そのスピルバーグと、今や名実ともに一流と評される人気俳優トム・クルーズが再び組むのだから面白くない筈は無い。 ・・・そういった過度の期待が評価を厳しくしてしまう要因なんですよね、+_+ やっぱりちょっと面白い、映像に新鮮味がある程度では満足出来ないです・・・。^-^; それにしてもトム・クルーズは昔から好きな俳優ですが、年を取ってもカッコ良いですね。 ダコタ・ファニングも秀でた演技力を見せていました。 二人の演技が冴えていただけに、家族愛を描いた観点は非常に良かったと思うのですが・・・正直そこだけが最大の見所になってしまいましたね。>_< ちなみに出演者もロクに知らずに観ていたらティム・ロビンスも出てたんですね。途中でビックリ! でもちょっと期待外れな役回りでしたけど・・・。*_* ★☆☆☆☆ 総合評価 スピルバーグのパニック映画は人間描写に優れていますね。 人智を超えた事態が発生した時こそ、その人のありのままの姿が映し出されるという事でしょうか・・・。 人を救う人もいれば、人を押しのけて自分だけ助かろうという人もいる。 人間って素晴らしくもあり、怖い生物でもありますね。-_- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.12.03 23:00:54
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