★★★ブロウ(今日はコレ見よっ!オススメ映画*レンタルビデオ&DVD)
実在の麻薬王ジョージ・ユングの半生を描いた作品。1960年代後半、ジョージ・ユング(ジョニー・デップ)はカリフォルニアでドラッグの密売をはじめ頭角を現す。やがてマリファナ不法所持で逮捕されるが、やがて大物パブロ・エスコバルをバックにつけ、ジョージの名は広く知れ渡る事となる。さらにジョージは女性マーサ(ペネロペ・クルス)と恋に落ち、娘クリスティーナが生まれる。ジョージはクリスティーナを溺愛するが、裏社会から脱出できず何度も服役し、ついには妻と娘の愛を失ってしまう。はたしてジョージはどうなってしまうのか?実話を基づいた作品ですが、映画向けに脚色されているそうです。^-^;この作品は麻薬王の扱いを美化し過ぎとか、ドラッグに溺れて人生を破滅させた人の事を考えて欲しいなど、厳しい批判もあって賛否両論まっぷたつです。+_+個人的にはこういった実話に基づいた話は、事の善悪はさておき興味深いです。-_-リアリティは心に働きかける強いメッセージとなるからです。ただし近頃の映画のテーマは、ごく最近起こった事件などを採り上げる傾向があるように感じますが、それはちょっとやり過ぎかなと思ってしまいます。遺族の方や事件によって心に傷を負ったヒトには時間が必要だと思うのですが・・・。話がそれました。-_-;本作はストーリー自体はシンプルですが、ユングの廃退的なイメージをジョニー・デップが好演しています。^―^ペネロペもそんなにたくさんは出ていませんが、個性の強いキャラを演じています。本作の二人の演技は映画の評価と同様、好き嫌いがハッキリ分かれてるようですが、皆さんはいかがですか???★★★☆☆総合評価:本作のテッド・デミ監督は38歳の若さで急逝されたそうです。T-T 心よりご冥福をお祈り致します。