★★フェイク(今日はコレ見よっ!オススメ映画*レンタルビデオ&DVD)
FBI捜査官ジョー・ピストーネ(ジョニー・デップ)は宝石鑑定士ドニー・ブラスコなる人物を装い、囮捜査官としてマフィア組織への潜入を試みる。まず彼が近づいたのは、面倒見が良くうだつの上がらない男レフティ(アル・パチーノ)であった。レフティは当時のマフィア界で勢力を二分するブルックリンの組に所属していた。彼はマフィアに似つかわしく律儀で優しい男であったが故に、出世とは縁の無い立場にいたのだった。そんな状況の中、唐突に現れた将来有望でクレーバーなドニーを前に、レフティも一度は捨てた夢を想い出し彼をファミリーに紹介する。次第にドニーは手腕を発揮し始め、潜入捜査も成功するかに見えた。しかしドニーを我が子のように扱うレフティを目の当たりにして、一人の人間としてジョーは葛藤を感じるようになるのだった・・・。1997年の作品です。この映画あたりからジョニー・デップへの注目が更に高まったのではないかと思います。^-^作品は実話を元に作られたそうですね。もっとも映画の公開にあわせて来日したりするなど疑問視する声があったり・・・はたまたスゴイ護衛をつけていた、変装もしていた等の話があったり、真偽は定かではないですが・・・果たして真実は??? ^-^;アル・パチーノの‘冴えない男’っぷりは哀愁が漂っており見事でした♪思わず感情移入して見ちゃいました。-_-;一方のジョニー・デップも正義感と倫理観の狭間に立たされ苦悩する姿を好演し、アルと互角に渡り合っていましたね。それにしても実話だとしたら残酷ですね~。ジョー・ピストーネが賞金首に賭けられることくらい充分予測できると思うのですが・・・。>_<レフティも堅気のヒト以上にイイ人でしたね。きっとこういった世界にもこんなピュアな気持ちを持ったヒトはいるんでしょう・・・。レフティとジョー・ピストーネ、二人の感情が痛いほど伝わって切ない気持ちになりました。-_-★★☆☆☆総合評価:脚本はポール・アタナシオ。代表作は『トータル・フィアーズ』、『スフィア』、『クイズ・ショウ』など。