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テーマ:赤毛のアン(149)
カテゴリ:テレビ
「NHK」の朝ドラ「花子とアン」に 仲間由紀恵の演じる「葉山蓮子様」が登場して以来
俄然面白くなってきた。 私は50年来の「赤毛のアン」のファンで 昨年5月、半世紀の夢が叶い、赤毛のアンの島「プリンスエドワード島」に行ってきた。 「花子とアン」のオープニングは、「赤毛のアン」の「Green Gables」から始まり 「恋人の小径」 「輝く湖水」 そしてアンが「この島の土は どうしてこんなに赤いの?!」と言った赤い土と海が見え、 麦わら帽子は 甲府の八ヶ岳の見える場所へとたどり着く。 (これは昨年10月、北杜市白州から見た八ヶ岳です) 「花子とアン」が始まったころ、「元少女愛読者から賛否両論」という記事があった。 「イメージを変えられたくないから 見たくないと目を覆った」と。 これ、「花子とアン」であって、赤毛のアンの物語じゃないのに、 目を覆うのなら見なければいいのに、と私は思った。 「赤毛のアン」は 映画化されたり アニメ化されたり、 本の表紙には「Green Gables」の絵が描かれていたりしてるのに、 翻訳されて60年も経つのに何で?って思ってしまった。 更に言うなら 赤毛のアンは実在の人物じゃないし 「Green Gables」は 作者のモンゴメリーも住んだことのある、 モンゴメリーの親戚の家を移築したということだし、 「赤毛のアン」は「赤毛のアン」であり、「花子とアン」とは全く別物だ。 おじいさんの周造がマシューで お隣のリンがリンダ夫人で 阿母里教会があったり 石板で頭を叩いたり、そういう小ネタは小ネタで 楽しんだらいいのにねぇ。 去年、「アンのゆりかご」で、村岡花子の生涯を読んだ。 今、林真理子の「白蓮れんれん」(中央公論社)を読んでいる。 政略結婚が当たり前の時代だったんだろうな。 本物の「歌人・白蓮」も何と美しいこと! 仲間由紀恵は、ドラマや映画で何度も主役を演じている大女優さんだけど こんなにぴったりの配役はないと思った。 儚げで淋しげで美しく、妖艶さと気位の高さと 全てが備わっていると思った。 今後、私の中で仲間由紀恵は、永遠に「蓮子さま」でありそうだ 「花子とアン」は「白蓮事件」もあり ますます面白くなる。 はなの幼さと 大人の女性の蓮子が 今後どう腹心の友としてかかわっていくか 吉高さんと仲間さんに期待している「赤毛のアン」の元少女愛読者の私です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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