今朝のNHK「あさイチ」のプレミアムトークは 角野栄子さんだった。
角野栄子さんは 1935年生まれの童話作家・絵本作家・エッセイスト。
1935年生まれということは 今年83歳?!
お話しもライフスタイルも 何よりご本人があまりに素敵で
最後まで「あさイチ」を見てしまいました。
「いちご色」が大好きという角野さん。
とってもお洒落で、こんな風に年をとりたいと憧れます。
角野さんの「ラストラン」、読んだのは5年前です。
商品の説明
内容紹介
「残された人生でやっておきたいこと」 74歳のイコさんの場合は、
五歳で死別してしまった岡山にある母の生家まで、バイクツーリングをすることだった。
そこで出会ったのは、不思議な少女で……。
内容(「BOOK」データベースより)
やっちゃおうかな、そうよ、私のラストラン!
74歳のイコさんは、真っ黒なライダースーツに身を包み、
真っ赤なオートバイを走らせる。
目指すは、幼い頃に死に別れてしまった母親の生家がある岡山。
東京から約640kmの快適な旅。古い写真を頼りに、
当時の姿で残っている家をようやく探し出す。
そこで出会ったのは、12歳の姿をした母親の幽霊!?
なぜか気が合った2人の旅が始まる―。
『魔女の宅急便』の著者が贈る自伝的小説!
「みんな一緒に年をとりましょうよ」という老人的発想がキライな主人公。
私なんて「一緒に老ければ怖くない」って思っているし
周囲が健康やその他、同じような悩みを抱えているとホッとする^_^;
角野栄子さんは 物語の主人公のイコさんと同様、
5歳で母親を亡くしている。
83歳の今も好奇心旺盛で、行動力抜群で、ミーハーで(すみません!)
本田選手のサイン入りユニフォームを持っているのよと
自慢されているのが可愛らしかった(*^_^*)
「ラストラン」はファンタジーですが
物語の途中にこんな言葉がありました。
「思い出は昔のことなんだけど、昔だけのものじゃない、
これからの力になるのよ」
うん、なるほど!
この本を読んだ時、私のラストランはいつだろう?
最期に会いたい人は誰だろう、と考えたことを思い出しました。